授業コード 70014100 クラス
科目名 インターンシップB(デザイン・クリエイティブセンター神戸(K 単位数 4
担当者 三浦 浩之 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 神戸市が抱える社会課題に対して、“社会課題+クリエイティブ”という着想で取り組む“創造教育拠点”での体験
授業の概要 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)は、デザイン都市・神戸の拠点であり、“みんながクリエイティブになる”、そんな時代の中心になる、あらゆる世代を対象とした創造教育拠点です。
KIITOのコンセプトは『+クリエイティブ』、これはデザインやアートに加え、既成概念にとらわれないアイデアや⼯夫を採り入れ、⾝のまわりの社会的課題を解決していく手法です。神戸市が抱える社会課題に対して“社会課題+クリエイティブ”という着想で、取り組む場です。

2021年、これまで以上に創造的な人材育成・集積や交流・連携の拠点となっていくよう、新たに「創造的学びと文化活動のスペース:KIITO:300(キイトサンマルマル)」が設置されました。そこでは、
 ・子どもからシニア、社会人、クリエイターまで、誰もが集まり、つながることのできる場
 ・ここを中心としてまちに元気が波及していくという価値を生みだす場
を生み出すことにチャレンジしています。

〇KIITO:300キャンプ
 本実習では、このスペースで取り組まれるKIITO:300キャンプに参画します。これは、クリエイターとともに考えた、子どもたちを対象としたデザインやアートのワークショップやイベントと、子どもの教育に関わる人々を対象としたレクチャーを開催し、大人と子どもが共にこの場所で楽しく学べるプログラムを実施するものです。
 これに関連して現時点で予定されている実習は、『サマーキャンプ企画』です。
 -⼦ども向けワークショッププログラムをさまざまな施設や団体と連携し、夏休み期間に実施する企画

〇KIITO:300ファーム
 本実習では、社会貢献活動プラットフォームであるKIITO:300ファームにも参画します。
これは、学生、社会人、シニア、様々な人がつながって、地域や社会の課題を解決していくものです。
 これに関連して現時点で予定されている実習は、『リメイク着物のファッションショー』です。
 -洋裁マダム(シニア⼥性)とこども(⼩学4−中学3)が、着なくなった着物のリメイクをし、
ファッションショーを実施する企画
学習の到達目標 インターンシップ準備、実習及び報告会を通じ
・創造教育への関⼼を⾼め、⼦どもとのコミュニケーション⼒と地域の将来に対する認識を獲得する。
・仕事をすることの意味を理解し、実社会で求められる⼈材像・⼼掛けなどを⾝につける。
・体験を通じて⾃らが得たものや今後の課題について、説明することができる。
授業計画 第1回 事前指導:プログラム・ガイダンス、実習受⼊れ先についての事前学習、及び提出書類の作成
第2回 事前指導:ビジネスマナー講習
第3回 実習:受⼊先での実習内容・スケジュールの確認
第4回 実習:施設見学、KIITO300キャンプ/ファーム見学
第5回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム①準備
第6回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム①受付・運営
第7回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム①運営・片付け
第8回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム②準備
第9回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム②受付・運営
第10回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム②運営・片付け
第11回 実習:イベント準備・受付
第12回 実習:イベント運営・片付け
第13回 実習:イベントアンケートの集計
第14回 実習:イベントアンケートの集計・分析
第15回 実習:自己紹介プレゼン準備
第16回 実習:自己紹介プレゼン
第17回 実習:神戸市役所見学
第18回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム③準備
第19回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム③受付・運営
第20回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム③運営・片付け
第21回 実習:交流会準備
第22回 実習:交流会 受付・運営
第23回 実習:交流会 運営・片付け
第24回 実習:活動報告プレゼン準備
第25回 実習:活動報告プレゼン準備・情報収集
第26回 実習:活動報告プレゼン
第27回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム④企画・打ち合わせ
第28回 実習:KIITO300キャンプ/ファーム④受付・運営・片付け
第29回 事後指導:実習の振り返りとレポート作成、報告会準備
第30回 報告会
授業外学習の課題 第1回に向けては、受け⼊れ先についての事前情報を収集すること。
第2回では、授業での配布資料などをもとに⼗分な復習をし、⽇常⽣活にも積極的に活⽤していく。
第3〜28回では、⽇々、実習内容について振り返りを⾏う。また、実習⽇誌を作成する。
第29回では、実習報告書案や発表パワーポイントを⼗分時間をかけて作成する。
第30回ではパワーポイントによる発表の練習を⼗分にすること。
実習先についての関連学習(事前授業)と実習期間中の日報などに取り組みでの課題学習の時間は、あわせて5時間程度。
履修上の注意事項 現在の授業計画は、KIITOでのプログラムの実施にあわせて変更されることがあります。
実習先は神⼾市中⼼部にあり、通える範囲の場所での滞在が必須となります。このため、現地までの交通費と滞在費が必要となります。

KIITOのコンセプトである+クリエイティブと創造教育へ関心を有していること。
子どもとのコミュニケーションが好きな方が望ましい。

事前事後指導についての連絡等は、主にGoogle Classroom で行います。
また、レポートの提出や指導もGoogle Classroom で行います。
成績評価の方法・基準 事前・事後学習への取り組み状況・成果 50%
実習受け⼊れ先の評価 50%
テキスト なし
参考文献 事前・事後学習の中で適宜紹介する。
主な関連科目 ソーシャルイノベーション論、地域コミュニケーション、合意形成論、都市・地域戦略論、社会教育経営論Ⅰ・Ⅱ、生涯学習支援論Ⅰ・Ⅱ、行政特論A(地域資源創造論)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
随時相談に応じます。⼤学alphaメールにてコンタクトください。
さらに、実習の事前及び事後指導の際にも、時間を設けます。
フィードバックは、基本的にClassroom機能を利用して行い、事前事後指導時に直接行うこともあります。
URLリンク KIITOのHP
URLリンク KIITO:300(キイト:サンマルマル)

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
国際コミュニティ学部国際政治学科(キャリア・実習科目) 2018~2022 2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(キャリア・実習科目) 2018~2022 2・3・4