授業コード | 90513600 | クラス | |
科目名 | 特別研究(相続・事業承継設計) | 単位数 | 2 |
担当者 | 西村 自起 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 相続・事業承継設計 |
授業の概要 | FPにおける相続・事業承継の考え方は、将来の相続に対して顧客が安心を得ることができるかが最重要課題となる。 FPとしての相続設計の基本的な手順は、 ① 本人(被相続人)の生活設計 ② 残される者(推定相続人)の生活設計 ③ 分割の準備(相続争いの防止 ④ 納税資金準備 である。 そのためには、「民法」で規定している相続制度と「相続税法」で規定している財産税に属する相続税及び贈与税の基本的な知識として理解しておかなければならない。 これらのことを念頭を進める。 実務経験 大学(建築学科)卒業後、住宅メーカー会社入社、24年間住宅設計、不動産の有効活用部門に携わる。その間 2級建築士、宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、CFPを取得。2000年独立し、FPコンサル事務所開業。 業務内容は、税理士、司法書士、土地家屋調査士、社労士等各資格者とのネットワーク集団を結成、ワンストップサービスで各専門分野のノウハウを取り入れた提案を行う。 相続・事業承継では、税理士と提携し、不動産の有効活用等による相続税対策だけでなく、納税後、残された家族が安心して生活できるようにライフプランニングを作成する。また、提携税理士の相続税申告の際は、不動産の現地調査を行っている。 |
学習の到達目標 | 相続・事業承継設計に必要な、「民法」の相続制度と「相続税法」での相続税及び贈与税の基本的な知識と相続・事業承継における相談の際の技能(スキル)を身につける。 |
授業計画 | 第1回 | 相続・事業承継考え方 |
第2回 | 民法の相続制度の概要 1 | |
第3回 | 民法の相続制度の概要 2 | |
第4回 | 遺言とその活かし方 | |
第5回 | 成年後見制度 | |
第6回 | 相続税の仕組み | |
第7回 | 相続税の課税財産 | |
第8回 | 課税財産の計算 | |
第9回 | 相続税の申告・還付 | |
第10回 | 贈与税 | |
第11回 | 相続時精算課税制度 | |
第12回 | 相続財産の評価 1 | |
第13回 | 相続財産の評価 2 | |
第14回 | 事業承継設 | |
第15回 | 相続に関する情報収集 |
授業外学習の課題 | 授業の終わりに次回の課題資料を渡します。次回授業までに、事前に内容を確認し整理しておくこと。時間は、30分~1時間程度要します。 |
履修上の注意事項 | 【対面授業】有 【非対面授業】無 <非対面授業に変更になった場合> 同時双方向:有、オンデマンド:無、課題研究:有 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 課題(60%)、授業の取り組み姿勢(40%)で評価します。 |
テキスト | 『相続・事業承継設計』(日本FP協会)2023-2024年版 ⅭFP資格標準テキスト 発行予定は、2023年8月となるので注意してください。 |
参考文献 | 日本FP協会ホームページhttp://www.jafp.or.jp/ |
主な関連科目 | タックスプランニング・不動産運用設計 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義時対応 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学研究科M法律学専攻 | - | 2017~2023 | 1・2 |