授業コード 93104600 クラス
科目名 刑事訴訟法研究Ⅰ 単位数 2
担当者 山﨑 俊恵 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 少年法改正
授業の概要  2021年5月、少年法が改正され、18歳以上の者は「特定少年」としてより年少の少年とは異なる取扱いをすることが定められた。法改正の経緯をたどったうえで、改正内容及びその問題点を検討する。
学習の到達目標  少年法改正に係る議論を理解して、自己の見解をまとめる。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 法制審議会への諮問に至る経緯
第3回 少年非行の動向
第4回 非行少年の処遇(1)家裁における手続
第5回 非行少年の処遇(2)保護処分等
第6回 非行少年の処遇(3)検察官送致決定・起訴・公判等(オンデマンド)
第7回 成人の処遇(1)刑事手続(公判等)
第8回 成人の処遇(2)刑事手続(刑罰等)
第9回 少年の再非行と成人の再犯の動向
第10回 少年事件の報道(1)
第11回 少年事件の報道(2)最高裁判例
第12回 法制審議会の答申
第13回 少年法の改正点
第14回 改正の問題点と解決策
第15回 まとめ
授業外学習の課題  授業で取り上げられるテーマを必ず予習する。
 報告担当者はレジュメの作成その他、しっかりと報告準備をする。
履修上の注意事項 ・ブレンド型授業を実施する。Moodleを使用する。
・5年プログラム対象者については、学部の「刑事訴訟法」を履修済みの者のみ、履修を認める。 
・授業で取り上げられるテーマを必ず予習して参加すること。
成績評価の方法・基準  報告内容(70%)、全体での議論への参加度及び発言内容(30%)により評価する。
テキスト  なし
参考文献 ・法制審議会少年法・刑事法(少年年齢・犯罪者処遇関係)部会、URL:http://www.moj.go.jp/shingi1/housei02_00296.html
・法律時報1173号(2022年)、家庭の法と裁判36号(2022年)・38号(2022年)、法律のひろば75巻3号(2022年)
ほかは、授業中に適宜紹介する。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
 随時対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M法律学専攻 2017~2023 1・2