授業コード | 70015100 | クラス | |
科目名 | キャリアデザイン(働き方の多様化) | 単位数 | 1 |
担当者 | 藤原 明文 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | コロナに負けない!未来を拓くキャリアデザインのつくりかた。 |
授業の概要 | キャリアデザインとは、自分らしい生き方、働き方を考えていく理論と方法です。 人生100年時代となり見直す機会となった「これからの生き方、暮らし方、働き方」は、コロナショックによって「時計の針は数十年進んだ」といわれるぐらいの大きな社会変容に直面しています。 これまで当たり前でなかったリモートワークや副業/複業の推進が一般化することで、これまで職業の選択肢が少なかった地方で働くことができたり、場所にとらわれず多拠点で働くなど「働き方の選択肢」は増え、自由で新しい可能性が広がっています。 一方で、企業寿命の短命化や地球温暖化に伴う異常気象での台風や大雨、永久凍土が解けて出てくる未知のウイルス、7-80年周期で訪れる大規模地震や噴火に対する有事への備えなど、不確実で変動性の高い社会の中で、どのような考えを持ち働いてよいのか、よくわからないという不安も大きくなっています。 本講座では、このような答えのない時代での「未来の生き方、暮らし方、働き方」に不安をもっている方々を対象に、外部環境に振りまわされない軸となる「自分の在り方」や「情熱(時間を忘れるぐらい夢中になれること)」、「才能(これから身に着けていきたいスキル)」などの「じぶん資源」を見える化しながら自分自身のキャリアをデザインしていくプログラムです。 授業は、講義だけでなくワークショップを通して、アイデンティティ・キャピタル(自分自身の価値)を自ら深め、それを参加者どおしで高め合い、楽しく学びを深めていきます。 |
学習の到達目標 | (1)キャリアに関する基本的事柄について簡潔に説明できるようになる。 (2)キャリアデザインの必要性をキャリアに関する基本的理解をもとに説明できるようになる。 (3)自分自身の就職活動及び社会人生活でも活用できるオリジナルキャリアデザインファイルの作成。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス(授業の目的、進め方、講義概要、評価等) ・思考を図解化するグラフィックレコードからマインドマップノート術、基本的なファシリテーショ ン技術など8回の授業で想いをカタチにしていく手法をお伝えします。 |
第2回 | キャリアデザインの【基礎理解】~ケーススタディ1紹介~ ・なぜ働くのか?これからの新しい働き方の選択肢と事例紹介。 ・「ライフ&ワーク・シフト」などの事例紹介。 |
|
第3回 | キャリアデザインと【人生設計】~ケーススタディ2紹介~ ・現代人のライフスタイルやライフロール(人生役割)から人生設計を考える。 ・人生曲線ワーク~個人&グループワーク~ |
|
第4回 | キャリアデザインの為の【自己理解】~ケーススタディ3紹介~ ・働く意味と自分のしごと観を考える。 ・自己分析ワーク~個人ワーク&グループワーク~ |
|
第5回 | キャリアデザインと【仕事理解】~ケーススタディ4紹介~ ・学生生活で得るキャリア意識の明確化。 ・これからの時代に必要とされるシゴト探しワークショップ。 |
|
第6回 | キャリアデザインと【職場理解】 ・経済・雇用関係に応じた働き方の理解。 ・マイプロジェクト~自らの想いをキャリアデザインとしてカタチにしてきた取り組み事例紹介~ |
|
第7回 | マイプロジェクトから描く私のキャリアデザイン① ・プロジェクトの企画・作成 ・発表と共有 |
|
第8回 | マイプロジェクトから描く私のキャリアデザイン②全及び全体総括 ・発表と共有 ・これから描くあなたのキャリアデザインとは? |
|
第9回 | - | |
第10回 | - | |
第11回 | - | |
第12回 | - | |
第13回 | - | |
第14回 | - | |
第15回 | - |
授業外学習の課題 | 新聞、雑誌、書籍、テレビ等で「キャリア」や「働き方」といったキーワードに基づく情報の中から、自分自身が興味を持った人のキャリアデザインについて、読んで、見て、感じたことをメモにまとめ、話してみること。予習目安時間としては、講義1週間前から15-30分/日、復讐の目安時間としては、講義受講日の振り返り30分程度/日。参考)TURNS、プロフェッショナルの流儀、ガイアの夜明け、賢者の選択など |
履修上の注意事項 | 事前課題については、授業開始の1週間前までにMoodleにてアナウンス致します。 全8回の授業は、対面型授業で実施致します。 ※コロナの感染拡大状況に合わせて、オンライン(ZOOM)での実施の可能性があります。 ※当日ワークシート及びレポートにつきましては、Moodleにて都度ご案内致しますので、指定する日時までにご提出ください。 1)履修希望者は、必ず第一回のガイダンスに参加してください。 2)課題には必ず取り組んだ上で出席するようにしてください。 3)グループワークやペアワーク等、授業ではワークを盛り込んだ内容を中心に行います。 積極的なメンバーとの関わりの中で新しい自分を発見できる機会にしてください。 |
成績評価の方法・基準 | 1)受講態度:40%(グループワーク等における積極的な発言やメンバーとの関わり、発表などの参画度合いを評価) 2)振り返りシートや課題の提出状況:60%(Moodleにてワークシートやレポートについて提示致します。指定する日時までにご提出頂きます。) |
テキスト | Moodleにて、随時ワークシートやレポートについて公開します。これからの就職活動や社会人になってからでも活用できるオリジナルキャリアワークシートとしてご活用頂きます。 |
参考文献 | 松浦弥太郎・野尻哲也「はたらくきほん100」2017マガジンハウス リンダ・グラットン『ライフ・シフト』2016東洋経済新報社 リンダ・グラットン『ワーク・シフト』2012プレジデント社 ティム・クラーク『ビジネスモデル・YOU』2012翔泳社 長沼博之『ワーク・デザイン~これからの働き方の設計図』2013阪急コミュニケーションズ社 原尻淳一、千葉智之『「キャリア未来地図」の描き方』2013ダイヤモンド社 柴沼俊一『知られざる職種アグリゲーター5年後に主役になる働き方』2013日経BP社 野津卓也『キャリアノートで会社を辞めても一生困らない人になる』2010東洋経済新報社 平井孝志『売れる「じぶん」をつくる~経営学の視点で考えるあなたのキャリア』2010日本経済新聞出版社 |
主な関連科目 | キャリアデザインの他科目、インターンシップA,インターンシップB |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
振り返りシートに、質問・相談等記入いただければ、個別対応いたします。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(キャリア・実習科目) | - | 2018~2022 | 2・3・4 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(キャリア・実習科目) | - | 2018~2022 | 2・3・4 |