授業コード 90518200 クラス
科目名 特別研究(租税判例から学ぶ基礎理論2023) 単位数 2
担当者 奥谷 健 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 特別研究(租税判例から学ぶ基礎理論2023)
授業の概要 税法の基本問題を、裁判例・裁決例をもとに、理論的観点から考察し、議論していきます。毎回(3回1セット)、事案およびそれに関する議論状況について概要を解説します。その後、論点に関する意見交換を行います。それらの理解を前提に、全体で、当該判決およびそこから導かれる問題について検討、解説します。
学習の到達目標 相続税法を中心に資産課税をめぐる基礎的理論を理解し、それに基づいて自説を展開し議論できるようになる。
授業計画 第1回 相続税の課税方式
第2回 相続税の納税主体
第3回 連帯納付
第4回 相続税の課税対象(事例解説)
第5回 相続税の課税対象(学説検討)
第6回 相続税の課税対象(論点整理とまとめ)
第7回 みなし相続財産(事例解説)
第8回 みなし相続財産(学説検討)
第9回 みなし相続財産(論点整理とまとめ)
第10回 相続税における同族会社の行為計算否認(事例解説)
第11回 相続税における同族会社の行為計算否認(学説検討)
第12回 相続税における同族会社の行為計算否認(論点整理とまとめ)
第13回 財産評価の問題点
第14回 財産評価通達の意義
第15回 財産評価をめぐる論点整理とまとめ
授業外学習の課題 事前に毎回の事例を一読してくることを勧めます(1時間程度)。
履修上の注意事項 特になし。

対面で実施します。
成績評価の方法・基準 授業中の質疑・発言の積極性(70%)、議論における発言内容(30%)
テキスト 特になし。
参考文献 金子宏『租税法』(弘文堂)
中里実ほか編『租税法概説』有斐閣
谷口勢津夫『税法基本講義』(弘文堂)
三木義一『よくわかる税法入門』(有斐閣)
岡村忠生・酒井貴子・田中晶国『租税法』(有斐閣)
佐藤英明『プレップ租税法』(弘文堂)
浅妻 章如、 酒井 貴『租税法』(日本評論社)
増田英敏『リーガルマインド租税法』(成文堂)
「租税判例百選第7版」(有斐閣)
奥谷健『税務争訟フォローアップ!税理士・春香の事件簿』(清文社)
山本守之監修『タックスプランニング』(FPテキスト5、日本FP協会)
「判例六法プロフェッショナル」など、「税法」が収録されている六法(必携)
主な関連科目 税法研究Ⅰ・Ⅱ、税法演習Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
メールで対応します。
成績については、成績発表後のオフィスアワーで対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M法律学専攻 2017~2023 1・2