授業コード | 70010900 | クラス | |
科目名 | 地域デザイン論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 木原 一郎 | 履修期 | 第3学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 持続可能な地域のデザイン |
授業の概要 | 座学とアクティブラーニングを組み合わせ、主体的な学びから地域デザインの手法を習得する科目である。地域デザインの総論に加えて、具体的な対象地域を設定し、その地域の固有の地域課題や状況を整理し、それをもとに参照すべき手法や事例を紹介し対象地域への応用を検討していく。そのプロセスを通して、ロールモデルの応用方法や地域イノベーションを実現するための手法開発の技術を習得していく。その結果、多様な価値観や社会的な要因によって複雑化する地域の社会課題を解決し、持続可能な社会を創造しいくため、新たなコミュニティをデザインできる人材を育成していく。 |
学習の到達目標 | ・現代のコミュニティのあり様や成り立ちの仕組み、行政の関わり等を理解できるようになる。 ・地域にイノベーションを起こすための人々や組織間の関係性のリ・デザイン、コミュニティにおけるプロジェクトのデザインの手法を修得する。 ・対象地域の固有の意思決定のプロセス等を考慮できるようなる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:地域デザインとは?その必要性 |
第2回 | 地域デザイン事例:拠点とコミュニティ | |
第3回 | 地域デザイン事例:地域特性と生業とコミュニティ | |
第4回 | 地域デザイン事例:地域をマーケティングする、ブランディングする | |
第5回 | 地域デザイン事例:地域とメディア | |
第6回 | 地域デザイン事例:地域デザインと人口減少対策 | |
第7回 | 地域デザイン手法:対象地域の地域課題整理、対象地域の構造の整理 | |
第8回 | 地域デザイン手法:対象地域の地域デザイン手法考察、メディア選択 | |
第9回 | 地域デザイン1:対象地域の地域課題整理 | |
第10回 | 地域デザイン1:対象地域の構造の整理 | |
第11回 | 地域デザイン1:対象地域の地域デザイン手法考察(オンデマンド) | |
第12回 | 地域デザイン2:対象地域の地域課題整理 | |
第13回 | 地域デザイン2:対象地域の構造の整理 | |
第14回 | 地域デザイン2:対象地域の地域デザイン手法考察(オンデマンド) | |
第15回 | まとめ:地域デザインに必要な考え方 |
授業外学習の課題 | 1)対象とする地域をよく理解し、関連する情報や事例は集めておくこと(各回30分程度) 2)対象地域と自分自身が取り組んでいるプロジェクトで対象としている地域の共通点、相違点を整理しておくこと(各回30分~2時間程度) |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業を実施します。 地域プロジェクトA・Bなど、受講者自身何らかのプロジェクトに取り組んでいることが望ましい。 1)対象とする地域をよく理解し、自分ごととして捉えて提案すること。 2)自分自身が取り組んでいるプロジェクトの対象地域でどのように応用できるかを考えること。 3)上記を通して特定の社会課題・地域課題の解決のためのロールモデルを提示すること。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 次の項目の割合を基本とし、総合的に評価する。 1)コミュニケーションシート(15%) 2)デザイン事例のまとめ(15%) 3)デザイン手法のまとめ(15%) 4)地域課題整理(15%) 5)地域デザイン提案(40%) |
テキスト | 適宜配布する |
参考文献 | 筧 裕介、『持続可能な地域のつくり方 - 未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン -』、英治出版 園田 聡、『プレイスメイキング: アクティビティ・ファーストの都市デザイン』、学芸出版 |
主な関連科目 | 体験実践A、体験実践論、ソーシャル・イノベーション論、基礎演習、地域プロジェクトA・B |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
随時、アポイントを取っていただいた上、応じる。 授業後の質疑に関してはアポイントをとる必要はなく、その場で応じる。 レポート課題などの講評は、次回授業の冒頭に随時行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(政策領域) | FGRA30505 | 2018~2022 | 3・4 |