授業コード 70008311 クラス 11
科目名 基礎演習 単位数 2
担当者 伊藤 敏安 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 公共政策基礎演習 Basic studies on local public policy
授業の概要 ・グループワーク(5人1組)を中心に進める。
・第2回~第8回:河合雅司『コロナ後を生きる逆転戦略』(2021年)を参加者で読み合わせる。
・第8回~第10回:同じ著者による関連文献を教員が提示し、参加者で読み合わせる。
・第11回~第13回:第2回~第10回にかかわる横断的課題を取り出して、その背景、現状、地域との関連、解決の方向について、調べて分析し、発表資料として整理する。
・第14回:最終プレゼンテーションの予行をおこない、完成度を高める。
・第15回:最終プレゼンテーションをおこない、相互に評価・点検する。
学習の到達目標 ・1年次の入門科目で学んだことをふまえ、人口減少や産業構造変化に伴う課題をみずからの問題あるいは地域課題に関連づけてとらえたうえで、現状把握のためのアプローチの仕方、分析の視点、解決に向けた方策の考え方などの基礎を修得する。
授業計画 第1回 ・イントロダクション(進め方、グループ分け)
第2回  ※第2回~第11回については当該回のキーワード
・コロナ禍、ポスト・コロナ
・人口減少社会、労働力
第3回 ・失われた30年
・貿易立国、高付加価値ビジネス
第4回 ・製品開発、選択と集中
・M&A
第5回 ・人材育成
・DX
第6回 ・賃金、人事評価
・リスキリング
第7回 ・生活利便、戸建て、集合住宅
・人口30万人都市圏
第8回 ・子育て、高齢者の集住
・整備士不足、IT人材
第9回 ・地方紙・ローカルテレビ局、ドライバー不足
・新築住宅、道路の老朽化
第10回 ・鉄道業界、ローカル線
・水道、ごみ難民
第11回 ・プレゼンテーション資料作成のための問題設定、役割分担
第12回 ・プレゼンテーション資料作成のための摺り合わせ
第13回 ・プレゼンテーション用のスライド、レジュメの作成
第14回 ・最終プレゼンテーションに向けたリサーサル、相互評価による改善
第15回 ・最終プレゼンテーション、総合討論、反省と今後の課題の検討
授業外学習の課題 ・自分で主体的に調べて分析するなど、グループワークに積極的に貢献すること。
・授業時間より、授業外学習のほうが重要。下調べ、メンバーとの摺り合わせなどの時間を確保すること。授業での発表が30分であれば、少なくともその3~4倍の時間をかけること。
履修上の注意事項 ・文献や資料の内容を紹介するだけでなく、関連データや統計を自分で探して分析するなど、独自に工夫すること。
・インターネットに依存せず、図書館での資料探しに積極的に取り組むこと。
・プレゼンテーション資料の作成方法や発表の仕方について、教員と他学生の助言やコメントを参考にして、次回の発表に反映させること。
成績評価の方法・基準 ・調査・分析の内容(40%)、それらのまとめ方(30%)、プレゼンテーションの仕方(20%)、討論への参加状況など(10%)から、総合的に評価する。
テキスト ※各自で手配すること。
・河合雅司『コロナ後を生きる逆転戦略』(文春新書、2021年)。
参考文献 ・毎回のプレゼンテーションの内容に応じて、関連文献などを随時示唆。
主な関連科目 ・地方財政論、地方自治論、都市経営論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業に関する質問や意見は、授業終了後またはメイルで随時受け付ける。
・オフィスアワーは火曜日5時限(事前にメイルで確認すること)。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP20801 2018~2022 2
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA20801 2018~2022 2