授業コード | 90515000 | クラス | |
科目名 | 実務研究(平和文化センター) | 単位数 | 2 |
担当者 | 佐渡 紀子 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 広島平和文化センターにおけるインターンシップ |
授業の概要 | 公益財団法人広島平和文化センターは、国際平和と国際友好親善の推進を図るために設立された機関です。「平和記念資料館」の運営、国際交流・国際協力に関する研修・催し、市民の国際交流・協力活動への助成や支援などの事業を行っています。本科目は、夏休み中に5日間程度、この広島平和文化センターでのインターンシップを行うものです。広島平和文化センターでの仕事を体験することによって、平和を創造するための作業の地道さや国際交流の大切さを学ぶことが目的です。 本科目は、受講生によるセンター訪問やマナー講座を含めた数回の事前学習、実習、事後学習から構成されます。事後学習には、研修成果のレポート作成や発表会での成果発表を含みます。なお、実習中には、日常の業務に加え、それぞれの設定したテーマでのインタビュー(聞き取り調査)を行うことを予定しています。 平和や国際交流にかかわる仕事とはどのようなものがあるのか、非営利組織での仕事とはどのようなものなのか、また、働くことをどのように考えたらよいのかといった事柄に関心のある学生にとっては、貴重な体験ができるよい機会です。 |
学習の到達目標 | 自らの経験をもとに、広島平和文化センターの役割や仕事内容について説明できる。 就労体験を通じて自らが得たものや今後の課題について、説明することができる。 |
授業計画 | 第1回 | 事前指導1:スケジュールの確認、注意事項、キャリアと仕事 |
第2回 | 事前指導2:センターの概要、職務内容 | |
第3回 | ビジネスマナー1 考え方と役割 | |
第4回 | ビジネスマナー2 実践 | |
第5回 | 実習:被爆体験講和 開催準備(啓発課) | |
第6回 | 実習:被爆体験講和 運営補助(啓発課) | |
第7回 | 実習:原爆罹災者名簿公開 開催準備(総務課) | |
第8回 | 実習:原爆罹災者名簿公開 運営補助(総務課) | |
第9回 | 実習:長崎原爆犠牲者慰霊会 開催準備(平和連帯推進課) | |
第10回 | 実習:長崎原爆犠牲者慰霊会 運営補助(平和連帯推進課) | |
第11回 | 実習:姉妹・友好都市記念イベント 開催準備(国際交流・協力課) | |
第12回 | 実習:姉妹・友好都市記念イベント 運営補助(国際交流・協力課) | |
第13回 | 事後指導:実習の振り返り | |
第14回 | 事後指導:報告会準備 | |
第15回 | 報告会 |
授業外学習の課題 | 実習先に関する調査や実習計画の策定 実習の振り返りと報告書の作成 報告会でのプレゼンテーション準備 上記の取り組みに、それぞれ2時間程度を要します。 |
履修上の注意事項 | ・履修生は、大学外の機関において実際の業務に関わることから、責任ある誠実な行動と業務に対する真摯な態度が求められます。そのため、事前学習において指示された課題をしっかりとこなしていくことが必要とされます。 ・事前指導の一環として、受講生が平和文化センターを実際に訪問し、担当スタッフの指導・説明を受けます。また、事前・事後学習は不規則に開催するので、スケジュールに留意し、確実に参加してください。 ・実習の回に示す業務内容は、過年度の業務をもとに記載していることから、2023年度には異なる事業を担当する場合があります。 |
成績評価の方法・基準 | 事前・事後学習への取り組み状況・成果 50% 実習の評価 50% |
テキスト | 使用しません。 |
参考文献 | 必要に応じて紹介します。 |
主な関連科目 | 平和研究Ⅰ(平和理論)、平和研究II(安全保障論) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.質問や相談の際は、事前にメール等でアポイントをとってください。 2.事前事後学習や実習への取り組みについてのフィードバックは、事後授業及び報告会において行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2017~2023 | 1・2 |