| 授業コード | 10016200 | クラス | |
| 科目名 | 国際経営戦略論 | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 米田 邦彦 | 履修期 | 後期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | 企業の国際経営戦略を学ぶ |
| 授業の概要 | 国際経営論は比較的新しい学問である。ＥＥＣの成立に対応して米国企業の国際化が進んだ1950年代後半ごろから国際経営に関する研究が盛んになりはじめた。 国際経営論は，国境をこえる経営である。国境をこえると，国内の経営とは異なる点がさまざまなところで出てくる。国内の経営では，法律，政治，経済，文化など自国のものだけを考えれば良かったが，国際経営となると国境をこえるだけ異なった法律，政治，経済，文化がある。こうした問題を検討する。 したがって，国境を越えることに伴う様々な問題を扱うため，複雑で含まれる内容が多いように思うであろう。実際，経営学，会計学など商学部の専門科目の全般的なことについてその国際的な問題を扱うことになる。 この科目を履修することによって経営学を幅広く学ぶことが出来る。また，国によって経営が異なることを学ぶことでいろいろな視点から物事を見ることが出来るようになると期待される。 後期の国際経営戦略論では組織、人的資源管理、異文化マネジメント、サービス産業の国際経営、対日直接投資、新興市場の各トピックを学び、事例研究も紹介することでより具体的に理解できるようにする。 |
| 学習の到達目標 | １．一国内での経営と国際経営の違いが説明できるようになる。 ２．国際経営の基本的な用語を説明できるようになる。 ３．講義で学んだことから実際の企業の海外活動を意味づけることができるようになる。 ４．レポート課題をするために上場企業の有価証券報告書や統合報告書などの重要な資料を読みこなすことができるようになる。 |
| 授業計画 | 第１回 | ガイダンスと経営組織構造 ・組織の基本的な概念を説明できるようになる。 |
| 第２回 | トランスナショナル組織 ・国際化が進展し企業組織がどのように変化したのかを説明できるようになる。 |
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| 第３回 | 事例 クロスボーダーM&A、日系ドラッグストアの中国進出 ・国境を越えたM&Aの事例、日系ドラッグストアの中国進出の事例を説明できるようになる。 |
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| 第４回 | 事例 イスラム対応レストラン、Born Global Venture Business（オンデマンド型授業） ・イスラム対応のレストラン、最初から国際化を目指すベンチャービジネスの事例を説明できるようになる。 |
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| 第５回 | 国際人的資源管理 基礎 ・一般的な人的資源管理と国際人的資源管理の違いを説明できるようになる。 |
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| 第６回 | 国際人的資源管理 発展 ・海外派遣者のマネジメント、日本企業における国際人的資源管理の課題を説明できるようになる。 |
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| 第７回 | 異文化マネジメント ・多様性のメリットとデメリット、異文化シナジーについて説明できるようになる。 |
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| 第８回 | サービス化と国際ビジネス 基礎 ・サービス化の意味、サービス化の進展過程、インターネットによるサービス化の影響を説明できるようになる |
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| 第９回 | サービス化と国際ビジネス 発展 ・製造業、第3次産業に属する企業ともサービス化が進展することにより国際競争が激化していることが説明できるようになる。 |
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| 第１０回 | 対日直接投資 ・対日直接投資が戦後どのように進展してきたか説明できるようになる。 |
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| 第１１回 | 対日直接投資の新潮流 ・外資系企業を取り巻く経営環境の変化を説明できるようになる。 |
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| 第１２回 | 新興市場と日本企業 基礎 ・新興国市場の特徴、新興国市場のビジネス制度と進化を説明できるようになる。 |
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| 第１３回 | 新興市場と日本企業 発展 ・日本企業の新興国市場ビジネスの課題を説明できるようになる。 |
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| 第１４回 | 事例研究 ブランド戦略、新興国企業 ・ブランド戦略の事例、新興国企業の成長事例を説明できるようになる。 |
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| 第１５回 | 事例研究 ブラジル企業、全体のまとめ ・新興国企業の事例としてブラジル企業のグローバル化を説明できるようになり、この講義全体を説明できるようになる。 |
| 授業外学習の課題 | 事前学修（２時間程度）：各回の講義内容と関連する部分をテキストで読んでおくこと。 事後学修（２時間程度）：講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べること。 3000字程度のレポートを１回提出する。授業外学習の目安は10時間程度はかかる。 |
| 履修上の注意事項 | 国際経営を学ぶには，経営学がある程度わかっている必要がある。それゆえ3年次以上の履修となるC群の科目となっている。「主な関連科目」にある科目を履修しておくか，自分で経営学の基礎的な文献を読んでおくことが望ましい。 ・ブレンド型授業を実施する。オンデマンド授業も対面での授業もGoogle Classroomに資料をアップする。Google Classroomのクラスコードは、Moodleに記載する。また教学センターのメールや最初の授業で説明する。また最初の授業でも説明する。 ・第4回の授業はオンデマンド型授業で行う。その時の講義のビデオや課題はGoogle Classroomにアップする。 ・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。 ・公認欠席時の資料は後日配布する。 |
| 成績評価の方法・基準 | 試験60％、授業中のミニッツペーパー15% 、レポート25％で評価する。 ただし、毎回の授業課題を5回以上提出していない場合は、成績評価しない。 |
| テキスト | 江夏健一・桑名義晴編著(2018)『理論とケースで学ぶ国際ビジネス 第4版』同文館出版、税込3,300円 |
| 参考文献 | 板垣博・周佐喜和・銭佑錫編著（2023）『トピックスで読み解く国際経営』文眞堂 江夏 健一・土井 一生・菅原 秀幸・高井 透（編）（2008）『グローバル企業の市場創造 (シリーズ国際ビジネス３)』中央経済社 吉原秀樹・板垣博・諸上茂人（編）（2003）『ケースブック国際経営』有斐閣 林倬史・古井仁編(2012)『多国籍企業とグローバルビジネス』税務経理協会 江夏健一・太田正孝・藤井健〔編〕(2008)『国際ビジネス入門 (シリーズ国際ビジネス１)』中央経済社 吉原英樹〔編〕(2002)『国際経営論への招待』有斐閣 その他は、講義の中で適宜紹介する。 |
| 主な関連科目 | 経営学総論、経営管理論、経営組織論、経営戦略論、企業論、人材マネジメント論、経営史、経営情報論、中小企業論、流通論、マーケティング論など |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
１．質問・相談は，基本的に授業課題での記入で受け付ける。 ２．メールでの問い合わせは yoneda＆＆alpha.shudo-u.ac.jpで受け付ける。 （＆＆の部分を@に変更すること。迷惑メール対策で，ネット上で自動的にメールを収集するプログラムの網にかからないようにするためこのようにしている。） 3．毎回の授業課題、レポート、試験に関するフィードバックの方法 ・毎回の授業課題は、次回の授業の最初に講評する。書かれた質問にも次回の授業の最初に回答する。レポートは返却する。試験は採点後、Google Classroomで平均点、講評などを公開する。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 商学部商学科（Ｃ３群） | FCBS33306 | 2018～2022 | 3･4 | - | - | - | - | - |
| 商学部商学科（Ｃ３群） | FCBS33306 | 2023～2023 | 3･4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
| 商学部商学科（Ｃ３群） | 11300 | 2024～2024 | 3･4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
| 商学部経営学科（Ｃ１群） | FCBA33102 | 2018～2022 | 3･4 | - | - | - | - | - |
| 商学部経営学科（Ｃ１群） | FCBA33102 | 2023～2023 | 3･4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
| 商学部経営学科（Ｃ１群） | 12300 | 2024～2024 | 3･4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
| 法学部国際政治学科（Ｃ群） | － | 2015～2016 | 3･4 | - | - | - | - | - |