授業コード 10008100 単位数 2
科目名 日本経済史 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 坂根 嘉弘 配当年次 *下表参考

授業の題目 日本経済史  Economic History of Japan
学修の概要 昭和期(昭和初期から高度経済成長期)の日本経済の歩みを学びます。昭和期の日本経済は、金融恐慌、昭和恐慌に始まり、日中戦争・太平洋戦争、敗戦・戦後改革、経済復興、高度経済成長とまさしく激動の時代でした。今日の日本経済の大きな枠組みが形作られた時期でもあります。現代経済の源流やその仕組みを考える意味でも重要な時期です。
別途、経営史を開講していますので、経営・商業・流通分野や金融分野に関するところは除くか軽く触れる程度にとどめています。
特定のテキストは指定しません。毎回、講義レジメを配ります。
毎回、その日の授業内容についての小テストを実施します。
事前学修を2時間程度、事後学修を2時間程度実行してください。
学修の到達目標 昭和期(昭和初期から高度経済成長期・安定成長期)の日本経済の歩みが理解できるようになり、説明できるようになります。
授業計画 第1回 昭和の幕開け
明治期・大正期についての日本経済の概要について基礎的な知識を得る
第2回 昭和恐慌と失業・農村疲弊(井上財政)
昭和恐慌の状況とそれに対する対策について基礎的な知識を得る
第3回 高橋財政による恐慌脱出
高橋財政の政策内容とそれによる恐慌脱出について基礎的な知識を得る
第4回 財閥の形成と財閥の「転向」
財閥の運営のやり方とその変容について基礎的な知識を得る
第5回 戦争と経済統制の進展
戦時経済統制の進展について基礎的な知識を得る
第6回 太平洋戦争期の食糧と国民生活
食糧不足など太平洋戦争期の国民生活について基礎的な知識を得る
第7回 敗戦とアメリカの占領政策
初期対日占領政策と戦後経済改革について基礎的な知識を得る
第8回 地主制の成立と農地改革
地主の基本的な構造と農地改革によるその解体について基礎的な知識を得る
第9回 財閥解体と労働改革
財閥解体と労働改革について基礎的な知識を得る
第10回 戦後インフレと経済復興
戦後のインフレとその対策、そのなかでの経済復興について基礎的な知識を得る
第11回 ドッジライン
ドッジラインの政策とそれによる不況について基礎的な知識を得る
第12回 高度経済成長による国民生活の変貌
高度経済成長の過程とそれによる国民生活の変貌について基礎的な知識を得る
第13回 技術革新と「民族大移動」
高度経済成長による農村からの労働力移動と技術革新について基礎的な知識を得る
第14回 高度経済成長の光と影
高度経済成長による寿命の延びと公害問題について基礎的な知識を得る
第15回 高度経済成長の終焉(低成長時代へ)
1970年代前半における高度経済成長の終焉について基礎的な知識を得る
授業外学習の課題 講義には、講義用のレジメを配布します。その講義レジメを中心に、授業前に2時間程度の事前学修を、授業後に2時間程度の事後学修をして下さい。
事前学修では、事前にGoogle Classroomにアップする講義レジメをテキストに、各自でできる限り予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておいてください。
事後学修では、講義レジメを復習し、分からない事柄などを各自で調べ、解決しない場合には、次回の授業で質問してください。
履修上の注意事項 1、対面授業を実施します。特別な場合を除き、オンデマンドによる講義は行いません。
2、毎回、その回の授業内容について、小テストを実施します。小テストの解答にあたっては、配布した講義レジメの参照は可能です。小テストは成績評価の対象です。
3、出欠確認はICカードリーダーで行います。学生証の再交付期間中の場合は申し出てください。
4、講義レジメと小テスト解答例はGoogle Classroomにアップします。欠席などでレジメが受け取れない場合はGoogle Classroomから入手してください。欠席で講義レジメが受け取れない場合もすべてGoogle Classroomから入手してください。次回講義で残部を渡すことはありません。
5、公認欠席は欠席として扱いますが、公認欠席による不利な扱いはしません。公認欠席時の講義レジメは、Google Classroomから入手してください。
公認欠席時の小テストの代替措置は行いませんが、公認欠席時の小テストの成績については不利な扱いはしません。小テストの内容・解答例はGoogle Classroomで確認してください。
6、Google Classroomのクラスコードは、別途連絡します。
7、Google Classroomにアクセスできないと、欠席時の講義レジメの入手や小テスト解答例の入手ができません。必ずgoogle classroomにアクセスできるようにしてください。
成績評価の方法・基準 【定期試験】有
①小テスト(30%)、②定期試験(70%)で評価します。ただし、予期せぬ事態が生じた場合は、上記の割合が変更する場合があります。
テキスト 特に、指定しません。毎回、講義レジメを配信します。
参考文献 必要に応じてその都度指示します。
主な関連科目 日本史、教養講義(日本近代史)、経営史
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問や相談は、メールで受け付けます。質問のうち、他の学生にも参考になる内容については、次の講義の時に学生にフィードバックします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(B1群) FCBS22118 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(B1群) FCBS22118 2023~2023 2・3・4 - - -
商学部商学科(B1群) 11200 2024~2024 2・3・4 - - -
商学部経営学科(D1群) FCBA24123 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(D1群) FCBA24123 2023~2023 2・3・4 - - -
商学部経営学科(D1群) 12200 2024~2024 2・3・4 - - -