授業コード 10008600 クラス
科目名 地域産業論 単位数 2
担当者 川瀬 正樹 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 生産と輸送の視点からみた地域産業 Regional industry in terms of roduction and transportation
授業の概要 地域産業を、主として生産と輸送の視点からとらえて講義します。経済立地論などの理論的基礎を教授するほか、電気機械工業、自動車産業、伝統工芸等について、研究事例を上げながら説明します。さらに,流通システム,、地方公共交通、地域の産業を観光資源として生かした観光についても講義します。
学習の到達目標 経済地理学の基礎を身につけ、説明できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス
授業の概要と評価方法等についての説明を聞く。
第2回 経済立地論の基礎(1)(チューネン圏,ウェーバーの工業立地論(輸送費指向論(1)))
チューネンの農業立地論とウェーバーの工業立地論の一部を理解する。
第3回 経済立地論の基礎(2)(ウェーバーの工業立地論(輸送費指向論(2),労働費指向論・工業集積論)
ウェーバーの工業立地論について理解する。
第4回 経済立地論の基礎(3)(ウェーバー以後の工業立地論,現代日本の工業立地の実際)
工業立地論を現代に当てはめて理解する。
第5回 日本の地域産業政策
日本が戦後取ってきた地域産業政策について理解する。
第6回 機械工業集積地域の工業連関
工業連関の考え方について理解する。
第7回 地域とアジアが支える地域産業
電気機械産業の海外進出や、生産現場に実態について理解する。
第8回 自動車産業の再編合理化
自動車産業の地方進出について理解する。
第9回 伝統的工芸品の産地形成と変容(熊野筆の事例)
広島県の伝統的工芸品である熊野筆の歴史と生産の現状について理解する。
第10回 貿易と物流(海から陸へ)
広島県内の貿易港の特徴と、海運から陸運への流れについて理解する。
第11回 チェーン店舗の配送システム
ホームセンターやコンビニ、スーパーなどの配送システムの違いについて理解する。
第12回 地方公共交通の現状と課題
地方の公共交通の抱える課題について理解する。
第13回 地域産業と観光振興
産業観光とは何かについて理解する。
第14回 産業観光の実際
日本やイギリスにおける産業観光の事例を知る。
第15回 スウェーデンの産業観光
スウェーデンにおける産業観光の事例を知る。
授業外学習の課題 事前学習(2時間程度):授業の事前に配布する資料を見て予習し、用語等を調べておくこと。
事後学習(2時間程度):講義の復習をするとともに、講義中の関心を持ったことについて自分で調べること。
履修上の注意事項 授業はパワーポイントで進めていきます。それを見て,配布資料にある空欄を埋めながら授業を聞いてください。
公認欠席時の資料は後日配付します。
成績評価の方法・基準 定期試験100%で評価します。
テキスト 特に使用しません。授業前に資料を配付します。
参考文献 富田和暁『地域と産業 新版-経済地理学の基礎-』(原書房)
友澤和夫『工業空間の形成と構造』(大明堂)
山川充夫・柳井雅也編著『企業空間とネットワーク』(大明堂)
主な関連科目 都市経済論、GISと地理空間情報、地理情報システム論I・II、流通論、国際貿易論、中小企業論、交通概論、地理学、教養講義(生活の中の地理学)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
オフィスアワーは水曜2限。
個別相談に応じるので,必要に応じて連絡を取って下さい(内線3417,kawase@shudo-u.ac.jp)。
試験についてのフィードバックは,オフィスアワーやメールで個別に対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(B1群) FCBS22109 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(B1群) FCBS22109 2023~2023 2・3・4 -
商学部商学科(B1群) 11200 2024~2024 2・3・4 -
商学部経営学科(D1群) FCBA24110 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(D1群) FCBA24110 2023~2023 2・3・4 -
商学部経営学科(D1群) 12200 2024~2024 2・3・4 -