授業コード | 70016812 | クラス | 12 |
科目名 | ゼミナールb(2023) | 単位数 | 2 |
担当者 | 小須田 翔 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | デモクラシーの現実とこれからb(Contemporary Democratic Theory and Beyond b) |
授業の概要 | 後期の演習は、ゼミ生の研究報告を中心に進めます。実際にゼミ生がリサーチプランを作り、それにしたがって論文を執筆します。論文を執筆するためには、いくつかの手順を踏んでいく必要があります。なるべく一つ一つ確認しながら進めます。 ゼミ生は、自身の関心にもとづいて前期までにテーマを決定し、文献を調査します。後期には、それを参考にしながらリサーチプランを作ります。リサーチプランは、論文の主張を示したり、論文のアウトラインを組み立てるものです。リサーチプランの報告が終わったら、他のゼミ生の意見を活かしながら実際に論文を執筆します。 論文のテーマは、ゼミの主題であるデモクラシーにかかわること(たとえば、地方議会や政党、アメリカのデモクラシーなど)が望ましいですが、その他のテーマでも構いません。ホッブズやロックなどの政治思想、ジェンダーや環境問題などの現代の課題、自由や平等や権力などの政治理論などに関心のある学生も歓迎します。 |
学習の到達目標 | ・デモクラシーの理論や課題について理解を深める。 ・自身の関心に基づいた研究を行い報告することができる。 ・他者の研究について議論することができる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション |
第2回 | ゼミ生のリサーチプランの報告① テーマの決定 | |
第3回 | ゼミ生のリサーチプランの報告② 先行研究を探す | |
第4回 | ゼミ生のリサーチプランの報告③ リサーチクエスチョンの立て方 | |
第5回 | ゼミ生のリサーチプランの報告④ リサーチクエスチョンを細かく分ける | |
第6回 | ゼミ生のリサーチプランの報告⑤ テーゼを立てる | |
第7回 | ゼミ生のリサーチプランの報告⑥ アウトラインを作る | |
第8回 | ゼミ生のリサーチプランの報告⑥ 批判に応答する | |
第9回 | ゼミ生による研究レポート① パラグラフ・ライティング | |
第10回 | ゼミ生による研究レポート② 序論を執筆する | |
第11回 | ゼミ生による研究レポート③ 結論を執筆する | |
第12回 | ゼミ生による研究レポート④ 本論を執筆する | |
第13回 | ゼミ生による研究レポート⑤ 参考文献リストを作る | |
第14回 | ゼミ生による研究レポート⑥ 注をつける | |
第15回 | ゼミ生による研究レポート⑦ 校正する |
授業外学習の課題 | ・リサーチプランを作成する。 ・論文を執筆する。 個人によって異なりますが、文献読解や論文執筆のために毎週3~4時間程度の学習が求められます。 |
履修上の注意事項 | 1.無断欠席はしないでください。 2.報告の準備不足は他のゼミ生に迷惑をかけます。報告準備はしっかりと行ってください。 3.担当者のゼミa・bを連続で受講してください。 4.知識や頭の良さではなく、これから真剣に勉強に取り組みたいという気持ちを重視します。研究は、少しずつ、コツコツと進めることが唯一の方法です。地道な作業をまじめに進めることができる方に向いています。 |
成績評価の方法・基準 | ・学期末に提出するゼミ論文(50%) ・平常点(参加態度や研究報告)(50%) |
テキスト | 特になし。 |
参考文献 | 戸田山和久『論文の教室――レポートから卒論まで(新版)』NHK出版、2012年。 |
主な関連科目 | 政治学概論、民主主義論、政治理論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時間の前後で質問や相談に応じます。 論文執筆の場合は、個別にフィードバックする時間を設けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30802 | 2018~2022 | 3・4 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30802 | 2018~2022 | 3・4 |