| 授業コード | 70008303 | クラス | 03 |
| 科目名 | 基礎演習 | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 竹井 光子 | 履修期 | 後期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | 異文化コミュニケーション Intercultural Communication (Language and Culture) |
| 授業の概要 | グローバル化が進展する多文化共生社会におけるコミュニケーションについて考察します。異文化間能力の前提となる「自言語・自文化の理解」を促進するため、第一言語である「日本語」のインターアクションの特徴を客観的に観察・分析する視点を養います。「リンガ・フランカ（Lingua Franca：共通語）」の概念を理解し、共通言語話者として必要な知識、意識、態度、能力を身につけることをねらいとします。 |
| 学習の到達目標 | A) 異文化コミュニケーションについて考えるときに必要な概念に関する知識を身につけ、実践の場で活用できるようになる。 B) 「日本語インターアクション」の特徴とその背後にある文化を客観的に分析できるようになる。 C) 共通言語話者としての姿勢や態度を身につける。 |
| 授業計画 | 第１回 | [09/27] ＜プレレクチャー＞異文化間能力（言語と文化）【オンデマンド授業： Google Classroom】 |
| 第２回 | [10/04] 演習ガイダンス | |
| 第３回 | [10/11] 日本語、日本語会話の特徴 | |
| 第４回 | [10/18] 共通語としての日本語体験①（米大学との交流） | |
| 第５回 | [10/25] 日本語のインターアクション（1）：体験のふりかえり | |
| 第６回 | [11/01] 日本語のインターアクション（2）：講義とまとめ | |
| 第７回 | [11/08] 共通語としての日本語体験②（米大学との交流） | |
| 第８回 | [11/15] 日本語によるインターアクション分析（1）：分析作業 | |
| 第９回 | [11/22] 日本語によるインターアクション分析（2）：分析結果の共有 | |
| 第１０回 | [11/29] 共通語としての日本語体験③（米大学との交流） | |
| 第１１回 | [12/06] 多文化共生社会における日本語の役割・位置づけ | |
| 第１２回 | [12/13] 日本語インターアクションと日本文化 | |
| 第１３回 | [12/20] プロジェクト作業（先行研究の調査） | |
| 第１４回 | [01/10] プロジェクト作業（プレゼン準備） | |
| 第１５回 | [01/17] 期末プロジェクト（プレゼンテーション） ★1月末 期末レポート（ミニ論文）の提出期限 ※授業計画は、進捗によって変更となる場合があります。 |
| 授業外学習の課題 | ・授業内でのディスカッションの準備として、指定された資料を事前に読んでくること。 ・指定されたテーマに関するリサーチやデータの分析を行うこと。 ・プロジェクトの準備を行うこと。 ※クラスメート3人グループの日本語インターアクションを録音し、書き起こし・分析をする作業を行います。その分析結果は期末レポート（ミニ論文）としてまとめます。 ※毎回の授業の復習に約1時間程度を要します。特別な課題が出ている場合や期末レポートの準備には相当する時間の作業が必要となります。 |
| 履修上の注意事項 | ・ディスカッションやグループワークなどでの積極的な発言や参加を望みます。 ・出席率を重視します。欠席した場合には自主的に当該内容を補完することを求めます。 ・毎回のふりかえりを含む課題の提出状況を重視します。特に、指定された期限を守れることが重要です。 ※履修者には、Google Classroomからalpha gmail 宛に連絡や情報発信をする場合が多々あります。メールは定期的にチェックし、迅速に対応するように心がけてください。 |
| 成績評価の方法・基準 | ・授業への取り組み（ディスカッションやグループワークへの参加度）40％ ・期末プロジェクト（プレゼンとミニ論文作成）60％ |
| テキスト | テキストは使用しません。 |
| 参考文献 | 授業内で適宜紹介します。 Google Classroom内で情報共有します。 |
| 主な関連科目 | 異文化理解論、多文化交流プロジェクト、外国語としての日本語 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業内外（対面またはZoom）で対応します。メール（アドレスは授業時に指定）による相談にも応じます。 ※授業計画の詳細は、随時Google ClassroomやSlack内で提示していきます。（前期から開設します） ※授業は後期ですが、前期期間中から連絡や国際交流活動への参加推奨をする場合があります。⇒ Arizona State University の学生とのメール交流 ※課題に対するフィードバックは、授業内・前後またはメールによって行います。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
| 国際コミュニティ学部国際政治学科（演習科目） | FGGP20801 | 2018～2022 | 2 |
| 国際コミュニティ学部地域行政学科（演習科目） | FGRA20801 | 2018～2022 | 2 |