授業コード | 00022551 | 単位数 | 2 |
科目名 | 教養講義(西洋の美術) | クラス | 51 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 古川 裕朗 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 西洋美術と聖書物語 |
学修の概要 | 西洋美術の多くは様々な既存の物語を題材にしており、いわば本の挿絵のような役割を果たしてきた。本講義では聖書およびそれに関連する物語に基づいた美術作品を取り上げ、図像表現上の慣習的な約束事を学びながら、そこで表現されている場面がどのような物語の流れの中にあり、登場人物が誰であり、いかなる図像的意味を持つのかなどについて理解を深める。また、これによって西洋美術を学ぶことの現代的な意義について考える。本科目は教養科目「思想・芸術と言語空間」の一つに位置づけられる。 |
学修の到達目標 | 聖書美術の基本的な図像形式のパターン、図像の意味、背景となる物語のあらすじなどを説明できる。 聖書物語と美術の関係について現代的な意義を踏まえつつ意見を述べることができる。 |
授業計画 | 第1回 | 聖母マリアの誕生と結婚の物語①(ヨアキムとアンナ) |
第2回 | 聖母マリアの誕生と結婚の物語②(聖母の誕生) | |
第3回 | 聖母マリアの誕生と結婚の物語③(聖母の結婚) | |
第4回 | キリストの誕生と奇跡の物語①(受胎告知) | |
第5回 | キリストの誕生と奇跡の物語②(キリスト降誕) | |
第6回 | キリストの誕生と奇跡の物語③(嬰児虐殺) | |
第7回 | キリストの誕生と奇跡の物語④(洗礼者ヨハネ) 「中間の課題」 |
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第8回 | キリストの誕生と奇跡の物語⑤(マタイの召命)【オンデマンド】 | |
第9回 | キリストの受難と復活の物語①(エルサレム入城) | |
第10回 | キリストの受難と復活の物語②(最後の晩餐) | |
第11回 | キリストの受難と復活の物語③(ピラトの前のキリスト) | |
第12回 | キリストの受難と復活の物語④(磔刑) | |
第13回 | キリストの受難と復活の物語⑤(昇天) | |
第14回 | キリストの再臨 | |
第15回 | 全体のまとめ【オンデマンド】 「学期末の課題」 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度が目安):グーグルクラスルーム上にアップされる資料に目を通し、その内容に関連する事柄を各自で調べておく。 事後学修(2時間程度が目安):授業内で学んだ美術表現上の慣習や図像の背景となる物語内容について復習し記憶を定着させる。また西洋の聖書物語や美術表現を学ぶことの現代的な意義について自分自身の考察を深める。その上でグーグルクラスルーム上にアップされている課題や感想に取り組む。 |
履修上の注意事項 | 1)google classroomを使用して「ブレンド型授業」を実施する。 2)単位を修得するためには、「中間の課題」と「学期末の課題」の2つを提出しなくてはならない。 3)聖書関連の美術には磔刑などの痛ましい表現が含まれる。そうした表現に強い抵抗感を持つ者は受講できない。 4)この授業は「西洋」という異文化を理解する試みでもある。西洋の異文化に対して関心の無かった人や西洋の異文化を快く思わない人も歓迎する。ただし「ギャングストーキング」等の手法を用いて異文化(特にユダヤ・キリスト教文化など)に対する集団的なヘイトクライムを行う者は受講することができない。異文化に対する敬意を持って臨んでください。 5)履修者の書いた「感想」については、氏名を伏せてその内容を履修者全員に向けて紹介する場合がある。 6)公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件や課題・感想の提出要件(期限やテーマ)には影響しないよう配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | 「中間の課題」(50%)と「学期末の課題」(50%)の合計(100%)を基礎点として、各回の課題や感想への取り組み状況を考慮しつつ加点・減点を行い、総合的に評価する。課題・感想の未提出および欠席は減点の対象となる。公認欠席の場合も課題・感想の未提出は減点の対象になるが、提出期限の延長や感想のテーマに関して配慮が行われる。 |
テキスト | 必要な資料をgoogle classroom上に掲載する |
参考文献 | ・『聖書』新共同訳、日本聖書協会 ・ジェイムズ・ホール『西洋美術解読事典』高階秀爾監修、河出書房新社 |
主な関連科目 | 「芸術学」 「総合教養講義a(西洋美術の図像学)」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は基本的に次の2通りの方法で受け付ける。 1)google classroom内の「限定公開のコメント」 2)授業の休憩時間や授業終了後に受け付ける 課題や感想のフィードバックはgoogle classroom上で行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
商学部経営学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部英語英文学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部英語英文学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部英語英文学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部法律学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部国際政治学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2017 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2018~2023 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
健康科学部心理学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
健康科学部健康栄養学科(教養科目) | WGEL12102 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部健康栄養学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) | WGEL12102 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) | WGEL12102 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) | WGEL12102 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |