授業コード | 91117200 | クラス | |
科目名 | マーケティング・リサーチ研究Ⅰ | 単位数 | 2 |
担当者 | 川原 直毅 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | マーケティング・リサーチの手法と重要性 (Importance of Marketing Research and it's methods) |
授業の概要 | マーケティング活動におけるマーケティング・リサーチの役割とその重要性について研究する。新型コロナのパンデミックによって激変する社会・経済環境のなか、消費者の購買行動はますます個性化、多様化しており、特に、消費財においては低価格・高品質・高品位志向と高級化・高額化・ブランド志向の二極分化が顕著になってた。 そこで、身近な事例を検討しながらマーケティング活動の実際を理解し、マーケティング・リサーチの役割、手法とその重要性を学ぶ。マーケティング・リサーチは単に市場調査という意味だけではなく、研究・探索という意味もある。そのため、文献の精読、データ分析、情報の統合と幅広く複眼的なアプローチが必要となる。 担当者はこれまで中国地方5県の大企業、中小企業の経営相談やコンサルティングを行っており、多様に対応できる。 |
学習の到達目標 | マーケティング・リサーチの役割と各手法が分り、使える。 マーケティング・リサーチの重要性が理解できると共に自己の研究課題について複眼的な視点が養われる。 |
授業計画 | 第1回 | 1. 消費者を取り巻く環境変化について |
第2回 | 2. 消費者購買行動の変化 | |
第3回 | 3. 消費の個性化、多様化、二極化 | |
第4回 | 4. 消費者と市場の関わりについて | |
第5回 | 5. マーケティング活動とマーケティング・リサーチ | |
第6回 | 6. マーケティング・リサーチの基礎 | |
第7回 | 7. マーケティング・リサーチの重要性 | |
第8回 | 8. マーケティング・リサーチの形態 | |
第9回 | 9. マーケティング・リサーチの実際 | |
第10回 | 10. マーケティング・リサーチのデータ分析(1)各種統計データの見方 | |
第11回 | 11. マーケティング・リサーチのデータ分析(2)各種統計データの読み方 | |
第12回 | 12 マーケティング・リサーチのデータ分析(3)各種データの二次加工 | |
第13回 | 13. 事例企業(ケース・スタディ)のデータとマーケティング・リサーチ手法 | |
第14回 | 14. これからの消費者購買行動について | |
第15回 | 15. 事例研究(ケース・スタディ)にみるマーケティング・リサーチの着眼点・手法 |
授業外学習の課題 | 論文作成、課題研究、レポート作成などに必要な資料収集、データ分析に欠かせないのが、リサーチである。それ故、授業外では、専門誌、文献、各種新聞記事などに目を凝らし、自分自身でスクラップブックを作成することが望ましい。データ類はランダムに集めておいて後で整理できるようにしておくこと。 |
履修上の注意事項 | 様々なデータを把握することになるので出来るだけ予習、復習を心掛けるようにすること。無断欠席は認めない。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み姿勢10%、レジュメの作成・発表40%、レポート提出50%から総合的に判断する。 |
テキスト | 各種統計データ、アンケート調査など、授業に必要な資料をプリントして配布する。 |
参考文献 | Philip Kotler, Gary Armstorong「MARKETING AN INTRODUCTION」『現代日本企業の経営学』ミネルヴァ書房2004年 Philip Kotler 「マーケティング原理」 「Essentials of MARKETING RESEARCH」他、必要個所をコピーして配布する。 フィリップ・コトラー著『コトラーのマーケティング・マネジメント』ピアソン・エデュケーション2002年 『現代日本企業の経営学』ミネルヴァ書房2004年 |
主な関連科目 | マーケティング論研究Ⅰ・Ⅱ、マーケティング・リサーチ研究Ⅱ、マーケティング演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.授業時間内に毎回、質問があるか否か尋ねる。 2.授業時間以外では、研究室3419でも構いません。遠慮せず、来て下さい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学研究科M商学専攻 | - | 2021~2022 | 1・2 |