授業コード 70008610 クラス 10
科目名 卒業研究 単位数 2
担当者 矢田部 順二 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 卒業論文の作成 Making your Thesis
授業の概要  国際コミュニティ学部における学修の集大成として、「卒業論文」を作成する。登録者は個別の研究テーマを決め、ゼミ活動を通じて考察を深めながら、それを最終的に論文にまとめる。そのための技術的指導、アドヴァイスを適宜個別におこなう。論文の分量は10000字程度。期限を厳守すること。詳しくは演習開講時に伝達する。
学習の到達目標 ①より具体的に研究テーマを絞り込むことができる。
②論文のアウトラインを考え、実証的な論文を仕上げることができる。
③日本語による論理的な説明文を、論文作成上の決まりを守りながら書くことができる。
授業計画 第1回 ガイダンス(授業の進め方について)
第2回 テーマ設定の方法①:導入
第3回 テーマ設定の方法②:探求
第4回 調査とその分析①:上
第5回 調査とその分析②:中
第6回 調査とその分析③:下
第7回 参考文献表の作り方
第8回 論文作成のルール、注の付け方①:邦語
第9回 論文作成のルール、注の付け方②:欧文
第10回 論文計画書(アウトライン)
第11回 論文執筆と添削①:表記
第12回 論文執筆と添削②:注記
第13回 論文執筆と添削③:分析
第14回 論文執筆と添削④:論理
第15回 推敲
(研究の進捗状況によって変更することがある。)
授業外学習の課題 ①検索した資料を読みこなし、分析する。
②分析に基づいて論文のアウトラインを作成する。
③アウトラインに沿って、実証的な研究論文を仕上げる。
④論文指導に当たっては、毎回60分以上の時間を使って準備をすること。
履修上の注意事項  卒業研究(10クラス)を履修する学生は、担当者の同じゼミナールb_10を併せて履修すること。
 演習時間以外の指導を相談の上おこなうので、計画書や論文題目、草稿の提出など、教員の指定した期限を守ってほしい。電子メールを利用し、添付ファイルの送受信ができるようにしておくこと。PCからのメールを受け取ることができるように使用機器を設定すること。提出締切は別に指示する。またその際はゼミMoodleの指定された場所にアップロードすること。
 授業時間外の個別添削指導は対面式またはZoomを用いて実施する。(ブレンド型授業を実施することがある)
成績評価の方法・基準 提出された論文の完成度(100%)で評価する。期限を過ぎても提出されない場合はX、また著しく水準に達しない場合はDとなる。(論文の採点基準は下記のルーブリックを参照せよ。)
テキスト 用いない。
参考文献 教室で指示するほか、個別指導する。なお、論文の書き方の参考文献として斉藤孝・西岡達裕『学術論文の技法』新訂版、日本エディタースクール、2005年、を参照せよ。
主な関連科目 ゼミナールb(10クラス)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
木曜日の昼休みをオフィスアワーとするほか、メールによって教員に対し連絡を密接に取ること(連絡先は授業時に伝達します)。
完成した論文は論文集にまとめ、総評をコメントした上で卒業時に配付する。

■ルーブリック情報
  問題設定 論証方法 オリジナリティ 書式形式 表現形式
優れている (4点) 十分に絞られており、着想力が豊かである 資料を駆使し正確に論証している 独創的である 原稿作成の決まりが守られ、注も正確である 分かりやすく巧みな文章である
やや優れている (3点) かなり絞ることができたが少々曖昧さが残る 資料に基づき、ほぼ正確に説明づけている やや独創的である ほぼ原稿作成の決まりが守られ、注もだいたいよい よい文章だがところどころたどたどしい
普通 (2点) かなり漠然としたテーマであり、新味に欠ける 大きな矛盾なく説明した 一般的着想である だいたいルールは守られているが、一部おかしな部分がある ときどき意味不明な文章が混じる
やや難がある (1点) テーマが漠然としており、人まねである 論理の飛躍が見られる 人まねである 原稿作成のルールがあまり守られておらず、注がおかしい 意味の通らない文章が多い
難あり (0点) 非常に漠然とし、問題設定の意味を理解していない 論証そのものが成り立っていない 盗用である 初歩的な決まりすら守れず、注も完全におかしい 意味不明な文章ばかりである

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP40801 2018~2022 4
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA40801 2018~2022 4