授業コード | 00011400 | 単位数 | 2 |
科目名 | 総合教養講義a(情報と社会) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 坂口 琢哉 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | コンピュータは人間を超えるか? / Could computers overtake humans? |
学修の概要 | 近年、情報技術の進化に伴い、特に人工知能(AI: Artificial Intelligence)の分野に注目が集まっている。実際にAIが様々な作業を代行し、人間とコミュニケーションを取る様は、まるで私達と同等かそれ以上の知能を有しているように感じられることもある。しかし現段階において、そのしくみは人間のものとは大きく異なるのが実態である。本科目では、人間とAIがどのように知的情報処理を行うのか、それぞれ科学的な視点に基づいて解説を行う。またそれらを通じて、現在のコンピュータが持つ課題と、社会に向けた可能性について明らかにする。 |
学修の到達目標 | 人間が持つ認知や思考の特性について理解できる。一方で、AIのしくみと基礎的な実装方法を把握し、その可能性について現実的な視点から考察できる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 授業全体の目的や概要、学習環境などについて確認できる。 |
第2回 | 人間の知能(1): 脳の構造 脳の構造や神経伝達のしくみについて理解できる。 |
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第3回 | 人間の知能(2): 視覚と錯視 人間の視覚処理の過程や特徴、錯視のしくみについて理解できる。 |
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第4回 | 人間の知能(3): 聴覚と言語 人間の聴覚処理の過程や特徴、言語特性について理解できる。 |
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第5回 | 人間の知能(4): 意思決定のモデル ゲーム理論における基本的な問題設定と解決手順を理解できる。 |
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第6回 | 人間の知能(5): 認知バイアス 人間の思考に伴う認知バイアスについて、その傾向や特徴を理解できる。 |
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第7回 | コンピュータの知能(1): AIの歴史と発展 AIの概要やこれまでの研究の歴史について理解できる。 |
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第8回 | コンピュータの知能(2): ニューラルネットワーク AIを支える技術として、ニューラルネットワークの概要としくみを理解できる。 |
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第9回 | コンピュータの知能(3): ディープラーニング ニューラルネットワークを発展させた技術として、ディープラーニングの概要を理解できる。 |
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第10回 | コンピュータの知能(4): 画像処理と応用 AIによる画像認識や画像生成について、現状や今後の展望を理解できる。 |
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第11回 | コンピュータの知能(5): 言語処理と応用 AIによる言語認識や言語生成について、現状や今後の展望を理解できる。 |
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第12回 | AI実装入門(1): 画像認識の実装(※オンデマンド実施) 画像認識の実装方法を理解し、基礎的なプログラムを記述できる。 |
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第13回 | AI実装入門(2): 画像生成の実装(※オンデマンド実施) 画像生成の実装方法を理解し、基礎的なプログラムを記述できる。 |
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第14回 | コンピュータは人間を超えるか? 人間とAIの特徴を踏まえた上で、社会の現状や将来性を正しく議論できる。 |
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第15回 | 総括 授業全体を振り返り、得られた知識や成果を総括できる。 |
授業外学習の課題 | 授業理解に必要となる前提知識や関連情報を整理する一方、授業で学んだ内容の応用や発展について主体的に取り組む。授業前後各2時間程度を想定。 |
履修上の注意事項 | ・本授業は対面を基本としつつ、一部をオンデマンドで実施するブレンド型授業として運用する。 ・公認欠席は欠席として扱うが、欠席中の授業内容や課題提出については不利益にならないよう個別に対応する。 ・授業で学んだ演習内容を自宅でも実施できるよう、各自でPC環境を整備しておくことが望ましい。 ・本授業内容にはプログラミングの概念が含まれる。関連科目の履修は前提としないが、興味を持って主体的に取り組むことで知識の深い理解へと繋がる。 |
成績評価の方法・基準 | 期末試験(100%)を対象とし、その結果に基づいて総合的に評価する。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 適宜紹介する。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業に関する質問や相談は、Moodleのリアクションペーパーなどで受け付けます。また、課題に対するフィードバックを希望する場合は個別メールで対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
商学部経営学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部英語英文学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部英語英文学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部英語英文学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部法律学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部国際政治学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2017 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2018~2023 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
健康科学部心理学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
健康科学部健康栄養学科(教養科目) | WGEL13607 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部健康栄養学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) | WGEL13607 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) | WGEL13607 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) | WGEL13607 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |