授業コード 00039400 クラス
科目名 総合教養講義a(西洋文化論) 単位数 2
担当者 山尾 涼 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 西洋文学と芸術(ロマン主義から20C)
授業の概要 ロマン主義から20世紀に至るまでの西洋文化について、主にドイツを中心に、文学や絵画といった対象から学んでいきます。芸術作品が生まれた背景について、歴史的な観点からも概説していきます。適宜映像メディアを使用して、視覚的な理解も促します。シラバスの授業計画は、講義の進行状況に応じて変更することがありますのでご了承ください。
学習の到達目標 ①ロマン主義から20Cまでの重要な作家と芸術家およびそれらの作品に関する知識を習得する。
②世紀ごとの歴史的かつ文化的な背景を交えながら、具体的人物名や作品名を挙げつつ、西洋文学と芸術について説明できるようになる。
授業計画 第1回 西洋とは
西洋を定義できるようになる。
第2回 西洋文化とは
西洋文化の主たる3つの要素について説明できるようになる。
第3回 啓蒙主義とは
啓蒙主義の大まかな内容と、啓蒙主義が西洋に与えた影響について説明できるようになる。
第4回 ロマン主義とは
ロマン主義について知り、啓蒙主義との関係を述べることができるようになる。
第5回 ロマン主義のドイツ語圏文学:E. T. A. ホフマン 導入
ホフマンという作家について大まかに知り、説明できるようになる。
第6回 ロマン主義のドイツ語圏文学:E. T. A. ホフマン 発展
ホフマンの『砂男』の前半部分に関して作品解釈を学び、解釈した内容について説明できるようになる。
第7回 ロマン主義のドイツ語圏文学:E. T. A. ホフマン 読解
ホフマンの『砂男』の中盤部分に関して作品解釈を学び、解釈した内容について説明できるようになる。
第8回 ロマン主義のドイツ語圏文学:E. T. A. ホフマン 解釈
ホフマンの『砂男』の後半部分に関して作品解釈を学び、解釈した内容について説明できるようになる。
第9回 ロマン主義のドイツ語圏文学:E. T. A. ホフマン まとめ
ホフマンの『砂男』にあらわれているロマン派の特徴を指摘し、それを啓蒙主義に対する作家による文学的反論と結びつけて論じることができるようになる。
第10回 ロマン派の絵画とは
ロマン派の絵画の特徴について知り、これまで講義で得た知識を踏まえて説明できるようになる。
第11回 ロマン派の絵画:ジェリコー
ジェリコーの主要な作品について学び、その内容に関して説明できるようになる。
第12回 ロマン派の絵画:ドラクロア
ドラクロアの主要な作品について学び、その内容に関して説明できるようになる。
第13回 表現主義の画家:マルク
マルクの主要な作品について学び、表現主義とその内容に関して説明できるようになる。
第14回 20世紀の世界観
これまでの講義を踏まえて、ロマン派以降の西洋文化からの問題提起に関して説明できるようになる。
第15回 ロマン主義から20世紀 総括
これまでの講義全体で学んできたことを自分の言葉で整理して、説明できるようになる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):次回の講義テーマに関して各自でできるかぎり調べて予備知識を集めておくこと。
事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった用語について、次回までに各自で調べること。
履修上の注意事項 講義中に扱う絵画には、戦争や遭難場面の絵画など人によってはショックを受ける題材を描いたものがあります(例:『メデュース号の筏』)。講義資料は大学生の学びにふさわしい範疇から選んでいますが、そういったものがあまりにも苦手な方は、受講を控えるか、もしくは事前に相談をしてください。欠席(公認欠席含む)および出席は成績評価の対象とはなりません。

履修上必要なもの

1.西洋文化への興味と関心
2.ノート(ルーズリーフ可)。必ず板書をしてください

座席は全席指定です。
成績評価の方法・基準 100点満点の定期試験(記述式)で評価をします。
欠席(公認欠席含む)および出席は成績評価の対象とはなりません。
私語や不要な出入り、その他の理由で円滑な講義の実施を妨げたものは、試験から25点を減点するか、または今後の受講を禁じます。
テキスト 適宜プリントを配布します。
参考文献 武蔵大学人文学部 ヨーロッパ比較文化学科編:『ヨーロッパ学入門』、朝日出版社、2013年、¥2400-。
主な関連科目 ドイツ文学、文化論、西洋文化史、上級外国語(ドイツ語)、言語と文化Ⅲ・Ⅳ、ドイツ語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問には授業の前後に対応します。試験のフィードバックが必要な際は、メールにて連絡してください。
添付ファイル 記述式テスト採点ルーブリック ver2.pdf 説明

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
商学部商学科(教養科目) WGEL13119 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
商学部商学科(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -
商学部経営学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(教養科目) WGEL13119 2017~2017 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(教養科目) WGEL13120 2018~2018 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(教養科目) WGEL13119 2019~2022 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL13119 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL13119 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) 2011~2013 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) WGEL13119 2014~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) 2011~2012 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL13119 2013~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(教養科目) WGEL13119 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(教養科目) 2011~2013 1・2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL13119 2014~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -
法学部法律学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(教養科目) WGEL13119 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -
法学部国際政治学科(教養科目) 2011~2023 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL13119 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -
健康科学部心理学科(教養科目) 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
健康科学部心理学科(教養科目) 2023~2023 1・2・3・4 - -
健康科学部健康栄養学科(教養科目) 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(教養科目) 2023~2023 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) WGEL13119 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) WGEL13119 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) WGEL13119 2023~2023 1・2・3・4 - -