授業コード 00042251 クラス 51
科目名 現代経済学 単位数 2
担当者 劉 亜静 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 経済学入門 Ⅱ〜マクロ経済学の基礎〜 Principles of Economics Ⅱ
授業の概要 「経済学入門Ⅰ」で習得した基礎知識を踏まえ、この講義は経済学の入門シリーズの第II部として「マクロ経済学」の基本を学びます。ここでは、世界経済と日本経済が直面している様々な課題を選び出し、それらを理論的枠組みと実際の事例を組み合わせて分析します。また、経済学が日常生活にどのように関わっているかを、新聞やニュースのトピックを通じて理解深めます。

この授業は、Moodleコースを補助教材として使用し、教室での講義にはテキストとPowerPoint資料を活用します。この組み合わせにより、マクロ経済学の基礎知識を効果的に身につけることができ、さらに現実世界の経済動向を分析する力も養うことができます。学生はこの講義を通じて、経済全体の動きを理解し、経済ニュースや政策決定の背後にある理論的背景を探求する能力を高めることが期待されます。
学習の到達目標 この講義の主な目的は、学生が現代経済学の基本概念を習得することにあります。具体的には、GDP、インフレーション、失業率のような、私たちの日常生活に直接影響を及ぼすマクロ経済学の重要な概念を理解し、これらを分析する能力を身につけることを目指します。さらに、実際の事例を用いて、世界経済および日本経済が現在直面している様々な課題についての理解を深め、それらを経済学の視点から考察することができるようになることが目標です。

また、講義では理論的な枠組みと実世界の経済状況を結びつけることで、学生が現代経済をより深く理解し、経済的な問題に対する洞察力を養うことができるように設計されています。
授業計画 第1回 ガイダンス、現代経済学とは:前期のミクロ経済学の知識を復習しながら、マクロ経済学およぼ経済学の概要を復習する上、経済学の概観を把握できるようになる
第2回 国民所得の測定Ⅰ:経済の所得と支出、国内総生産の測定について説明できるようになる
第3回 国民所得の測定Ⅱ:GDPの構成要素、実質GDPと名目GDP、GDPは経済厚生のよい尺度かについて理解できるようになる
第4回 生計費の測定:消費者物価指数、インフレーションの影響にたいする経済変数の補正について、説明できるようになる
第5回 生産と成長Ⅰ:世界国々の経済成長、生産性:その役割と決定要因について把握できるようになる
第6回 生産と成長Ⅱ:経済成長と公共政策、長期的成長の重要性について理解できるようになる
第7回 付論 失業:失業を識別する、職探しについて理解できるようになる
(Googleドライバでのビデオ視聴のオンデマンド形式で実施する予定)
第8回 理解度テスト(60分)と解説・フィードバック(30分)
第9回 貯蓄、投資と金融システムⅠ:金融機関論、国民所得勘定における貯蓄と投資について説明できるようになる
第10回 貯蓄、投資と金融システムⅡ:貸付資金市場 & 付論:貨幣システム(貨幣の意味、機能、種類、中央銀行)について理解できるようになる
第11回 付論:貨幣の需給とインフレーションの古典派理論貨幣について、説明できるようになる
第12回 総需要と総供給Ⅰ:経済変動に関する三つの重要な事実、短期の経済変動の説明を理解できるようになる
第13回 総需要と総供給Ⅱ:総需要曲線、総供給曲線、経済変動の二つの原因について把握できるようになる
第14回 開放マクロ経済学〜基本的概念Ⅰ:財と資本の国際フローについて説明できるようなる
第15回 開放マクロ経済学〜基本的概念Ⅱ:国際取引にとっての価格(実質為替相場と名目為替相場)、購買力平価 & 復習ガイダンス
授業外学習の課題 講義の内容を十分に理解するためには、講義資料とテキストに対する事前の予習(約1時間程度)と、授業後の復習(1〜2時間程度)が推奨されます。理解度は個人差があるため、授業外での学習時間は自身の理解度に応じて適宜調整してください。
履修上の注意事項 大学のMoodleシステムを活用して講義資料を毎週更新します。授業参加状況、小テストの成績、課題提出などの授業全体の参加状況を重視します。なお、大学の授業実施方針により、休講や補講が生じる場合、その際には授業の実施形式が変更される可能性がありますのでご了承ください。
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
 ※単位認定要件または期末試験等の受験要件として、一定の出席回数を定める場合。
成績評価の方法・基準 中間テスト(30%)、期末テスト(50%)、授業の参加状況及び課題提出など平常点(20%)で評価する。
テキスト 『マンキュー入門経済学』,第3版,N・グレゴリー・マンキュー(著),足立英之・石川城太・小川英治・地主敏樹・中馬宏之・柳川 隆(訳),東洋経済新報社,2019.
参考文献 講義内容に準じて紹介する。
主な関連科目 経済学(教養科目)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
基本的に講義の前後には質問を受け付けます。それ以外の時間帯に質問がある場合は、事前に連絡してアポを取ってください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
商学部経営学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
経済科学部現代経済学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
経済科学部経済情報学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
人文学部教育学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
人文学部社会学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
法学部法律学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
法学部国際政治学科(一般教養科目) 2024~2024 1-4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
健康科学部心理学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
健康科学部健康栄養学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1-4 - -