授業コード 81114000 クラス
科目名 学校栄養教育実習 単位数 1
担当者 鍛島 尚美 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 学校栄養教育実習 School nutrition education practice
授業の概要 小学校・中学校等の教育現場で1週間(40時間)の教育実習を行い、栄養教諭としての実践的・応用的能力を養います。1週間の実習を通じて「栄養教諭は、『児童生徒の栄養の指導及び管理をつかさどる』教員として、食に関する指導において中心的な役割を果たすとともに、学校給食の管理において、栄養管理や衛生管理等に取り組み、学校内での教職員間及び家庭や地域との連携・調整において要としての役割を果たすこと」を理解します。
学習の到達目標 栄養教諭として、食に関する指導と学校給食の管理を一体のものとして職務を遂行できるように、実践力ならびに技能を修得することを目標とします。
具体的には、次の実践を通じて栄養教諭としての適性と資質向上を図る。①指導教諭等からの説明(学校経営・服務等)② 児童及び生徒への個別的な相談・指導の実習(指導・参観など)③児童及び生徒への教科・特別活動等における指導の実習(教科等における教科担任等と連携した指導、学級活動における指導、給食時間における指導など)④食に関する指導の連携・調整の実習(参観と補助)
授業計画 第1回 小学校・中学校で1週間の教育実習を行います。次に実習の一例を示します。
朝会(児童生徒への自己紹介、教職員への自己紹介)
第2回 講話(学校経営、校務分掌の理解、服務等等)
第3回 食に関する指導等(指導・参観・補助、指導案の立案作成、教材研究、教材づくり 他)
(1) 偏食や肥満傾向のある子どもに対する生活習慣病予防の視点や食物アレルギーへの対応の視点に立ち、食のカウンセラーとして個別指導や補助等を行います。
第4回 食に関する指導等
(2)給食の時間、家庭科や保健体育等の関連教科・学級活動の時間等において、学級担任や各教科担任と連携して、集団的な食に関する指導や補助等を行います。1週間の実習では(2)が中心になります。
第5回 食に関する指導等
(3)給食放送指導、配膳指導、後片づけの指導や補助等を行います。
第6回 食に関する指導等
(4)児童生徒集会、委員会活動、クラブ活動における指導や補助等を行います。
第7回 食に関する指導等
(5)食に関する指導に係わる全体的な計画策定などを行います。給食だよりの発行や親子料理教室の開催などを通じて、地域や家庭と連携しながら啓発活動を進めます。これらの参観と補助を行います。
第8回 清掃指導
第9回 授業研究事後検討会
第10回 実習全体を通しての反省会、指導教諭等からの助言
第11回 お礼の挨拶
第12回
第13回
第14回
第15回
授業外学習の課題 事前に実習校から指示された事項を理解し、実践しておいてください。毎日の実習終了後には、実習内容を整理して振り返りを行って、次の実習日に臨んでください。授業外学習時間60時間。
履修上の注意事項 教職課程を履修し、教員になることを志望する者に限ります。また、卒業所要単位(124単位)のうち、3年次終了時点で103単位以上を修得し、栄養士資格を取得見込みであること、さらに参加資格要件科目(広島修道大学栄養教育実習要綱に記載)の単位を修得していることとします。
成績評価の方法・基準 実習校からの「実習成績報告書」(50%)、実習日誌・教材等(50%)に基づき、授業担当者が協議し、総合的に判断・評価します。教師としての意欲・資質が認められる者のみに単位を認定します。
テキスト 実習校の指導教諭の指示に従って、各自で準備して臨んでください。
参考文献 食に関する指導の手引-第二次改訂版-(平成31年3月)
栄養教諭を中核としたこれからの学校の食育(平成29年3月)
小学生用食育教材「たのしい食事つながる食育」(平成28年2月)
中学生用食育教材「食」の探求と社会への広がり(令和3年3月)
https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/syokuiku/index.htm
主な関連科目 学校栄養教育実習事前事後指導、教職実践演習(栄養)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
いつでも、面談またはメールにて質問・相談を受けます。実習日誌などのフィードバックについての日時は、連絡します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部健康栄養学科(資格関連科目) 2017~2023 4