授業コード | 70008302 | クラス | 02 |
科目名 | 基礎演習 | 単位数 | 2 |
担当者 | 隅田 姿 | 履修期 | 第2学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 国際協力における課題 |
授業の概要 | 本演習では、国際協力において遭遇する様々な問題について多角的な観点から理解する能力と、それらの課題に対して主体的に問題を解決し、意思決定をする能力を養うことを目的にします。 そのための方法としてケース・メソッド(事例を通じた学習方法)を用います。ケース・メソッドとは具体的な事例(ケース)を教材とし、その問題を分析し、討議しながら解決法を導いていくもので、以下の手順で進めます。 (1)リードグループがケースの内容を発表・全員で確認 (2)討議ポイントについて個人の意見をまとめる (3)小グループで討議し、グループとしての意見をまとめ、発表、質疑応答 (4)個人で持論の修正 (5)リードグループによる総括、全体での検証とまとめ (6)リフレクション・ノートの作成と提出 提示する課題は、出来る限り受講生の関心のある国・テーマに沿ったものとします。 本演習では、国際協力における課題を理解するのみではなく、討議(ディスカッション)の能力を向上させることも目的とします。毎回の討議の実践練習を通して、受講生が自分の意見を正確に伝え、また他の意見を正しく理解したうえで建設的な意見交換ができる技術を身に着けるための場とします。 |
学習の到達目標 | 1.国際協力における課題に関し、問題の所在と複数の解決方法を説明できる。 2.国際協力の課題に関し、自分の意見を正確に他者に伝えることができる。 3.国際協力の課題に関し、他者と建設的な意見交換ができる。 |
授業計画 | 第1回 | 演習の進め方の説明 |
第2回 | ケース・メソッドのデモンストレーション | |
第3回 | ケース・メソッドの実践(1):生活スタイルを変えることは可能か①発表 | |
第4回 | ケース・メソッドの実践(1):生活スタイルを変えることは可能か②討議 | |
第5回 | ケース・メソッドの実践(2):撃たれる前に逃げよ?①発表 | |
第6回 | ケース・メソッドの実践(2):撃たれる前に逃げよ?②討議 | |
第7回 | ケース・メソッドの実践(3):何が間違いだったのか①発表 | |
第8回 | ケース・メソッドの実践(3):何が間違いだったのか②討議 | |
第9回 | ケース・メソッドの実践(4):「参加型」って「誰」のこと?①発表 | |
第10回 | ケース・メソッドの実践(4):「参加型」って「誰」のこと?②討議 | |
第11回 | ケース・メソッドの実践(5):中東における教育支援①発表 | |
第12回 | ケース・メソッドの実践(5):中東における教育支援②討議 | |
第13回 | ケース・メソッドの実践(6):ジェンダーをめぐるタリバーンとの対話①発表 | |
第14回 | ケース・メソッドの実践(6):ジェンダーをめぐるタリバーンとの対話②討議 | |
第15回 | 演習のまとめ |
授業外学習の課題 | 事前準備として、毎回の演習で扱う事例(ケース)を読んでくること。また、復習として、演習で取り扱った事例に関して、再度自分の意見を振り返ること。これら授業外の学修は120時間(準備60分+復習60分)行って下さい。 |
履修上の注意事項 | ・対面授業を実施します。 ・本演習では、ケースメソットの手順に従って討議を中心にして進めるため、積極的な態度および発言が求められます。 |
成績評価の方法・基準 | 1.討議への貢献 50% 2.リフレクション・ノート 50% |
テキスト | 使用しません。 |
参考文献 | 毎回の授業で配布します。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・可能な限り柔軟に対応します。事前にメールで連絡をしてください。 ・リフレクションノートへのフィードバックは授業の最後に総評として行います。また、希望者には個別対応もします。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP20801 | 2018~2022 | 2 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA20801 | 2018~2022 | 2 |