授業コード | 64006409 | クラス | 09 |
科目名 | 卒業基礎ゼミ | 単位数 | 2 |
担当者 | 藤井 文子 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 卒業基礎ゼミ (Basic seminar for graduation thesis) |
授業の概要 | これまでの教育課程で修得した知識と技能を総合して実験や調査などを行い、管理栄養士や関心のある分野により深い理解を得るために、研究の進め方や研究方法論の基礎を学ぶことを目標とします。 本基礎ゼミでは広島修道大学近隣の地域における栄養関連問題を取り上げていきます。給食経営管理実習Ⅱ(地域配食)を発展させ、高齢化の進んだ戸山地域を対象として、地域が抱える問題や「食」に関する問題点を把握し、研究対象とします。また、高齢者に好まれる食事や低栄養を予防する食事(乳和食等)の研究をします。、地域食材を使用した料理を提供している地域のレストランとの交流で、食材の流通や使用方法も学びます。それらをもとに地域食材を使用したレシピ開発や配布等を通して地域貢献を視野に入れた活動とします。 乳和食とは和食の欠点であるカルシウムの不足や塩分の過剰をカバーした食事です。牛乳を使用することで高齢者に不足しがちなたんぱく質を補うことも可能です。 高齢社会における地域包括ケアシステムの中で管理栄養士のマネジメント力を養えるよう研究を発展させ、就職後の管理栄養士業務を視野に入れた活動をしていきます。 【実務経験内容:市の基幹病院(435床)で38年間給食経営管理と栄養管理に従事した経験】 |
学習の到達目標 | ①調査・研究のための文献検索ができる。 ②調査・研究のテーマを指導教員の助言をもとに自ら考えることができる。 ③調査・研究を実施するのための計画書を考えることができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス(全体計画や進め方の説明などについて) ※以下の予定は実施する内容を目安として記したものであり、決定したテーマや、調査・研究の途中経過・進行状況等によって順番が変更されたり、回数が変更される場合があります。 |
第2回 | 地域食材の検索 テーマの設定 |
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第3回 | 図書の扱いと論文の講読 | |
第4回 | 論文の講読 | |
第5回 | 乳和食の研究 レシピ開発 |
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第6回 | レシピ開発 調理 |
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第7回 | レシピ改良 | |
第8回 | 研究準備①(先行研究の検索) | |
第9回 | 研究準備②(調査用紙等の作成) | |
第10回 | レストラン経営者等との交流 | |
第11回 | レシピ・研究の発表① | |
第12回 | レシピ・研究の発表② | |
第13回 | レシピ改良 調理 |
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第14回 | レシピのカード化・印刷・配布 | |
第15回 | 計画の見直し ディスカッション |
授業外学習の課題 | 関連論文や資料等を図書館等で検索し、学びを深める事が重要です。授業1回あたり90分程度。 |
履修上の注意事項 | 「卒業基礎ゼミ」では事前に関心のあるゼミ担当者の研究室等を訪問し、想定される調査・研究内容の展望や方針について理解したうえで、興味・関心のある分野に希望を提出します。その際、必ずしも第1希望とならないことがある事を理解しておいてください。 なお、本授業は卒業論文等を作成するために必要となる基本的な作業(実験・実習・調査や実践・見学活動等)を実施しますが、これらの活動は、様々な環境的な出来事によって90分の授業時間内で収まらないことがよくあります。したがって時間割表記以外の時間や日程を使用しての実施が欠かせません。 授業1回あたり90分程度。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末テスト】無 授業・研究活動への取り組み姿勢(50%)、レポート・発表等(50%)で評価します。 |
テキスト | ありません。 |
参考文献 | 先行研究論文 |
主な関連科目 | 卒業ゼミ、応用栄養学、臨床栄養学、栄養教育論、公衆栄養学、給食経営管理論、給食経営管理実習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
随時受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部健康栄養学科(ゼミナール) | FHNU40201 | 2018~2023 | 3・4 |