授業コード | 10012200 | クラス | |
科目名 | マーケティング戦略論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 徐 康勲 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | マーケティング戦略論(Marketing Strategy) |
授業の概要 | 近年、グローバル化、DX、カーボンニュートラルの動き、SDGsの推進、ESG経営、多国籍企業の活躍、消費者需要変化など、企業をめぐるビジネス環境と経営トレンドの急激な変化の中で、いかに効果的なマーケティング戦略を立案し実行するかは、現代企業の存立と係る課題である。軍事戦略から由来した企業のマーケティング戦略は、現代企業活動の中で重要な部分を占めていると言える。この授業を通じて、マーケティング戦略論の理論と実例を勉強し、自らのキャリアパスでどのように活かしていくかを考える思考力を高める。 |
学習の到達目標 | ①マーケティング戦略論の理論や事例について理解し説明することができる。 ②自分が企業家、ミドルマネージャー、マーケティング担当者であれば、どのようにマーケティング戦略を立案し、実行していくかについて理解し議論することができる。 |
授業計画 | 第1回 | (対面方式) - ガイダンス |
第2回 | (対面方式) - マーケティング戦略の概念 ・経済学 VS 商学 VS 経営学 VS マーケティング ・マーケティングとは? ・マーケティング戦略とは? *サイゼリヤの事例 |
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第3回 | (対面方式) - マーケティング戦略の重要性と諸概念 ・マーケティング戦略はなぜ重要か? ・マーケティング戦略における諸概念 *サッポロビールの事例 |
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第4回 | (対面方式) - マーケティング戦略領域の決定Ⅰ ・ミッション ・ドメイン ・マーケティングの視野 *ザ・リッツカールトン大阪の事例 |
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第5回 | (対面方式) - マーケティング戦略領域の決定Ⅱ ・アンゾフ・マトリックス ・多角化戦略 ・ビジネスモデル *ルネサス・エレクトロニクスの事例 |
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第6回 | (オンデマンド方式) - 起業家・企業家・中小企業の戦略 ・起業家活動 ・中小企業の特徴、戦略 ・企業家と消費者の反応 *稲盛社長と前澤社長の事例 |
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第7回 | (対面方式) - 競争分析 ・直接・間接・潜在的競争 ・5フォース分析 *JTB、HafFの事例 |
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第8回 | (対面方式) - 中間テストと解説 |
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第9回 | (対面方式) - レポート課題の案内 - 競争戦略 ・選択と集中型競争戦略 ・併用の競争戦略 ・競争地位による企業戦略 *BYDと中国電気自動車企業の事例 |
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第10回 | (対面方式) - 競争優位 ・競争優位 ・SWOT分析 *コストコの事例 |
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第11回 | (対面方式) - 協力の戦略 ・協力の戦略 ・戦略的提携、エアライン・アライアンス *エアライン・アライアンスの事例(Star Alliance, oneworld) |
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第12回 | (対面方式) - 市場戦略Ⅰ ・市場とは ・STP ・ポジショニング・マップ *ブルースターバーガーの事例 |
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第13回 | (オンデマンド方式) - 市場戦略Ⅱ ・商品ライフサイクル管理 ・採用者カテゴリー ・商品ライフサイクルと採用者カテゴリーを考慮した戦略 *ニンテンドースイッチの事例 |
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第14回 | (対面方式) - 地域企業のマーケティング戦略 ・地域企業、地域企業と地域社会、戦略上地域企業としての強みと限界 ・地域企業の戦略 *神戸の洋菓子産業クラスターの事例 |
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第15回 | (対面方式) - まとめ |
授業外学習の課題 | ・授業の前に配布資料を読んでおく必要があります。 ・授業外学習に要する目安の時間:予習(2時間)、復習・応用(2時間) |
履修上の注意事項 | - 授業について ・ブレンド方式の授業(2回オンデマンド授業を実施、グーグルクラスルームを活用) ・授業は基本的にシラバスに書いてある内容を中心に進めますが、変更の可能性もあります。その際にアナウンスします。 ・第1回授業でルールについて詳しく説明します。なお、第1回授業から出席をカウントします。履修を希望する方は必ず参加してください。履修変更により途中で受講する可能性がある方も第1回授業から出席してください(履修変更により途中で受講することになった学生も第一回授業から出席カウントを同様に適用)。 ・10分を超える遅刻は欠席とします。 ・この授業は座席を指定しています。 ・この授業では毎回学生証を提示する必要があります。 ・出席は毎回学生証を提示した方に出席カードを手渡し、授業中のクイズに対して回答し、出席カードを回収する形で行います。 ・5回以上の欠席は評価対象外とします(公認欠席を含め実質5回授業に出なかった場合、評価対象外にする)。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 ・公認欠席認定の流れ 学生は教学センターへ公認欠席届を提出し、教学センターが申請書、必要書類を確認して公認欠席と認めたものについて、教員に連絡する。 ・この授業では公認欠席の場合でも代替課題を必ず提出する必要があります。 ・公認欠席など出欠に関する措置については授業ガイダンスのときに詳しく説明します。 - その他 ・授業への積極的な参加と質問を歓迎します。 ・学生対教員、教員対学生のマナーを互いに守りましょう。 ・特にメールのやり取り等、非対面的コミュニケーションにおけるマナーに気を付けましょう。 ・一部の授業と内容・資料の重複がありますが、単なる重複ではなく重要内容の復習・深化です。 |
成績評価の方法・基準 | ・知識習得・学習態度・ルールの順守程度などを考慮した多方面評価 ・中間テスト(40%)、レポート(40%)、出席カード回答(20%)、態度点数(加減式)、出席(出席回数によりもらえるスコアに上限がある) |
テキスト | ・指定テキストはありません。講義資料を提供します。 |
参考文献 | ・参考文献を授業中に紹介します。 |
主な関連科目 | 商学概論、マーケテイング論、マーケティング・マネジメントⅠ・Ⅱ、国際経営戦略論、経営戦略論Ⅰ・Ⅱ、ブランド戦略 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・メールによる質問に対応する。 ・メール: gseo[at]alpha.shudo-u.ac.jp ・メールを送る際に、件名、科目名、学籍番号、名前をもう一度確かめた上送ってください。 ・訪問による相談も可能ですが、事前にメールにてアポイントメントを取ってください。 ・オフィスアワー(木曜日2時限)で対応する。 ・授業終了後に質問に応じる。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(B1群) | FCBS22103 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(B1群) | FCBS22103 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学部経営学科(B3群) | FCBA22302 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(B3群) | FCBA22302 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |