授業コード | 64003102 | クラス | 02 |
科目名 | 栄養生理学実験 | 単位数 | 1 |
担当者 | 山内 有信 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 栄養生理学実験(Nutritional physiology experiment) |
授業の概要 | 管理栄養士における栄養学は,栄養と健康に力点を置いた人間栄養学でなくてはなりません。そこで,本実験では「基礎栄養学」で学んだ知識の定着はもとより,個々の授業内容が独立したものではないことを理解するために,解剖生理学や生化学ならびに臨床医学とも関連させながら栄養素の代謝(血糖値の変化など糖代謝関係),エネルギー代謝等の実験を行い,健康の維持・増進,疾病の予防・治療における栄養の役割を理解します。また,生化学実験に続いて,体内での栄養素利用に関わる化学的実験などを通じて,栄養と健康について理解を深めます。 |
学習の到達目標 | ①栄養素の代謝や食品中の成分とその生理的意義(健康との関わりを含む)を理解する。 ②エネルギー代謝や栄養素代謝の概要を理解する。 ③生理・生化学実験の基本操作と結果解析の方法について理解する。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション(諸注意、機器・器具類の取扱、実験概要説明等) |
第2回 | 体格・体組成測定(骨評価を含む)と栄養アセスメント | |
第3回 | 持久力指標とエネルギー代謝(%VO2maxと%HRmax) | |
第4回 | 糖質摂取と血糖値の変化(食物繊維と血糖値) エネルギー消費量の推定(Time Study法) |
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第5回 | 酵母を用いた簡易代謝(解糖系)実験 | |
第6回 | グリコーゲンの定量(アンスロン法) | |
第7回 | ビタミンCの変化(酸化型ビタミンCの増加) | |
第8回 | ビタミンCによる非ヘム鉄(3価鉄)の還元 | |
第9回 | - | |
第10回 | - | |
第11回 | - | |
第12回 | - | |
第13回 | - | |
第14回 | - | |
第15回 | - |
授業外学習の課題 | 事前に実験書に目を通し,実際に自分が操作するイメージトレーニングを実施すること(とくに操作手順についてしっかり確認しておくこと)。[30分] また、実験後にはレポートと提示された課題に取り組むこと。[60分] |
履修上の注意事項 | 対面授業で実施します。 私語や途中退室等,受講マナーを守らない行為は厳禁とします。また,実験の安全上,服装(履物を含む)や機器・器具・試薬の取り扱いの注意事項を厳守すること。 分析や測定に要する時間によっては,時間が延長される場合もあります。 レポートは期日までに必ず提出すること。 |
成績評価の方法・基準 | 2/3回以上の出席者を評価対象とします。 実験ごとのレポートおよび課題への取り組み(60%)と授業への取組(40%)を基準としたうえで補正値または補正係数を勘案して総合的に評価します。 |
テキスト | 実験書(プリント,またはプリントを製本したものを配布します)。 |
参考文献 | 青峰正裕 他『イラスト 解剖生理学実験』(東京教学社) 近藤義和 他『食物と栄養の科学10 栄養生理・生化学実験』(朝倉書店) |
主な関連科目 | 生化学,解剖生理学,臨床医学,食品学,基礎栄養学,応用栄養学,臨床栄養学,栄養教育論,公衆栄養学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業前・実験中・授業後等随時受け付けます。 提出されたレポートは,確認・評価後,随時返却します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部健康栄養学科(基礎栄養学) | FHNU30102 | 2018~2023 | 2・3・4 |