授業コード | 90308300 | クラス | |
科目名 | 国際社会学調査実習Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 高田 峰夫 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 国際社会と向き合う (to face the global society) |
授業の概要 | 国際社会を考えるためには、一国を超えた様々な社会状況を揺るぎない現実として見つめる必要があります。それを可能にするため、受講者が個別にフィールドを選定し、独自にフィールドワークを実施することになります。 自分でフィールドを選定する場合には、国内・国外を問いません。ただし、必ず担当教員(高田)と協議の上、細かい検討を経て選定は行われることになります。 もし事情が許せば、共同でフィールドワークを行なうことも考えます。なお、共同でフィールドワークを行なう場合、場所はバンコクになる可能性が高いです。ただし、その際には、コミュニケーションと調査自体を成り立たせるために、基本的な英語会話能力、及び英文読解力が必要不可欠です。 *コロナ禍を受け、事情が大きく変わる可能性があります。 その場合には、状況に応じて適宜、内容に変更を加えます。 |
学習の到達目標 | 実習前後の座学と実習により、社会の現状を、少なくともテーマに選択した側面について、的確に理解すること。さらに、その理解に基づいた独自の分析にまで進むことができれば、なお望ましい。 |
授業計画 | 第1回 | おおよそ以下のような内容になるはずです。ただし、各自個別の調査を中心とする実習ですから、一律の内容を確定することはできません。 |
第2回 | 概要説明 | |
第3回 | 事前学習(個別のテーマにより内容は異なる) | |
第4回 | 情報収集:報告 | |
第5回 | 情報収集:応答 | |
第6回 | 実行可能性の検討 | |
第7回 | 修正と再検討 | |
第8回 | 事後学習(実習の内容についての検討) | |
第9回 | 実習結果報告 | |
第10回 | 実習結果報告:応答 | |
第11回 | 批判的検討:事実 | |
第12回 | 批判的検討:方法等 | |
第13回 | 全体の検証:事実 | |
第14回 | 全体の検証:まとめ方等 | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | 調査実習ですので、授業以外に履修者が綿密に調査計画を検討し、着実に準備実行することが必要不可欠です。特に実習自体は履修者が個別に行うことが想定されますから、むしろ授業外の比重の方が高くなるはずです。授業時間がまとめに当たる程度の覚悟で授業に臨んでください。 |
履修上の注意事項 | 【重要】履修を希望する人は必ず履修前に相談に来ること。履修が可能か否か、英語力も含めて検討します。 また、本授業は「国際社会学調査実習Ⅰ」と併せて履修することを求めます。 授業は「対面形式」で行います。 なお、コロナ禍のため、進行方式等に変更がありえます。まだ状況が流動的なため、事態の推移を見つつ判断することになることを承知しておいてください。 |
成績評価の方法・基準 | 調査準備段階の準備の様子(約20%)、実習中の取り組み方(約20%)、調査報告のまとめ作業(約20%)、提出された報告書の内容(約40%)、それらを基に総合的に判断します。 |
テキスト | 調査実習ですので、直接のテキストはありません。関連する文検討については、必要に応じて授業内で指示します。 |
参考文献 | 必要に応じて授業内で指示しますが、しますが、以下のものは参考になるでしょう。 藤田節子『キーワード検索がわかる』ちくま新書 ダレル・ハフ『統計でウソをつく方法』講談社ブルーバックス |
主な関連科目 | 国際社会学調査実習Ⅰ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
少人数の授業ですので、授業内に質問をしてください。答えるのに時間が必要な場合は、翌週の授業時間内に答えるようにします。積極的に質問する姿勢を期待し、なおかつ質問は歓迎します。 授業に関連した相談事項は、可能な場合には授業前後に相談に応じます。ただし、プライバシー等の観点から必要と思われる場合には、それ以外の時間に、事前に時間調整の上で、相談に来てください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文科学研究科M社会学専攻 | - | 2017~2023 | 1・2 |