授業コード | 63003901 | クラス | 01 |
科目名 | 心理統計法Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 横田 晋大 他 | 履修期 | 第3学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | コンピュータを用いたデータ処理ならびに多変量解析の習得 |
授業の概要 | 心理学の実験・調査データの処理・検定・分析に必要な知識と手法を身につけることを目的とする。具体的には、Microsoft Excel・統計ソフトSPSS・HADを使用し、因子分析・重回帰分析を中心とした多変量解析、ノンパラメトリック検定を学習する。また、実際の論文の結果の見方や、論文と同じように分析するにはどのようにしたらよいかなど、実践的に学んでいく。 |
学習の到達目標 | SPSSとHADを用いて、因子分析・重回帰分析・項目分析ができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション SPSSによる心理統計法Ⅰ・Ⅱの履修内容の復習 |
第2回 | HADの使い方 | |
第3回 | SPSSで行う二元配置の分散分析(対応なし&対応あり) | |
第4回 | HADで行う二元配置の分散分析(対応なし&対応あり) | |
第5回 | SPSSとHADで行う重回帰分析その1(独立変数間の説明力の比較) | |
第6回 | SPSSとHADで行う重回帰分析その2(交互作用項を含めた分析) | |
第7回 | SPSSとHADで行う重回帰分析その3(媒介分析) | |
第8回 | 第1回試験と解説 | |
第9回 | SPSSで行う因子分析その1(主成分分析) | |
第10回 | HADで行う因子分析その1(主成分分析) | |
第11回 | SPSSで行う因子分析その2(確証的因子分析) | |
第12回 | HADで行う因子分析その2(確証的因子分析) | |
第13回 | 分析方法の選択と結果の解釈 | |
第14回 | SPSSとHADで行う一連のデータ分析 | |
第15回 | 総まとめ |
授業外学習の課題 | 各回の講義は前回の講義内容が基礎になっていることから,各回の講義内容をよく復習し,理解を確認した上で次回の講義に臨むこと。特に、前回行われた課題は、もう一度取り組むようにすること。要する時間の目安は1時間とする。 |
履修上の注意事項 | 演習形式で進めるため、原則、欠席は認められない。やむを得ず欠席する場合は、周囲の力を借りるなどして、進度の回復に努めること。なお、1年次に開講されている「心理学統計法Ⅰ」および「心理学統計法Ⅱ」を履修しているほうが望ましい。また、3年次以降での履修が望ましい。 |
成績評価の方法・基準 | 期末試験 60% + 受講態度 40%により総合的に評価する。 |
テキスト | 適宜資料を配布する。 |
参考文献 | 吉田 寿夫 (著)「本当にわかりやすい すごく大切なことが書いてある ちょっと進んだ 心に関わる 統計的研究法の本 I・Ⅱ・Ⅲ」北大路書房 南風原 朝和 (著)「心理統計学の基礎―統合的理解のために」有斐閣アルマ 高橋 信 (著), 井上 いろは (著), トレンド・プロ (著)「マンガでわかる統計学 因子分析編」オーム社 高橋 信 (著), 井上 いろは (著), トレンド・プロ (著)「マンガでわかる統計学 回帰分析編」オーム社 |
主な関連科目 | 心理学研究法、心理調査概論、心理統計法Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ、心理学実験、心理学調査実習、心理学特殊実習、演習、心理学基礎演習、卒業論文 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時間内に机間巡回するため、積極的に呼び止めて質問すること。授業開始前・終了後にも、出来る限り質問に応じる。 試験等に対するフィードバックは、授業内およびMoodleにて行う予定である。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部心理学科(心理) | FHPS25103 | 2017~2017 | 2・3・4 |