授業コード 91110202 クラス 02
科目名 外国文献研究Ⅱ 単位数 2
担当者 岡田 行正 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 経営学に関する英語文献の精読
授業の概要 アメリカの数ある経営理論のなかでも、近代組織論に関する英語文献に焦点を当てて講読していきます。著者が、どのような時代背景のもと、何を問題意識として、どのような理念を基盤に理論展開し、体系化しているのかについて考察していきます。
授業の進め方としては、各受講生にそれぞれの担当箇所を割り当て、報告してもらいます。その際、文献の和訳だけでなく、担当箇所の内容についての解説、およびそこから導き出せるインプリケーションなどについても意見を求めます。
学習の到達目標 英語文献の読解力向上と専門用語の習得、経営組織論の基礎概念と基本的枠組みの把握を目標とします。
授業計画 第1回 オリエンテーション:講義の進め方
第2回 Preface
第3回 Introduction
第4回 Chester I Barnard
第5回 Collectivism and Individualism in Industrial Management
第6回 Persistent Dilemmas of Social Progress
第7回 Methods and Limitations of Foresight in Modern Affairs
第8回 Notes on Some Obscure Aspects of Human Relations
第9回 Some Aspects of Organization Relevant to Industrial Research
第10回 Social Factors in the Medical Career
第11回 Skill, Knowledge, and Judgment
第12回 Book Review of Bureaucracy in a Democracy by C.S.Hyneman
第13回 Leadership and the Law
第14回 Elementary Conditions of Business Morals
第15回 総括
授業外学習の課題 文献内に出てくる分からない単語・専門用語等は辞書等で調べ、確認・翻訳してくるのは当然のことです。本講は、英語文献を単に翻訳することだけが目的ではありません。文献内に書かれている意味や内容を理解し、それに対する自分自身の意見や考えを発表し、受講生全員で討論できるよう、十分に時間をかけて準備しておいてください。
履修上の注意事項 ①辞書は必携です。専門用語は、必ず事前に調べてきてください。
②各受講生に割り振られた担当箇所は、必ず翻訳してきてください。
③大学院の授業ですから、報告者は翻訳だけに終始するのではなく、内容の解説、内容から得られるインプリケーション、内容に対する自分自身の意見などを必ず考えてきてください。
④予習は、最低でも1時間くらいは必要です。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(40%)、発表・報告・討論への参加度(60%)によって評価します。無断欠席は、当然厳禁です。やむを得ない事情により欠席する時には、必ず事前に連絡してください。連絡の有る無しに関わらず、欠席が4回以上の場合には、D評価とします。
テキスト William B. Wolf and Haruki Iino, C.I., Philosophy For Managers Selected Papers of Chester I. Barnard, Bunshindo Publishing Company, 1986.

上記文献は、一例です。
履修者と相談の上、テキストは決めていきます。
参考文献 必要に応じて、適宜指示します。
主な関連科目 経営学原理研究Ⅰ・Ⅱおよび商学研究科開講の経営学各科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
大学院の講義ですので、基本的に質問等は、授業中に随時受け付けます。また、オフィスアワー(月曜日・5時限)を利用して、研究室に質問・相談に来てくれても構いません(ただし、会議や出張などで不在の場合もあるので、メール等での事前連絡が望ましい)。それ以外の日時でも、メール等で事前に問い合わせてもらえれば、時間調整して対応します。

【フィードバックの方法】
毎時限、各受講者の発表・報告内容についてフィードバックを行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学研究科M商学専攻 2021~2022 1・2
商学研究科M経営学専攻 2020~2020 1・2
商学研究科M経営学専攻 2023~2023 1・2