授業コード 10023200 クラス
科目名 国際観光 単位数 2
担当者 富川 久美子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際観光の実態と政策 International Tourism
授業の概要 国際観光には、自国から外国へ出かけるアウトバウンドと、外国から自国へ訪問するインバウンドがあります。本講義では、まず世界や各国の国際観光の実態を概観します。次に、日本の国際観光、アウトバウンドとインバウンドの実態や問題を見ていきます。そして、コロナ禍の観光の実態も踏まえ、今後の国際観光の行方や日本の国際観光の政策的課題を考えていきます。
【担当者の実務経験内容:国内外での旅行会社、および海外の政府観光局で旅行業に従事】
学習の到達目標 国際観光の実態や問題を理解し、今後の観光の在り方や観光政策の課題を考察できるようにします。
授業計画 第1回 ガイダンス
観光学と国際観光について概観し、今後の授業での取り組みについて説明します
第2回 国際観光の意味と発展史
国際観光の定義や国際観光に関する用語について学び、発展史を概観する
第3回 国際観光の実態
データにみる国際観光の実態を学修する
第4回 各国のアウトバウンドの実態
アウトバウンドを中心に世界の観光データから実態を学ぶ
第5回 アウトバウンドの問題
世界的に問題となっているアウトバウンドの現状や経緯を学ぶ
第6回 アウトバウンド市場と観光政策(オンデマンド)
中国のアウトバウンドの実態と政策について学び、課題を考察する
第7回 オーバーツーリズム
国際観光による負の影響について学び、その対策を考察する
第8回 日本のアウトバウンドの実態
観光データを基に日本の実態について学ぶ
第9回 若者の海外旅行
実態を学び、課題を考察する
第10回 異文化理解
文化観光の発展史を概観し、特に若者の視点から異文化理解を考える
第11回 訪日観光の発展史(オンデマンド)
江戸末期からの歴史を概観し、現状に至る経緯を学修する
第12回 訪日観光の実態
観光データおよび観光白書を基に実態を学修する
第13回 インバウンド市場
訪日観光の重要な市場や国別の観光志向について学修する
第14回 訪日観光の問題
オーバーツーリズムや地域への影響を学修し、課題を考察する
第15回 国際観光政策・総括
日本の政策・施策を概観し、政策の課題を考察する
授業外学習の課題 授業の最後にまとめの課題を提示します。翌週までに復習して授業にのぞんで下さい。
期間内に小テストを数回実施します。そのための課題がある場合は事前に知らせますので、文献を参考にするなどして学習してください。
事前学修(2時間程度):講義の最後に次回の講義のテーマをお知らせします。各自で調べて予備知識を得ておいて下さい。
事後学修(2時間程度):授業の最後にまとめを提示します。授業で配布した資料やレジュメを元に復習をして下さい。
履修上の注意事項 ブレンド型授業を実施します。Google Classroomを併用します。
授業中に課題を出し、解答や考察を書いて提出してもらうことがあります。これは平常点として反映されます。
復習を兼ねて授業期間中に数回小テストを実施します。フィードバックは次の授業もしくはGoogle Classroomで行います。
公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 平常点(20%)、小テスト(40%)、期末試験(40%)で評価します。
テキスト 資料を配布します。
参考文献 授業中に適宜提示します。
主な関連科目 観光学概論、B群特講(理論と実践の観光学)、C群特講(観光政策論)、観光ビジネス
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
オフィスアワーは火曜日4限目ですが、授業中に積極的に聞いてください。配布するカードに記入した場合は次回授業の冒頭で回答します。
メールや研究室訪問でも対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(B1群) FCBS22112 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(B1群) FCBS22112 2023~2023 2・3・4 - -
商学部経営学科(D1群) FCBA24113 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(D1群) FCBA24113 2023~2023 2・3・4 - -