授業コード | 02120673 | 単位数 | 2 |
科目名 | 英語読解Ⅱ | クラス | 73 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 河内 紀彦 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 英語を正確に早く読み取る(2) 発展 Intermediate Faster Reading |
学修の概要 | 前期の「英語読解Ⅰ」「英語読解研究I」に引き続き、英語読解研究を行います グローバル化がすすみ、日本人が外国の人びとと国際情勢や歴史文化について意見を交わす機会が増えている今日、歴史に関わる事項が、英語でどのように表現されるのかを知っておくことは大変意義深いことです。この授業では、難易度のやや高い教科書『英文詳説日本史』を正確に読んでいきます。受講者一人ひとりがよく予習して授業に臨むことが求められます。 授業では、毎回2名程度の発表者を決め、英文の内容や語彙、文法・構文など読解のポイント、背景知識について発表した後、受講者全員で質問や意見を共有し、ディスカッションを行って理解を深めます。自ら調べ、考え、発表する態度が必要です。高校程度の日本史の知識があれば役に立つでしょうが、履修に当たっての必須条件とはしません。(義務教育程度の知識は前提とします。) また、発音やリズム、イントネーションに注意して、聞き手に分かりやい読み(音読)ができるようになることも、この授業の重要な目標です。受講者一人ひとりに音読してもらった後、他の受講者や教員から良かった点や改善できる点を指摘して、より伝わりやすい音読を目指します。詩の朗読・暗唱にもチャレンジします。 「英語を学ぶ」だけでなく「英語で学ぶ」ことの知的喜びを共有できる授業になればと考えています。 |
学修の到達目標 | 語彙を増やし、文法の理解を深めながら英文を理解します。文章の流れを掴みながら、できるだけ短時間で内容を読み取る力を身につけます。国際標準でupper-intermediateレベルの英語力に到達することを目標とします。 ※理解度や予習・復習の度合いを確認するために、毎回テストを実施します。(受講者が少ない場合は、2-3週に一度とする可能性もあります。) |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション、受講者の自己紹介(一人ずつ英語で)、名簿作成、授業の概要と方法の説明 次回までの課題提示 ※正当な理由なく第1回授業を連絡なく欠席し、ガイダンスを受けなかった場合、授業中の活動に支障が出るため、その後の受講をお断りする可能性があります。正当な理由があり欠席せざるを得ない場合、教学センターでメールアドレスを尋ねて連絡してください。 ※名簿作成のため、学生証を持参・提示すること。2回目以降も出席確認は学生証の提示によりなされるため、毎回持参・提示すること。 ※第1回授業で教員のメールアドレスをお伝えします。メールで連絡することがあるので常に確認してください。また、学期途中でリタイアする(受講をやめる)場合も必ずメール連絡が必要です。 |
第2回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト1 担当決め 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 ※正当な理由なく第2回授業を連絡なく欠席し、担当決めに参加しなかった場合、授業中の活動に支障が出るため、その後の受講をお断りする可能性があります。正当な理由があり欠席せざるを得ない場合、メールで連絡してください。(メールアドレスは第1回授業時にお伝えいたします。) |
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第3回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト2 4 中世社会の成立 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 |
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第4回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト3 5 武家社会の成長 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 |
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第5回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト4 前期の復習(1) 古代ギリシア・ローマ 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 (第5回または第6回=オンデマンドの予定) |
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第6回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト5 前期の復習(1) 中世ヨーロッパ 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 (第5回または第6回=オンデマンドの予定) |
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第7回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト6 6 幕藩体制の成立 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 |
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第8回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト7 7 幕藩体制の展開 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 |
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第9回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト8 8 幕藩体制の動揺 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 |
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第10回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト9 9 近代国家の成立 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 |
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第11回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト10 前期の復習(3) 唐宋変革 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 (11月29日=オンデマンドの予定) |
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第12回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト11 10 二つの世界大戦とアジア 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 |
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第13回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト12 11 占領下の日本 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 次回までの課題提示 |
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第14回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト13 12 高度経済成長の時代 13 激動する世界と日本 発表者による発表、語彙・読解のポイント学習 質問・意見の共有、ディスカッション 総括課題 次回までの課題提示 |
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第15回 | 前回の課題確認・提出・発表、テスト14 ここまでの復習・質問への回答 語彙・読解のポイント復習 自己評価シート記入 期末試験の準備(自習と質問) |
授業外学習の課題 | 予習・復習に加え、毎回課題が課され、綿密に準備することが求められます。また、数回の発表やライティング課題等、授業外で3-4時間程度の十分な学習が必要となります。 理解度や予習・復習の度合いを確認するために、毎回テストを実施します。 |
履修上の注意事項 | ・できればスマートフォンではなく、紙の辞書または電子辞書を持参してください。 ・英語が大好きな人や本気でしっかりと英語の力を伸ばしたい人を歓迎します。 ・毎回2名程度、発表担当者を指定します。履修者数にもよりますが、2-3回に一度は発表担当になることを了解しておいてください。 ・発表者は、事前にワードで資料を作成し、メールに添付して教員と他の受講者に送る必要があります。また、資料を印刷して授業時に配布する必要があります。 ・授業はできるだけ英語で進め、履修者にも英語を使用することを求めます。 ・上にも書きましたが、授業外で十分な学習を確保する必要があります。 ・授業中、学生証を机上に提示することを求めます。 ・ブレンド授業を実施し、Google Classroomを使用する予定です。オンデマンドについては、第5回または第6回および第11回(11月29日)のうち2回を予定していますが、受講者と相談の上、変更の可能性もあります。特に要望・指示がなければ上記のままとします。 ・休講・補講・追加講義を行う必要が生じた場合は、速やかに連絡させていただきます。ただし、急な場合は教学センターからのお知らせとなる場合があります。教学センターからのメールや教学システムでのお知らせに注意しておいてください。 ・補講を行う必要が生じた場合の補講日は、9月28日(土)および11月23日(土・祝日)または受講者の都合を確認した上で平日の5限を考えています。(必要性が生じない場合は行いません。) ・初回に英語で自己紹介を行っていただく予定です。 ・リーディング中心の授業ですが、他の技能(スピーキング・リスニング・ライティング)も授業内容に含まれることに注意してください。 ・ペアワーク、グループワーク、教室全体での活動などに、積極的に参加することが求められます。受動的な座学ではなく、積極的な発言・発表など能動的・自発的な授業参加が必要なコースです。 ・オンライン授業の回はオンデマンドで行う予定ですが、同時双方向型の実施を希望する場合はその必要性や教育効果、受講環境などに関する事前確認を行ったうえで教学センターの許可を得て実施することとします。 ・欠席については、当日の急病や突発的な事情以外は、できるだけ前日までに連絡してください。また、事前に分かっている場合はできるだけ早く連絡してください。 ・履修者が20名を超える場合、より厳格に成績評価が行われます。 ・予復習の綿密さや理解度を測るため、毎回テストを実施します。 ・第14回授業日に総括課題を実施します。 ・スマホの使用は、用途を告げて教員の許可を得たうえで、提示して行うこととします。板書などを許可なく写真に撮る行為を禁止します。 |
成績評価の方法・基準 | 毎回の課題(遂行・提出の有無と完成度)、予習・復習の綿密さ、随時実施の小テスト、授業中の発表・発言、授業への貢献度、作文課題(数回) 割合は、平常点(受講態度・授業内課題)30点、発表・発言や授業への貢献度30点、小テストや作文課題40点を目安に加点・減点することを目安とします。 ※毎回のテストおよび授業への取り組みを最も重視します。 ※学期を通じて小テストで 60%以上得点することを日常評価点を差し上げる最低条件とします。 <公認欠席について> ●公認欠席については、単位認定や成績評価に影響しないよう配慮します。 ●小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、代替措置で対応します。 |
テキスト | 佐藤信、五味文彦、高埜利彦=編、近藤成一=翻訳監修、亀井ダイチ利永子、亀井ダイチ アンドリュー=翻訳 『英文詳説日本史』 山川出版社 ISBN:978-4-634-59116-5 定価 3,300円 (税込) ※この他に、授業中に教室のパソコンで取り組んだ課題ファイルを持ち帰るために、USBメモリースティック等が必要。(ファイルをオンラインで保存する方法に習熟している場合はそれでも構いません。保存方法などは説明しないので習熟しておくこと) |
参考文献 | 授業中に紹介します。 |
主な関連科目 | 英語読解研究Ⅰ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は授業中および授業終了後、相談は授業終了時に受付けます。 授業以外の時間に質問・相談などがある場合もできる限り対応しますので、授業時に伝えてください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
商学部経営学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
人文学部人間関係学科心理学専攻(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
人文学部英語英文学科(国際理解科目) | - | 2024~2024 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部社会学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
法学部法律学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
法学部国際政治学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
健康科学部心理学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
健康科学部健康栄養学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |