授業コード | 93210300 | クラス | |
科目名 | 地域・歴史研究演習Ⅷ(事例研究) | 単位数 | 2 |
担当者 | 矢田部 順二 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 欧米政治外交史に関する演習論文の執筆 |
授業の概要 | 20世紀の欧米政治外交史に関する個別テーマについて、履修者が演習論文を書く。史料に基づく実証的論文の執筆を重視し、そのための指導をおこなう。 |
学習の到達目標 | 欧米政治外交史に関する個別的なテーマに関し、実証的な演習論文を完成させることができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 研究テーマの設定①:構想の提案 | |
第3回 | 研究テーマの設定②:構想の修正 | |
第4回 | 研究計画の作成①:計画の提案 | |
第5回 | 研究計画の作成②:計画の修正 | |
第6回 | 資料収集について | |
第7回 | 資料の分析手法①:実践と検証 | |
第8回 | 資料の分析手法②:比較と検証 | |
第9回 | 研究報告①:問題設定 | |
第10回 | 研究報告②:論旨の展開 | |
第11回 | 研究報告③:批判的検証 | |
第12回 | 論文草稿の添削①:初校の添削 | |
第13回 | 論文草稿の添削②:2校の添削 | |
第14回 | 完成稿の執筆①:完成稿の添削 | |
第15回 | 完成稿の執筆②:推敲と要旨 (研究の進捗状況に応じて変更することがある) |
授業外学習の課題 | ①欧米政治外交史に関する個別的なテーマを、教員と相談の上絞り込み、資料検索・分析をする。 ②研究テーマに関する計画書を作成し、論文を執筆する。 ③論文執筆のルールについて、教員と相談しながら、みずからも自習する。 ④報告を求められた際は、最低でも60分以上の時間をかけて、レジュメや報告用プレゼンテーションソフトの準備をおこなう。 |
履修上の注意事項 | 邦語文献・英語文献に頼るだけでなく、現地の情報にアクセスする意欲を持つこと。 どのような題目の論文計画をもっているか授業開始時点に尋ねるのであらかじめ考えておくこと。 PCからのメールを受け取ることができるように使用機器を設定すること。 研究の進捗状況に関する報告をしばしば求めるので、その都度対応すること。 |
成績評価の方法・基準 | 平常点100%(授業への取り組み、演習論文の問題設定、論文の完成度を含む)によって総合的に判断する。(演習論文の採点基準は下記のルーブリックを参照すること。) |
テキスト | 用いない。 |
参考文献 | 各自の論文題目を確認した上で、テーマに関する文献は、教室で指示する。 なお、論文作成法については、斉藤孝・西岡達裕『学術論文の技法』新訂版、日本エディタースクール出版部、2005年、を参照してほしい。 |
主な関連科目 | 地域・歴史研究Ⅷ(欧米政治外交史) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
木曜日の昼休みをオフィスアワーとするほか、メールによって教員に対し連絡を密接に取ること(連絡先は授業時に伝達する)。また学習状況に関するコメントは授業時間中にフィードバックするほか、メールでも伝達する。 |
問題設定 | 資料の適切性 | オリジナリティ | 論証と表現 | 書式形式 | |
---|---|---|---|---|---|
優れている (4点) | 十分に絞られており、着想力が豊かである | 一次資料を用い、多言語の資料にアクセスした | 独創的である | 論理的であり、かつ巧みな文章である | 書式の決まりが守られ、注も正確である |
やや優れている (3点) | かなり絞ることができたが少々曖昧さが残る | 多様な一次資料は使用したが、邦語中心である | やや独創的である | 分かりやすい説明だが、やや稚拙である | ほぼ書式の決まりが守られ、注もだいたいよい |
普通 (2点) | かなり漠然としたテーマであり、新味に欠ける | 二次資料中心で、多様性がない | 一般的着想である | ときどき意味不明な文章が混じる | ほぼ書式は守られているが、一部おかしな部分がある |
やや難がある (1点) | テーマが漠然としており、人まねである | 資料の幅が狭く、学術性も乏しい | 人まねである | 論証に飛躍があり、意味の通らない文章が多い | 書式のルールがあまり守られておらず、注もおかしい |
難あり (0点) | 非常に漠然とし、問題設定の意味を理解していない | 学術性のない資料ににのみ頼っている | 盗用である | 意味不明な文章ばかりである | 初歩的な書式ルールすら守れず、注もひどくおかしい |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2022~2023 | 1・2 |