授業コード 00020800 単位数 2
科目名 化学 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 川村 邦男 配当年次 *下表参考

授業の題目 化学 Chemistry
学修の概要 社会問題は様々な分野で拡大していますが、国民は有効な声をあげることができません。その原因の一つは、自然科学の基礎知識が十分ではないことにあります。この授業では化学者達が創ってきた物質の世界を概説します。私達の身の回りには人工あるいは天然の化学物質が満ちあふれています。化学とは、原子・分子あるいは化学反応を土台として物質の世界を理解し、新しい物質を創りその働きを見出す学問です。「化学物質=わからないもの・危ないもの」、「化学=暗記科目」、「化学式=難しい」という発想から抜けだし、周囲にあふれる化学情報を理解するための基礎を身につけることを目標とします。
学修の到達目標 ①原子・分子・物質の性質・化学反応を化学式・化学反応式と計算等を使い、また図書・情報検索・専門家の意見を参考にして理解できる。
②化学現象を化学式および関連する計算式を用いて説明できる。
③化学の学問体系が長い期間をかけて構築されたこと、および、生活や社会に関わる化学現象や物質について化学の学問体系に基づいて議論すべきこと、などを理解できる。
授業計画 第1回 ガイダンス・自然科学および化学の学問の成り立ち
第2回 原子・分子・周期律
第3回 モルの概念
第4回 元素の性質1(典型元素)
第5回 元素の性質2(遷移金属)
第6回 物質の状態
第7回 気体の性質(体積・圧力・温度の関係)
第8回 結合(イオン結合・共有結合・金属結合)
第9回 結合(分子間力),平衡と速度の概念
第10回 溶液、酸と塩基(概念・pH)
第11回 酸化と還元(概念・酸化数)電池・電気分解)
第12回 酸化と還元(電池・電気分解)、無機化合物(鉱物・材料・セラミックス)
第13回 有機化合物Ⅰ(炭化水素)
第14回 有機化合物Ⅱ(酸素,窒素を含む有機化合物)
第15回 有機化合物Ⅲ(有機化合物の反応)・授業アンケート
授業外学習の課題 ・授業中は小問を解いて理解を深め、適宜宿題を提出させるので、集中して取り組むことを心がける。身近な生活と化学の接点に注意し、環境・生活・産業活動・自然現象を化学の視点で見ることを心がける。化学に関連する疑問や授業で関心を持ったことを、授業やオフィスアワーで質問することを心がける。化学に関連する疑問や授業で関心を持ったことを、授業やオフィスアワーで質問することを心がける。
事前学修(2時間程度):シラバスに書かれた次回学修テーマについて、高等学校までに化学基礎と化学で学習した内容を復習する。高等学校で化学基礎または化学を学修していな場合には、高等学校の科学と人間生活および中学校の理科で該当する部分を復習する。
事後学修(2時間程度):講義中に分からなかった箇所の演習等を復習する。次回の授業で質問するために、分からなかった箇所を整理る。
履修上の注意事項 ・ほとんどの受講生が高校の化学基礎を履修しているので、ここを起点として学習します。高校の化学基礎を十分に理解していない場合には、中学の化学を復習して下さい。基礎から教えるので化学に慣れていなくても履修可能です。講義の内容には連続性があるので、特に最初の5回分までは確実に学習するよう欠席しないことを心がけて下さい。ノートをとり、分からないことはその授業時間内に理解するよう授業自体に集中し、積極的に質問して下さい。暗記は全く必要ありませんし、化学の原理を理解するように努めて下さい。当日の内容について随時、演習と小テストを行います。
・20%以上欠席すると、多くの場合に単位は認められません。
・公認欠席は、単位認定要件に影響しないよう配慮します。資料等が必要であれば後日配布します。小テストのときに公認欠席した場合には、それ以外に行った小テストの平均点を用いて小テストの評価とします。
成績評価の方法・基準 【定期試験なし】
授業中に行う演習などの提出物および小テストを評価し、全体で60%以上のポイントを獲得した者に単位を認定します。原則として、演習・宿題等の作業および提出物を65%、小テストを35%で評価する。定期試験は行いません。
テキスト 齋藤勝裕著、「ステップアップ大学の総合化学 」裳華房、2008年、ISBN:9784785330750
参考文献 授業の最初に紹介する。
主な関連科目 宇宙と物質と生命の科学、自然科学と技術入門、環境科学の基礎、水環境の生活化学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談への対応:授業中および授業後に適宜質問を受け付けます。その他、自然科学・理科全般に関する質問を受け付けますので相談して下さい。
フィードバックの方法:授業内の演習と小テストは授業期間内に解説します。

■ルーブリック情報
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演習・宿題への取り組み(段階的理解のための取り組み方) 内容を理解し技能を修得する努力を、創意工夫しながら十分に行い、講義内容をほぼ完全に修得した。 内容を理解し技能を修得する努力を行い、その過程で創意工夫が見られる。 内容を理解し技能を修得する努力は見られるが、創意工夫がみられず理解度は半分程度である。 内容を理解し技能を修得する努力が見られないため、講義内容の理解は低い。 内容を理解し技能を修得する努力をほぼ行わず、講義内容の理解度は著しく低い。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
商学部商学科(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
商学部商学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
商学部商学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
商学部経営学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
商学部経営学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
人文学部教育学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
人文学部社会学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
法学部法律学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
法学部法律学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
法学部国際政治学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
法学部国際政治学科(教養科目) WGEL11402 2017~2017 1・2・3・4 - - - - -
法学部国際政治学科(教養科目) 2018~2023 1・2・3・4 - - - - -
法学部国際政治学科(一般教養科目) 2024~2024 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
人間環境学部人間環境学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
健康科学部心理学科(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
健康科学部心理学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
健康科学部心理学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
健康科学部健康栄養学科(教養科目) WGEL11402 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
健康科学部健康栄養学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) WGEL11402 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) WGEL11402 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) WGEL11402 2023~2023 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(一般教養科目) 00100 2024~2024 1・2・3・4 - -