授業コード 90105200 クラス
科目名 商学特講(不動産研究) 単位数 2
担当者 西村 自起 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 不動産運用設計
授業の概要 不動産とは、土地及びその定着物(建物)である。
不動産の特性は、
①個性が強い  ⇒ まったく同じ不動産は存在しないため、必ず現地調査が必要
②価格がわかりにくい  ⇒ 価格に関しての基礎知識が必要
③複雑な権利関係がある ⇒ 権利法律等に関する知識が必要
④公共性が高い  ⇒ 建てる・売る際の関係法律の規制内容の把握が必要
不動産の特性に着目しながら、基礎的な知識から、実務的な不動産売買契約書及び重要事項説明書を確認し、調査項目・方法及び、分析・評価するための総合的な知識・技能について研究する。

実務経験
大学(建築学科)卒業後、住宅メーカー入社、24年間住宅設計、不動産の有効活用部門に携わる。その間2級建築士、宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、ファイナンシャル・プランナーCFPを取得。2000年独立し、FPコンサル事務所開業。
業務内容は、税理士、司法書士、土地家屋調査士、社労士等各資格者とのネットワーク集団を結成、ワンストップサービスで各専門分野のノウハウを取り入れた提案を行う。相談業務は、ライフプランをもとに資金計画から住宅設計までの住宅取得及び不動産の売買、相続・事業承継対策、不動産有効活用を手がけるほか、住宅展示場等での講師、相談員を行う。2015年より、国土交通省補助事業「空き家対策モデル事業」等で各自治体の「空き家対策セミナー」講師を行っている。
学習の到達目標 不動産の具体的な相談事例に基づき、必要な事項を見つけ出し、ライフプランに適したアドバイスができる知識・技能を身につける。
授業計画 第1回 不動産の特性
第2回 不動産の価格と評価
第3回 不動産の権利と調査
第4回 不動産の賃貸借
第5回 不動産の取引と宅地建物取引業
第6回 マンションに関する法律知識等
第7回 不動産に関する法律と行政法規
第8回 不動産の取得と税金
第9回 不動産の保有と税金
第10回 不動産の譲渡と税金
第11回 不動産投資分析(1)
第12回 不動産投資分析(2)(収益還元法)
第13回 不動産の有効活用(等価交換方式)
第14回 老後の生活と不動産
第15回 不動産相談事例研究
授業外学習の課題 授業の終わりに次回の課題資料を渡します。次回の授業までに内容を確認し整理しておくこと。時間は、30分~1時間程度要します。
履修上の注意事項 【対面授業】有 【非対面授業】無
2023年5月18日(木)から5月22日(月)の授業は休校とし、補講日に対面で実施する。
補講日については、受講生が出席できる状況を確認したうえで実施する。

<非対面授業に変更になった場合>
同時双方向:有、オンデマンド:無、課題研究:有
成績評価の方法・基準 【期末試験】無   課題(60%)、授業の取り組み姿勢(40%)で評価します。
テキスト 『不動産運用設計』(日本FP協会)2022-2023年版 CFP資格標準テキスト
【ISBNコード】 978-4-909303-77-6
参考文献 日本FP協会ホームページ http://www.jafp.or.jp/
主な関連科目 タックスプランニング・相続・事業承継設計
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義時対応

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学研究科M商学専攻 2021~2022 1・2