授業コード 90713700 クラス
科目名 環境ガバナンス研究Ⅰ 単位数 2
担当者 岩田 裕樹 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 環境ガバナンス研究 Analysis of Environmental governance
授業の概要 様々な主体による環境問題への取り組みについて経済学からのアプローチを解説します。
この講義では特に、企業の自主的取り組み、産業の自主行動計画などの企業・産業による環境配慮行動に着目した講義を行います。
学習の到達目標 環境問題への多様な主体の行動を経済学的に理解できるようになる。
企業や産業による環境への取り組みの動機や内容が理解できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス:環境ガバナンスとは
第2回 現在の環境問題の特徴
第3回 環境問題への既存のアプローチ
第4回 企業活動と環境問題の関わり
第5回 企業行動の経済理論
第6回 企業間の戦略的行動に関する経済理論
第7回 戦略的環境配慮行動の経済分析
第8回 企業の自主的取り組みの概要
第9回 企業の自主的取り組みの誘因
第10回 企業の自主的取り組みの内容
第11回 企業の自主的取り組みと環境問題の解決
第12回 産業による環境問題への取り組みの概要
第13回 産業による環境問題への取り組みに関する事例紹介
第14回 産業による環境問題への取り組みの理論的枠組み
第15回 講義のまとめ
授業外学習の課題 報告担当となった場合、報告資料の作成とプレゼンテーションの準備を行うこと。
複数回、課題を課すことを予定している。
履修上の注意事項 毎回の授業について、予習すること。
ミクロ経済学、産業組織論、環境経済学について事前に学習していることが望ましい。
進捗状況、受講者の経済学に関する理解度に応じて内容を変更することがあります。
成績評価の方法・基準 発表(40%)、課題(40%)、小テスト(20%)により評価する
テキスト 第一回に受講生との相談の上、指定する。
参考文献 1. Edoardo Croci(2010), The handbook of environmental voluntary agreements, Springer
2. Lyon, T. M. & J.W. Maxwell(2004), Corporate Environmentalism and public policy, Cambridge
3. Bortolotti,B & G. Fiorentini(1999), Organized interests and self-regulation, Oxford
主な関連科目 環境経済学研究
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
課題等に関する質疑については講義終了後に受け付ける。研究室での相談にも応じるが、その場合は事前にメールで連絡すること。
連絡先 hiwata@alpha.shudo-u.ac.jp

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学研究科M経済情報専攻 2022~2023 1・2