授業コード 93212400 クラス
科目名 政策研究Ⅴ(合意形成論) 単位数 2
担当者 三浦 浩之 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 社会的合意形成
授業の概要 関連論文、資料の読解を通じて、社会的合意形成について理解し、そのプロセスを企画・運営する。
学習の到達目標 1.社会的合意形成の目的・役割と手法について理解し、説明できるようになること。
2.社会的合意形成を行うプロセスやワークショップをデザインし、実践できるようになること。
授業計画 第1回 課題解決と合意形成~なぜ、合意形成なのか;オープンガバナンス
第2回 政策デザインと合意形成① 政策と社会的合意形成
第3回 政策デザインと合意形成② 計画策定プロセスへの市民参加
第4回 まちづくりの合意形成の手法(各種技法、グラフィックレコーディング)
第5回 【リサーチ・プレゼンテーション】各自治体での合意形成の実態
第6回 国土交通省「構想段階における道路計画策定プロセスガイドライン」における合意形成
第7回 社会的合意形成プロセスの事例① 横浜市「住民合意形成ガイドライン」における合意形成
第8回 社会的合意形成プロセスの事例② 千代田区「まちづくりプラットフォームのあり方」における合意形成
第9回 社会的合意形成プロセスの事例③ 熊本市「市民参画手続マニュアル(R3改訂版)」における合意形成
第10回 社会的合意形成プロセスの事例④ 川崎市「新たなパブリック空間のデザイン」における合意形成
第11回 《ディスカッション》実践する合意形成の対象とする「問題」と「課題」
第12回 【プラン・プレゼンテーション】社会的合意形成プロセス、プログラム、ワークショップの試行
第13回 海外における社会的合意形成① Portland
第14回 海外における社会的合意形成② 合意形成のガイドブック(Community Planning Toolkits - Community Engagement)
第15回 【リザルト・プレゼンテーション】社会的合意形成の試行結果
授業外学習の課題 進行に応じて関連する資料を収集・分析し、その内容を理解しておくこと。また、各プレゼンターションとディスカッションの準備をすること。これらに取り組むにあたり、平均して週に3時間程度を要する。
履修上の注意事項 講義形式ではなく、受講生による情報収集と理解、それにもとづく企画、ディスカッションおよびワークショップによって運営する。
成績評価の方法・基準 合意形成に関する理解度(プレゼンテーション、レジュメ) (60%)と、企画・実践する合意形成ワークショップ(40%)より総合的に評価する。
テキスト
参考文献 「イノベーション対話ガイドブック」慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
「Graphic Recorderー議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書」清水淳子、ビー・エヌ・エヌ出版社(2017)
主な関連科目 政策研究演習Ⅴ(事例研究)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1. 質問・相談は、基本的に授業終了時に受け付けます。
2. 合意形成ワークショップに関する質問・相談は、大学メール(alpha)にて受け付けます。
3. フィードバックは、各回の授業時とGoogle ClassroomやMoodleを活用して行います。
URLリンク 調査季報141号・特集/自治体における合意形成~まちづくりの視点を中心に
URLリンク 特集:政策デザインと合意形成 ~その評価と課題~

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M国際政治学専攻 2022~2023 1・2