授業コード | 90310300 | クラス | |
科目名 | 現代社会論Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 中根 光敏 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 現代社会の構造変動と価値変容Ⅱ |
授業の概要 | 新世紀を迎えても、私たちが生きている現代社会は、20世紀の混沌とした状況から脱しきれずにいる。「モデルなき社会」「蔓延する終末観」「モラルパニック」等々……。本講義では、現代社会が直面している諸問題を解読するための社会学理論の枠組に関して考察する。今年度は、主としてJames J. Scottの現代社会論を中核として、現代社会の構造変動と価値変容に関して、考察する。 |
学習の到達目標 | 現代社会の構造変動と価値変容を捉えるための社会学理論を理解する |
授業計画 | 第1回 | 01.講義のオリエンテーション |
第2回 | 02.ゾミア序論 | |
第3回 | 03.国家空間 | |
第4回 | 04.統治と収奪(オンデマンド) | |
第5回 | 05.労働力の集積 | |
第6回 | 06.穀物の集積 | |
第7回 | 07.文明とならず者(オンデマンド) | |
第8回 | 08.戦争と反乱 | |
第9回 | 09.略奪と奴隷売買(オンデマンド) | |
第10回 | 10.距離という障壁 | |
第11回 | 11.避難の文化と農業 | |
第12回 | 12.口承、筆記、文書 | |
第13回 | 13.歴史を持たないことの利点 | |
第14回 | 14.民族創造 | |
第15回 | 15.再生の預言者たち(オンデマンド) |
授業外学習の課題 | 講義には、毎回指定された課題に関して、文献を読み、レポートを作成して臨むこと。 |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業を実施します。 講義を受講するための準備を怠らないこと。 |
成績評価の方法・基準 | 講義におけるレポート報告(70パーセント)とディスカッションへの参加度(30パーセント)によって評価を行う。 |
テキスト | ジェームズ・C・スコット『ゾミア』みすず書房 |
参考文献 | Z.Bauman『廃棄された生』昭和堂 Z.Bauman『個人化社会』青弓社 Z.Bauman『幸福論』作品社 適宜指示する。 |
主な関連科目 | 現代社会論Ⅰ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義中に適宜対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文科学研究科M社会学専攻 | - | 2017~2023 | 1・2 |