授業コード | 02106672 | 単位数 | 2 |
科目名 | 資格英語Ⅳ | クラス | 72 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 河内 紀彦 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 国連英検・英検・TOEIC対策(高度な演習) Preparation for UNATE, STEP Eiken, and TOEIC |
学修の概要 | 「資格英語Ⅳ(72クラス)」では、国際連合公用語英語検定試験、実用英語技能検定、Test of English for International Communication Listening & Reading Test のうち、いずれかまたは複数の試験の受験に向けて準備をしている学生を対象として試験対策を行いながら、国際社会で求められる実践的な英語力の養成を目指します。内容的には「資格英語Ⅲ(71クラス)」の続きとなり、資格試験に向けてある程度学習が進んでいる学生を対象とします。 具体的な授業内の活動としては以下を予定しています。 ・英語コミュニケーション能力を向上させる課題に取り組みます。 ・雑誌や新聞記事、ニュースで実際に用いられている英語の読解・聴解のトレーニングを行います。 ・英検準1級レベル以上の高度な演習を行います。 ・国連英検についてはB級レベルの高度な演習を行います。 ・TOEICについては、ヴォキャブラリーとリーディングの演習を行い、特に上級者でも苦手とする Part 7 後半のダブルパッセージ、トリプルパッセージを中心に行います。 ・問題演習後に答えを確認する際は、正解であれ不正解であれ、どのようなプロセスでその答えに行き着いたのか、各受講者は説明することが求められます。その際、「なんとなく」とか「勘」とかいった答えは認められません。(授業時間を使って演習する意味がありません。) ・語彙力養成をとりわけ重視します。隔週で、200語以上の単熟語を範囲として指定し、小テストを行います。小テストの一部は、口頭で行われるため、発音力およびリスニング力も要求されます。 前期からの主な変更点は以下の通りです。(1) 前期は毎週100語を対象に語彙テストを行いましたが、後期はほぼ隔週で200語+αとします。 (2) 単語集『会話で覚える TOEIC® L&Rテスト 上級英単語1500』 を使用し、さらに難易度の高い語彙を習得します。履修に当たっては、前期に扱った『会話で覚える TOEIC® L&Rテスト 必修英単語1500』が8割方身についていることが前提となります。 (3) 国連英検や英検、TOEICのライティング試験も見据え、毎回授業内でライティングを意識した課題に取り組むとともに、授業外で毎週ライティング課題に取り組み、専用のプラットフォームから提出していただきます。(4) TOEIC® L&Rテストについては、上級者も苦手とするダブルパッセージ・トリプルパッセージをターゲットとします。前期に「資格英語Ⅲ(71クラス)」を履修していない場合、他の授業や問題集などで、シングルパッセージの読み方が身についていることを前提とします。 ※この授業は、レベル3・4の学生のみ履修可能です。 |
学修の到達目標 | 資格の取得・スコアアップを目指すとともに国際社会で求められる実践的な英語を運用することができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション、受講者の自己紹介(一人ずつ英語で)、名簿作成、授業の概要と方法の説明、資格で問われる英語力とは 次回までの課題提示 ※正当な理由なく第1回授業を連絡なく欠席し、ガイダンスを受けなかった場合、授業中の活動に支障が出るため、その後の受講をお断りする可能性があります。正当な理由があり欠席せざるを得ない場合、教学センターでメールアドレスを尋ねて連絡してください。 ※名簿作成のため、学生証を持参・提示すること。2回目以降も出席確認は学生証の提示によりなされるため、毎回持参・提示すること。 ※第1回授業で教員のメールアドレスをお伝えします。メールで連絡することがあるので常に確認してください。また、学期途中でリタイアする(受講をやめる)場合も必ずメール連絡が必要です。 |
第2回 | 前回の課題提出・発表、TOEIC単語テスト 国連英検知識知識問題、例題研究、リーディング、リスニング、スピーキング 英検語彙問題(準1級レベル、動詞中心) 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習 |
|
第3回 | 前回の課題提出・発表 国連英検知識問題、例題研究、リーディング、リスニング、ライティング 英検語彙問題(準1級レベル、名詞中心) 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習 |
|
第4回 | 前回の課題提出・発表、TOEIC単語テスト 国連英検語彙・イディオム問題、例題研究、リーディング、リスニング 英検語彙問題(準1級レベル、形容詞中心) 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習(第4回または第5回=オンデマンドの予定) |
|
第5回 | 前回の課題提出・発表 国連英検語彙・イディオム問題、例題研究、リーディング、リスニング 英検イディオム問題(準1級レベル、句動詞中心) 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習(第4回または第5回=オンデマンドの予定) |
|
第6回 | 前回の課題提出・発表 国連英検語彙・イディオム問題、例題研究、リーディング、リスニング 英検リーディング問題(準1級レベル) 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習 |
|
第7回 | 前回の課題提出・発表、TOEIC単語テスト 国連英検リスニング問題、例題研究、リーディング、リスニング TOEIC Part 1 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習 |
|
第8回 | 前回の課題提出・発表 国連英検リスニング問題、例題研究、リーディング、リスニング 英検リーディング問題(準1級レベル) TOEIC Part 4: トーク 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習 |
|
第9回 | 前回の課題提出・発表、TOEIC単語テスト 国連英検リスニング問題、例題研究、リーディング、リスニング TOEIC Part 2: 応答問題 Yes/No疑問文 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習 |
|
第10回 | 前回の課題提出・発表 国連英検リーディング問題、例題研究、リーディング、リスニング TOEIC Part 2: 応答問題 疑問詞疑問文 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習(第10回=オンデマンド) |
|
第11回 | 前回の課題提出・発表 国連英検リーディング問題、例題研究、リーディング、リスニング TOEIC Part 2: 応答問題 否定疑問文・付加疑問文 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習 |
|
第12回 | 前回の課題提出・発表、TOEIC単語テスト 国連英検・英検面接、例題研究、リーディング、リスニング TOEIC Part 2: 応答問題 選択疑問文・勧誘・事実 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習 |
|
第13回 | 前回の課題提出・発表 国連英検・英検面接、例題研究、リーディング、リスニング 英検リーディング問題(準1級レベル) TOEIC Part 3: 会話 次回までの課題提示、個別のニーズに応じた相談・学習 |
|
第14回 | TOEIC単語テスト、「まとめテスト」と復習および「特別総括課題」 | |
第15回 | 復習と総括課題 自己評価シート記入 期末試験の準備(自習と質問) |
授業外学習の課題 | 予習・復習に加え、毎回課題が課され、綿密に準備することが求められます。課題の内容としては、英文の暗唱、単語・熟語の暗記、英文の読解・要約、ライティング、発表などを予定しています。数回の発表やライティング課題等、授業外で3-4時間程度の十分な学習が必要となります。以上は、本授業についていくために必要な学習時間であり、資格取得やスコアアップを本気で目指す場合は、当然さらなる学習(時間)が求められます。 |
履修上の注意事項 | ・授業はできるだけ英語で進め、履修者にも英語を使用することを求めます。 ・単位取得のためには、学期末に学内で行われるTOEIC(昨年度は1月の第一土曜日に実施)を受けることが望ましい。自費で受ける英検・国連英検・TOEICなども含め、結果を報告した場合は成績に考慮する可能性があります。 ・国際連合・国際情勢・時事問題に関する予備知識があることが望ましい。活動や授業内外のライティング課題ではそれを英語で積極的に表現することを期待します。 ・授業の教材以外にも、たくさん英語を聞き、話し、読み、書くことを勧めます。特に聞くことを重視し、ラジオ・テレビ・インターネットで大量の英語を聞きましょう。 ・授業中、学生証を机上に常に提示することを求めます。 ・ブレンド授業を実施し、Google Classroomを使用する予定です。オンデマンドについては、第4回または第5回および第10回の2回を予定していますが、受講者の要望があれば、協議の上最終決定します。(特に要望・指示がなければ上記のまま) ・休講・補講・追加講義の必要が生じた場合は、速やかに連絡させていただきますが、急な場合は教学センターからのお知らせとなります。メールや教学システムでのお知らせに注意してください。 ・補講を行う必要が生じた場合の補講日は、、9月28日(土)または受講者全員が授業のないことを確認し教学センターの許可を得たうえで平日の5限を考えています。(必要性が生じない場合は行いません。) ・資格英語研究ですが、発音練習・音読練習・ペアやグループでの会話練習なども行う予定です。 ・英検の第二回検定を受ける受講者は、面接の練習をしたいので必ず伝えてください。 ・問題演習後に答えを確認する際は、正解であれ不正解であれ、どのようなプロセスでその答えに行き着いたのか説明することを求めます。「なんとなく」とか「勘」とかいった答えは認められません。 ・英検やTOEICの出題形式や問題構成、TOEICの品詞問題など、基本的な事項は扱いません。また、英検2級レベルの事項はおおむね身についていることを前提に授業を進行します。 ・ほぼ隔週で、難単語の小テストを実施します。毎回のテスト範囲は200語以上となるので、語彙学習を習慣化することが求められます。小テストの日程は、上記授業計画から変更の可能性がある場合、授業での指示を優先します。 ・2025年1月14日(第14回授業日)に「まとめテスト」および「特別総括課題」を実施します。成人の日の翌日なので、特に2年生は注意してください。 【公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件、または期末試験の受験要件には影響しないように配慮します。(この一文は自動挿入されています。)】 【レベル3・4の学生が履修可能です】 |
成績評価の方法・基準 | 毎回の課題(遂行・提出の有無と完成度)、予習・復習の綿密さ、随時実施の小テスト、授業中の発表・発言、授業への貢献度、作文課題(数回) 割合は、平常点(受講態度・授業内課題)30点、発表・発言や授業への貢献度30点、小テストや作文課題40点を目安に加点・減点することを目安とします。 ※毎回の小テストや授業への取り組みを重視します。 ※学期を通じて小テストで 60%以上得点すること、中間テストとまとめテストの両方で60%以上得点することを単位取得の最低条件とします。 <公認欠席について> 公認欠席については、単位認定や成績評価に影響しないよう配慮します。 小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、代替措置で対応します。 |
テキスト | 浦部 尚志 著『Strategic Writing Practice with the TOEIC® L&R Test Topics TOEIC® 頻出トピックで学ぶライティング』音羽書房鶴見書店 ISBN 978-4-7553-0059-2 C1082 Dr.フィリップ・タビナー (監修), AmEnglish.com (編集)『会話で覚える TOEIC® L&Rテスト 上級英単語1500』ナガセ ISBN 9784890859030 その他、プリント教材を授業中に配布します。 前期からの履修者は、以下2点も持参・参照してください。 古家 聡 著/ 藤岡美香子 著/ Geoffrey Tozer 著『TOEIC® L&R TEST リーディング&ヴォキャブラリー徹底演習』三修社 ISBN978-4-384-33503-3 C1082 Dr.フィリップ・タビナー (監修), AmEnglish.com (編集)『会話で覚える TOEIC® L&Rテスト 必修英単語1500』ナガセ ISBN 9784890858668 その他、プリント教材を授業中に配布します。 ※この他に、授業中に教室のパソコンで取り組んだ課題ファイルを持ち帰るために、USBメモリースティック等が必要。(ファイルをオンラインで保存する方法に習熟している場合はそれでも構いません。保存方法などは説明しないので習熟しておくこと) |
参考文献 | 授業中に紹介します。 |
主な関連科目 | 資格英語研究Ⅲ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は授業中および授業終了後、相談は授業終了時に受付けます。 授業以外の時間に質問・相談などがある場合もできる限り対応しますので、授業時に伝えてください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
商学部経営学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部現代経済学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部経済情報学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部人間関係学科心理学専攻(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部英語英文学科(国際理解科目) | - | 2024~2024 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部社会学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部法律学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部国際政治学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(外国語科目(英語)) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
健康科学部心理学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
健康科学部健康栄養学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(国際理解科目) | 00100 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |