授業コード | 00035800 | 単位数 | 2 |
科目名 | 総合教養講義a(愛の倫理学的考察) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 大森 彰人 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 愛の倫理学的考察 |
学修の概要 | 様々な愛について、ギリシア神話や現代のポップミュージックの歌詞から考察し、分類整理します。愛は幻想であるとする動物行動学や脳科学などの領域で語られる「愛」について考察し、その問題点を把握します。また、その上で、今の時代にこそ愛が必要であるにもかかわらず、愛が欠如していることを理解し、愛に満ち満ちた社会の構築の必要性を認識します。 |
学修の到達目標 | 1)愛の多様性を理解できます。 2)愛についての様々な見解を理解し、真に必要な愛と危険な愛が区別できます。 3)愛されることではなく愛することの重要性を認識できます。 4)互いに思いやることのできる社会の構築の必要性を認識できます。 |
授業計画 | 第1回 | シラバスの説明 |
第2回 | 批判的精神をもって自分で考えること | |
第3回 | エロース1 古代ギリシアのエロース論 | |
第4回 | エロース2 現代のエロース論 | |
第5回 | エロース3 学生たちにとっての恋愛 | |
第6回 | フィリア1 古代ギリシアのフィリア論 | |
第7回 | フィリア2 友達についての批判的考察 | |
第8回 | フィリア3 学生たちにとっての友達 | |
第9回 | アガペー(神の愛)とアガペーに根差した隣人愛 | |
第10回 | 親の子への愛と子の親への愛 | |
第11回 | 学生たちにとっての親の愛 | |
第12回 | フロムが語る「愛の本質的要素」 | |
第13回 | 未成熟な愛、歪んだ愛 | |
第14回 | 成熟した愛、健全な愛 | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | レポートを2回課します。2回とも課題の提示から3週間の期間を設けるので、必ず書式にしたがって作成し、期限を守って提出すること。 1本につき、5時間以上の学習時間が必要なので、早くから取り掛かること。 課題に関するフィードバックは授業の中で行うが、必要に応じて個別に話し合うこともあります。 |
履修上の注意事項 | 対面で授業を行います。 1)学期中に2回レポート課題を出すので、提出すること。 2)板書したものだけではなく、口頭での説明を随時書き取っておくこと。 3)人数が多い場合には座席を指定するので、前を希望する学生は1回目の授業終了時に申し出ること。 4)私語により退出願った学生に関しては、その後の聴講を認めません。 5)学生の関心、理解度によってはシラバスに記載した内容を一部省略・変更することがあります。 6)公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響ないように配慮します。 7)公認欠席に限らず、その日に使用した資料はムードル上に置くので、必ずよく読んで勉強しておいてください。なお、学生の意見を紹介する回の資料は提示しません。 |
成績評価の方法・基準 | 2 回のレポート(30%)、期末試験(70%)を基本に、受講態度等を勘案し、総合的に評価します。期末試験は学期中に話したすべての内容を対象に、客観的に学習成果を測るために、ノート類の持ち込みを不可とする試験を実施します。 |
テキスト | 特に指定しません。 |
参考文献 | 河野眞編『人間と愛』渓水社、E.フロム著鈴木晶訳『愛するということ』紀伊國屋書店、今道友信著『愛について』講談社新書 |
主な関連科目 | 倫理学、総合教養講義a(人生の探究としての倫理学) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は授業中に随時受け付けます。授業中に質問しにくい学生は終了後に質問をしてください。ゆっくり話し合う必要のある学生は木曜日の2コマ目、3コマ目にオフィスアワーを設けるので、そこで聞いてください。 |
3 | 2 | 1 | |
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課題の意味を理解している | 課題の意味を十分に理解している | 課題の意味を若干取り違えている | 課題の意味を分かっていない |
批判的考察を行っている | 批判的な考察を行っている | 一部非難になっている | 非難に終始している |
課題に誠実に向き合っている | 課題について誠実に向き合っている | ところどころ課題から逃げている | まったく課題に向き合っていない |
自分の言葉で述べられている | 引用箇所と自分の主張を明確に区別して述べている | 引用なのか自分の主張なのかわからないところがある | 自分の主張がない。コピペになっている |
論理的に述べられている | 論述が首尾一貫しており、説得的である | 論述に若干恣意的な箇所がみられる | 独りよがりの論述になっている |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(教養科目) | WGEL13105 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
商学部経営学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(教養科目) | WGEL13105 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | WGEL13105 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | WGEL13105 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | WGEL13105 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(教養科目) | WGEL13105 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部英語英文学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部英語英文学科(教養科目) | WGEL13105 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部英語英文学科(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部法律学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(教養科目) | WGEL13105 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部国際政治学科(教養科目) | WGEL13105 | 2017~2017 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2018~2023 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | WGEL13105 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
健康科学部心理学科(教養科目) | - | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(教養科目) | - | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
健康科学部健康栄養学科(教養科目) | - | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部健康栄養学科(教養科目) | - | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) | WGEL13105 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) | WGEL13105 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) | WGEL13105 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |