授業コード | 93210801 | クラス | 01 |
科目名 | 政治・行政研究Ⅲ(行政学) | 単位数 | 2 |
担当者 | 広本 政幸 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 地域における活動の検討 Examining Community Activities |
授業の概要 | 論文とニュース記事を使って、地域における活動を検討し、レポートを作成します。 地域における活動は、行政としても、民間の取り組みとしても、実施されています。行政との違いを意識しながら、民間の取り組みの特徴について、検討します。民間の取り組みの中でも、工夫を凝らしつつ、柔軟に行われる傾向がある大学生の取り組みを検討します。受講者は、テキストの論文とニュース記事を読み、テキストを素材にしてレポートを書くことを想定し、テキストのどの箇所に注目し、その箇所についてどのようなことを考えることができるかを、説明します。必要であれば、テキスト以外の資料を、自分で用意し、説明します。テキストを使った検討を踏まえて、レポートを作成します。 英文のニュース記事を使う回の授業に、英和辞典を持参してもらいます。授業中に、スマートフォンを使わないことにしますので、スマートフォンの辞書アプリは使いません。 地域における活動を理解するため、1回、土曜日か日曜日に、大学生のボランティアから協力を得ながら農業を通して地域活動を行っている広島市安佐北区の民間団体を訪問し、農作業(違う作業になる可能性もあります。)をしながら参与観察を行い、意見交換と聴き取り調査をします。昼食代を民間団体に支払います。交通費は自己負担です。受講者は、積極的に、活動、意見交換、聴き取り調査をすることが必要です(重要)。参与観察、意見交換、聴き取り調査、民間団体から配付された資料で得られた情報を、レポートの作成に活用します。民間団体の判断で、訪問ができなくなることがありえます。 オンラインの授業はありません。 |
学習の到達目標 | 論文とニュース記事を使って検討ができるようになり、テーマを設けた文章が書けるようになることです。 |
授業計画 | 第1回 | 授業の進め方の理解・論点の検討 |
第2回 | 二宮 雅也・水野 陽介・青山 鉄兵・村上 純一・宮地 さつき「大学生の社会参加とボランティア活動の様相――文教大学と大学生全国調査との比較――」『生活科学研究(文教大学)』第45集、2023年3月、31-40ページ CiNii Research | |
第3回 | "Community Service Opportunities for the Pitt Community" The Pitt News (a newspaper issued by the University of Pittsburgh in Pittsburgh, Pennsylvania, USA) August 16, 2023 |
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第4回 | 中山 紘之・松村 直人「森林ボランティア活動に参加する大学生の能力伸長評価――産学民連携プラットフォーム型森林ボランティア活動を対象に――』『三重大学大学院生物資源学研究科紀要』第48号、2022年12月、1-15ページ CiNii Research | |
第5回 | "ODU Student-Athletes Spent More than 5,000 Hours Volunteering in the Hampton Roads Community" Old Dominion University News (a news website managed by Old Dominion University in in Norfolk, Virginia, USA) June 4, 2023 |
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第6回 | 安武 綾・西森 利樹・山﨑 尚美・戸渡 洋子・高島 利・谷川 千春・内藤 豊・杉本 多加子「認知症啓発活動を行う認知症サポーターの Benefit――認知症啓発活動を行う認知症サポーター大学生ボランティア団体『Orange Project』」『アドミニストレーション(熊本県立大学)』第29巻第1号、11-20ページ CiNii Research | |
第7回 | "Students Complete SMART Mentoring Program" RoyalNews (a news website managed by the University of Scranton in Scranton, Pennsylvania, USA) May 16, 2023 |
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第8回 | 渡邊 圭・千葉 真哉・齋藤 渉「大学生のボランティア活動に対する認識」『東北学院大学教育研究所報告集』第22集、2022年3月、5-26ページ CiNii Research | |
第9回 | "The Big Event Encourages Students to Give Back to the Community through Volunteer Work" The Shorthorn (a newspaper issued by the University of Texas at Arlington in Arlington, Texas, USA) April 22, 2023 |
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第10回 | 金子 功一・栗原 ひとみ「大学生のボランティア活動における職業観が進路選択に対する自己効力と友人との葛藤解決効力感に及ぼす影響」『植草学園大学研究紀要』第14巻、2022年3月、5-15ページ CiNii Research | |
第11回 | "Augusta University Student Mentors Aim to Encourage, Inspire Local High Schoolers" JAG Wire (a news website managed by Augusta University in Augusta, Georgia, USA) March 20, 2023 |
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第12回 | 清宮 孝文「大学生のスポーツボランティア活動に対する意欲――属性による差異に着目して――」『スポーツと人間――静岡産業大学論集――』第6巻第1号、2022年2月、13-22ページ | |
第13回 | "A Culture of Caring. Gonzaga Student Athletes Share Their Passion for Community Service" Gonzaga University News (a news website managed by Gonzaga University in Spokane, Washington, USA) March 13, 2023 |
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第14回 | レポートの作成の準備(論点の確認、レポートのテーマに関する検討) | |
第15回 | レポートの修正と提出 |
授業外学習の課題 | 授業の前に、テキストを読み、テキストを理解し、論点に関する自分の考えを説明できるようにしておくことや、活動への参加に備えて、活動に関する情報を確認しておくことです。これらの作業を2時間程度かけて行うことを、想定しています。 授業の後に、自分と他の受講者の発言に関するメモや、参加した活動に関するメモを確認し、レポートを書くときに、どの論点について、どのような考えを軸にすることができるかを検討することです。これらの作業を1時間程度かけて行うことを、想定しています。 |
履修上の注意事項 | オンラインの授業はありません。 授業の前に、テキストを読んでおくことが必要です。授業の前に、自分の考えを説明する準備をしておき、授業で、他の受講者と議論します。 英文のニュース記事を検討する回の授業に、英和辞典を持参してもらいます。授業では、スマートフォンを使わないことにしますので、本の辞典か電子辞書を持って来てください。 地域における活動を理解するため、1回、土曜日か日曜日に、大学生のボランティアから協力を得ながら農業を通して地域活動を行っている広島市安佐北区の民間団体を訪問し、農作業(違う作業になる可能性もあります。)をしながら参与観察を行い、意見交換と聴き取り調査をします。昼食代を民間団体に支払います。交通費は自己負担です。受講者は、積極的に、活動、意見交換、聴き取り調査をすることが必要です(重要)。参与観察、意見交換、聴き取り調査、民間団体から配付された資料で得られた情報を、レポートの作成に活用します。民間団体の判断で、訪問ができなくなることがありえます。 |
成績評価の方法・基準 | 論点の検討(第1回) 2% テキストを使った検討(第2-13回) 84% レポートの作成の準備、レポートの修正と提出(第14-15回) 14% |
テキスト | 授業計画で示しています。 本学図書館にある雑誌や本に収録されている論文、CiNii Research などのウェブサイトで閲覧できる論文は、自分で入手してください。大学からインターネットにアクセスしないと、CiNii Research で閲覧できない論文があるかもしれません。 論文が収録されている雑誌の発行月が、授業計画の欄に記載されておらず、発行年だけが記載されている場合、それは年ではなく、年度だということがあります。 |
参考文献 | 井上 典子・染井 順一郎『食と景観の地域づくり――小さな活動からネットワークへ――』学芸出版社、2013年 (授業では使いません。本学図書館にあります。地域における活動について考えるときに、使うといいです。) |
主な関連科目 | 政治・行政研究演習III(事例研究) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了後に、質問を受け付けます。必要であれば、他の時間にも、質問を受け付けます。 レポートを確認した後で、フィードバックとして、授業での取り組みやレポートに関する気づきを、各受講者に説明します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2022~2023 | 1・2 |