授業コード | 00041400 | 単位数 | 2 |
科目名 | キリスト教倫理 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 大森 彰人 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | キリスト教の歴史と文化、今日的な『聖書』の読み方 |
学修の概要 | キリスト教の経典はいうまでもなく『聖書』であり、その『聖書』を拠り所としてキリスト教は成立しています。しかし、『聖書』に収められている「福音書」「パウロ書簡」「使徒言行録」には相互に矛盾する記述も多く見受けられます。これまでのキリスト教理解に立ったキリスト教倫理の考察に加え、今日の「キリスト教学」の成果を踏まえながら、イエスの言行、パウロの思想等を理解し、今日的な意味でのキリスト教倫理についても考察します。少し専門的な話になります。 |
学修の到達目標 | 1)イエスとイエス=キリストの区別がしっかりできます。 2)『聖書』と正しく向き合うことができるようになります。 3)キリスト教の常識を身につけることができます。 4)今日のキリスト教学の一端を理解できます。 |
授業計画 | 第1回 | 聖書をどう読むか、シラバスの説明 |
第2回 | ユダヤ教と旧約聖書 | |
第3回 | イエスの生涯 | |
第4回 | イエスの説く倫理1(マタイによる福音書5章-7章) | |
第5回 | イエスの説く倫理2(マタイによる福音書18章-20章) | |
第6回 | キリスト教の成立と展開 | |
第7回 | キリスト教の発展 | |
第8回 | 宗教改革の精神 | |
第9回 | 史的イエスの探究史 | |
第10回 | 史的イエスの探究の成果 | |
第11回 | イエス・セミナーの『五福音書』 | |
第12回 | 史的イエスと倫理 | |
第13回 | 史的イエスとキリスト教会 | |
第14回 | パウロが継承する先行伝承と独自思想 | |
第15回 | パウロの「信仰による義認」と「愛」 |
授業外学習の課題 | 授業に出席する前に『新約聖書』を一読しておいてください。 講義中に課す課題に関してレポートを2回提出してもらいます。 締め切りは10月中旬と12月中旬を予定です。 1本につき、5時間以上の学習時間が必要。 課題に関するフィードバックは授業の中で行いますが、必要に応じて個別に話し合うこともあります。 |
履修上の注意事項 | 対面での授業を行います。 1)学期中に2回レポート課題を出すので、提出すること。 2)板書したものだけではなく、口頭での説明を随時書き取っておくこと。 3)人数が多い場合には座席を指定するので、前を希望する学生は1回目の授業終了時に申し出ること。 4)私語により退出願った学生に関しては、その後の聴講を認めません。 5)学生の関心、理解度によってはシラバスに記載した内容を一部省略・変更することがあります。 6)公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響ないように配慮します。 7)公認欠席に限らず、その日に使用した資料はムードル上に置くので、必ずよく読んで勉強しておいてください。ただし、提示できないものもありますので、欠席しないように頑張ってください。 |
成績評価の方法・基準 | 2回のレポート(30%)、期末試験(70%)を基本に、受講態度等を勘案し、総合的に評価します。客観的に学習成果を測るために、学期中に話したすべての内容を対象に、ノート類の持ち込みを不可とする期末試験を実施します。 |
テキスト | 特に指定しないが、各自『聖書』を持参することが望ましい。 |
参考文献 | 青野太潮著『どう読むか聖書』朝日新聞社 その他、授業時間中に適宜紹介。 |
主な関連科目 | 教養講義(西洋の美術) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は基本的に授業中、授業終了時に受け付けます。 また、木曜日2時限・3時限に研究室でのオフィス・アワーを設けているので、事前にアポイントを取って質問・相談にくること。 |
3 | 2 | 1 | |
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課題の意味を理解している | 課題の意味を十分に理解している | 課題の意味を若干取り違えている | 課題の意味を分かっていない |
批判的考察を行っている | 批判的な考察を行っている | 一部非難になっている | 非難に終始している |
課題に誠実に向き合っている | 課題について誠実に向き合っている | ところどころ課題から逃げている | まったく課題に向き合っていない |
自分の言葉で述べられている | 引用箇所と自分の主張を明確に区別して述べている | 引用なのか自分の主張なのかわからないところがある | 自分の主張がない。コピペになっている |
論理的に述べられている | 論述が首尾一貫しており、説得的である | 論述に若干恣意的な箇所がみられる | 独りよがりの論述になっている |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
商学部経営学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部現代経済学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部経済情報学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部教育学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部英語英文学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部社会学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部法律学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部国際政治学科(一般教養科目) | - | 2024~2024 | 2-4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
健康科学部心理学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
健康科学部健康栄養学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(一般教養科目) | 00100 | 2024~2024 | 2-4 | ○ | ○ | ○ | - | - |