授業コード | 05100413 | 単位数 | 2 |
科目名 | 初年次セミナー | クラス | 13 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 高濱 節子 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 商学部での学びに必要な経済の知識と思考様式の習得 Freshperson Seminar |
学修の概要 | この講義は,前期配当科目の修大基礎講座で学んだことを生かし,商学部で学ぶ学問の基本を学びます.その方法として,2年生以降で学ぶゼミナール形式を採用します.つまり,学生の皆さんが報告やコメントを行いながら議論を行うやり方です.他人の意見に耳を傾け,自分の考えを述べることを通じてより理解を深めていきます.最後に,学んだことをレポートにまとめます.以上のほかに,国際交流と異文化理解,2年次後期からの専門演習についての説明の授業もあります。 |
学修の到達目標 | 商学部で必要となる次の基本的な4つの力を身に付ける: ①グループでの協働的な活動ができる。(協働性) ②レジュメを作成することができる。(まとめる力) ③作成したレジュメにもとづいて報告することができる。(プレゼンテーション能力) ④自身でテーマを設定し,レポートにまとめることができる。(課題発見解決力) |
授業計画 | 第1回 | 国際交流と異文化理解(学科全体) ガイダンス(個別クラスごと): 担当教員の自己紹介,初年次セミナーの概要説明を行う. ・授業の概要及び授業の進め方を説明できるようになる. |
第2回 | 図書館ガイダンス ・探したいテーマについて適切な文献の検索・入手ができるようになる. |
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第3回 | マナー講座①(世良・高濱クラス) ・社会人としての基本的なマナーに理解を深め,実践できるようになる. |
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第4回 | テキスト輪読① テキストの第1章と第2章を用い,報告と討論を行う. ・資源の希少性,需要と供給による価格の動き,資源の配分などについて,学習する. ・効用の最大化と機会費用の考え方について学習する. ・報告者が提示した疑問・論点に対して,複数の考え方や解決案等が出るグループ討論を行うことができるようになる. |
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第5回 | テキスト輪読② テキストの第3章と第4章を用い,報告と討論を行う. ・市場でのものの値段が決まる仕組みについて学習する. ・値段がついていないもの・ないものについて学習する. ・報告者が提示した疑問・論点に対して,複数の考え方や解決案等が出るグループ討論を行うことができるようになる. |
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第6回 | テキスト輪読③ テキストの第5章と第6章を用い,報告と討論を行う. ・裁定取引と貨幣とは何かについて学習する. ・報告者が提示した疑問・論点に対して,複数の考え方や解決案等が出るグループ討論を行うことができるようになる. |
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第7回 | テキスト輪読④ テキストの第7章,第8章,第9章を用い,自身の考えを表明する.(オンデマンド, Google Classroom使用) ・所得と財政,企業と起業,比較優位について学習する. ・報告者が提示した疑問・論点に対して,複数の考え方や解決案等を示すことができるようになる. |
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第8回 | マナー講座②(世良・高濱クラス) ・社会人としての基本的なマナーについてさらに理解を深め,実践できるようになる. |
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第9回 | テキスト輪読⑤ テキストの第10章,第11章,第12章を用い,報告と討論を行う. ・資源配分・資源分配,為替レート,経済成長について学習する. ・報告者が提示した疑問・論点に対して,複数の考え方や解決案等が出るグループ討論を行うことができるようになる. |
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第10回 | レポートの書き方の講義とレポートテーマの検討 ・個人研究であるレポート作成についてのスケジュールを説明する. ・配付資料をもとに,レポートの書き方について学習する. ・グループメンバーと意見交換しながら,自分にとって興味あるレポートテーマ調査を行うことができるようになる. |
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第11回 | レポートテーマの発表会と担当教員の指導 ・レポートテーマと問題意識,調査対象や調査方法を口頭発表する. ・他の人のテーマ,問題意識,調査方法等について助言をできる,自分のテーマの参考にできるようになる. |
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第12回 | レポートの作成と添削 ・レポートテーマと問題意識,目次構成,序論「問題意識とレポートの目的」の草稿を提出する. ・調査活動,レポート執筆活動を進める. ・「問題意識とレポートの目的」に沿って,調査活動,執筆活動をすることができるようになる. |
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第13回 | レポート提出と振り返り ・引き続き当日中に,レポートを提出できるように執筆を進める. ・最後に,初年次セミナーの振り返りを行う. ・レポートを完成できたことで,他の授業等で求められるレポート作成のための基礎力を身につけることができる. |
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第14回 | 専門演習説明会(第1回) ・2年次後期からの専門演習について各担当者から説明を受け、理解を深める |
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第15回 | 専門演習説明会(第2回) ・2年次後期からの専門演習について各担当者から説明を受け、理解を深める |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度): ・指定テキストを使用しながら行われるゼミナール形式の授業分については,授業前に該当するテキスト部分の熟読が必要になります. ・報告者はレジュメを作成し,期限までにGCに提出するとともに,グループメンバに配布するレジュメを印刷しておくこと. 事後学修(2時間程度): ・授業で分からなかったことや用語を図書館で調べておく.また,充分な時間をかけて,テキストの復習をしておくこと. |
履修上の注意事項 | ゼミナール形式の授業であるため,無断欠席は厳禁です. 授業内および授業外での宿題やワークが重視されます. 異文化理解とゼミナール・コース紹介は学科全体で行います. マナー講座は,2クラスで行います. したがって,この2つについては教室変更がありますので,注意が必要です. *公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです. ・公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮します. |
成績評価の方法・基準 | 受講態度および課題提出(20%),授業への取り組み姿勢(40%),最終レポート(40%)によって総合的に判断します. |
テキスト | 新井 明他編著(2005)『経済の考え方がわかる本』岩波ジュニア新書 |
参考文献 | 必要に応じて紹介します. |
主な関連科目 | 修大基礎講座 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
①先生に質問する前に,グループでの解決を目指しましょう. ②①でも解決が無理だった場合には,まず授業中に、先生に直接質問しましょう.もし難しければ,授業終了後に質問しましょう.不明な点を次週に持ち越さないようにしましょう. ③②での機会を逃した場合には,思い切って先生の研究室を訪ねましょう.その際には,事前予約を取ることを忘れないようにしてください. ④また先生に,メールで質問することも可能です. ⑤オフィス・アワーを利用するやり方もあります.その際にも事前予約を取ると,よりスムーズに質問時間が確保されることになるでしょう. |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(修道スタンダード科目) | - | 2016~2016 | 1 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(修道スタンダード科目) | WSSF10201 | 2017~2022 | 1 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(修道スタンダード科目) | WSSF10201 | 2023~2023 | 1 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
商学部経営学科(修道スタンダード科目) | - | 2016~2016 | 1 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(修道スタンダード科目) | WSSF10201 | 2017~2022 | 1 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(修道スタンダード科目) | WSSF10201 | 2023~2023 | 1 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |