授業コード | 63000101 | クラス | 01 |
科目名 | 健康科学統計法 | 単位数 | 2 |
担当者 | 横田 晋大 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 健康科学統計法 |
授業の概要 | 本講義は「統計法」の概説である。すなわち、心理学・栄養学の分野で活用される統計的データ解析法の習熟を目指すものである。前半では、記述統計学(度数分布、代表値、散布度、正規分布と標準得点など)の学習を行う。後半は、前半の内容を基礎として、様々な統計的検定法(相関関係、t検定、χ二乗検定など)の基本原理について概説する。 |
学習の到達目標 | 統計法の基本的な考え方を理解し,簡単なデータ・セットに対する適切な統計手法を選択して分析し,分析結果を適切な形式で記述できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション |
第2回 | 変数とデータ | |
第3回 | 度数分布とグラフ | |
第4回 | 代表値(平均値、中央値、最頻値など) | |
第5回 | 標準偏差と正規分布 | |
第6回 | 偏差値 | |
第7回 | 第1回試験と解説 | |
第8回 | 相関と因果 | |
第9回 | 相関関係 | |
第10回 | 推測統計その1 | |
第11回 | 推測統計その2 | |
第12回 | 対応の無いt検定 | |
第13回 | 対応のあるt検定 | |
第14回 | クロス表 | |
第15回 | 第2回試験と解説 |
授業外学習の課題 | 各回の講義は前回の講義内容が基礎になっていることから,各回の講義内容をよく復習した上で教科書をよく読み,理解を確認した上で次回の講義に臨むこと。また、復習を含めた小レポートの課題を課し、次週に提出すること。これらを要する時間の目安は1時間とする。 |
履修上の注意事項 | 対面形式にて実施する。 統計法は統計学ではないため,高度な数学的知識を必要としない(中学校の数学が理解できていれば十分)。 15回のうち3回を超えて欠席した場合には単位を認定しない(欠席理由を提出した場合は除く)。遅刻や早退は、授業の支障になるため、時間厳守のこと。また、社会的マナーとして、授業中の私語、携帯電話の操作などは一切認めない。繰り返しの注意にもかかわらず改善が見られない場合は退出を求め、欠席扱いとする。 |
成績評価の方法・基準 | 2回の授業中の試験(70%)+ 受講態度(30%) |
テキスト | 吉田 寿夫 (著)「本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本」 北大路書房 |
参考文献 | 白井 祐浩 (著)「統計嫌いのための心理統計の本:統計のキホンと統計手法の選び方」創元社 板口 典弘 (著), 森 数馬 (著)「ステップアップ心理学シリーズ 心理学統計入門 わかって使える検定法」講談社 |
主な関連科目 | 心理学研究法,心理統計法Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、心理学実験、心理学調査実習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
わからないことがあれば、遠慮なく質問をすること。また、授業終わりのリアクションペーパーにて質問してもよい。次の回の最初に質問に対してはできる限り回答する。 試験等に対するフィードバックは、授業内およびMoodleにより行う予定である。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部心理学科(健康科学部総合科目) | FHPS11301 | 2017~2017 | 1・2・3・4 |