授業コード | 70010000 | クラス | |
科目名 | 行政特論A(ソーシャルビジネス論) | 単位数 | 1 |
担当者 | 藤原 明文 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | ピンチをチャンスに変える!未来を拓くソーシャルビジネスのつくりかた。 |
授業の概要 | ソーシャルビジネスとは、社会や地域課題の解決を目的としたビジネスのことです。その事業領域は、貧困問題、差別問題、まちづくりなど多岐にわたります。最大の特徴は寄付金などの外部資金に頼らず、自らが事業収益が上げながら、社会や地域課題(ピンチ)を可能性(チャンス)に変えて、継続的に課題解決に取り組むことです。 本授業では、コロナ禍で注目を浴びている地域課題の解決に向けたソーシャルビジネス事例をを中心に、実際のソーシャルビジネスを図解していきながら、わかりやすく紐解き、受講生どおしで対話しながらアイデアを考え、社会や地域課題をジブンゴト化し、楽しみながらソーシャルビジネスを考え、カタチにしていきます。 本授業の講師は、総務省地域力創造アドバイザーとして、全国各地の地域課題の解決に向けた取り組みに関わり、これからの地方での魅力的な新しい働き方を提案する全国メディア「TURNS」のアドバイザーでもあることから、国内の社会課題の一つである地域課題の解決するコミュティビジネスやローカルビジネスづくりのリアルな事例も交えて解説します。 |
学習の到達目標 | (1)本講座では、社会課題を解決するソーシャルビジネス事例からその企画から立案(ビジネスモデルのフレームワーク)までを理解し、自分ゴト化した社会課題に対する解決策をビジネスプランとして企画し立案できるようになる。 (2)議論や考えを図解化できるグラフィックレコードや場を創りだすことができるファシリテーション技術の基礎からアイデア創発や思考の見える化手法でもあるマインドマップノート術などの基礎ができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:本事業の全体像と進め方 ※すべての授業で活用していく議論や考えを図解化できるグラフィックレコードや場を創りだすことができるファシリテーション技術の基礎からアイデア創発や思考の見える化手法でもあるマインドマップノート術などを説明。 |
第2回 | ソーシャルビジネスの定義と特徴とSDGsの概要と具体的な取り組み事例の紹介(国内、特に広島県内の事例) ※グラフィックレコード、ファシリテーション、マインドマップの実践。 |
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第3回 | 一般のビジネスやボランティアとの違い ※ビジネスピクト図(ビジネスモデル)、グラフィックレコード、ファシリテーション、マインドマップ等の実践。 |
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第4回 | ソーシャル・ローカルビジネスの歴史と国内外の動向 ※ビジネスピクト図(ビジネスモデル)、グラフィックレコード、ファシリテーション、マインドマップ等の実践。 |
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第5回 | ソーシャル・ローカルビジネスの事例(国内外) ※ビジネスピクト図(ビジネスモデル)、グラフィックレコード、ファシリテーション、マインドマップ等の実践。 |
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第6回 | ソーシャル・ローカルビジネス事例紹介+ワーク⓵ ※ビジネスピクト図(ビジネスモデル)、KP法等の基礎説明。 |
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第7回 | ソーシャル・ローカルビジネス事例紹介+ワーク⓶ ※ビジネスピクト図(ビジネスモデル)、KP法等の実践。 |
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第8回 | まとめ:未来を拓くソーシャル・ローカルビジネスのつくりかた。 | |
第9回 | なし | |
第10回 | なし | |
第11回 | なし | |
第12回 | なし | |
第13回 | なし | |
第14回 | なし | |
第15回 | なし |
授業外学習の課題 | 1)日常生活で関心のあるソーシャル・ローカルビジネス事例は積極的に情報収集しておくこと。※授業外時間の目安としては、3時間程度。2)授業後に出す授業外学習の課題をこなすこと。※授業外時間の目安としては授業実施日ごとに1時間程度。 |
履修上の注意事項 | 事前課題については、授業開始の1週間前までにMoodleにてアナウンス致します。 全8回の授業は、対面型授業で実施致します。 ※コロナの感染拡大状況に合わせて、オンライン(ZOOM)での実施の可能性があります。 当日ワークシート及びレポートにつきましては、Moodleにて都度ご案内致しますので、指定する日時までにご提出ください。 1)授業を通して、社会課題に興味を持ち、それを解決する手法であるソーシャルビジネスについて視野を広く持ち、自分ゴトとして考えて、カタチにすることを日々実践してもらうことを期待しています。 2)インターネットなどを積極的に活用した情報収集をしてもらいますので、各自メディアリテラシーを高めるように努めて下さい。 |
成績評価の方法・基準 | 次の項目により評価を行う。 1)受講態度と積極(40%:グループディスカッションでの対話内容) 2)授業後に行うレポート(60%:Moodleにて提示する課題レポート) |
テキスト | Moodleにて、各授業で使用するワークシート(テキスト)を公開致します。 |
参考文献 | ・ソーシャルデザイン-社会をつくるグッドアイデア集(グリーンズ編集) ・日本をソーシャルデザインする(グリーンズ編集) ・ソーシャルデザインの教科書(村田智明著) ・地域を変えるデザイン(筧裕介著) ・人口減少×デザイン(筧裕介著) ・ソーシャルデザイン実践ガイド(筧裕介著) |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
振り返りシートに、質問・相談等記入いただければ、個別対応いたします。 ※レポートに関するフィードバック方法については、授業内及びmoodleにて実施致します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(行政領域) | FGRA20407 | 2018~2022 | 2・3・4 |