授業コード | 50017509 | クラス | 09 |
科目名 | 環境ゼミナールb | 単位数 | 2 |
担当者 | 松川 太一 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 環境社会学ゼミナール Seminar in Environmental Sociology |
授業の概要 | 社会学はコミュニケーションやコミュニティなど、人と人の関係(=社会)について考える学問である。この授業では、コミュニケーションやコミュニティが直面している問題について、社会学の視点から研究する方法について学ぶ。 環境ゼミナールbでは、卒業研究に向けて各自が研究テーマを設定できるようになるために、研究の進め方について学ぶ。 |
学習の到達目標 | ・環境ゼミナールaで修得した読む力、書く力、話す力、考える力を研究に活用することができる。 ・卒業研究に向けて、研究テーマを設定することができる。 |
授業計画 | 第1回 | 【以下の授業計画は進行状況によって変化する可能性がある】 ガイダンス |
第2回 | 研究をはじめる前に(1):研究するとは、何をすることか? | |
第3回 | 研究をはじめる前に(2):どこまでも事実に基づいて研究するために(10月9日:オンデマンド) | |
第4回 | 研究をはじめる前に(3):どこまでも誠実に研究するために | |
第5回 | 研究を進める(1):研究の流れ | |
第6回 | 研究を進める(2):小さなトピックを見つける | |
第7回 | 研究を進める(3):大きなテーマを見つける | |
第8回 | 研究を進める(4):問いを立て、答えを見とおす(11月13日:オンデマンド) | |
第9回 | 研究を進める(5):事実が書かれた資料を探す | |
第10回 | 研究を進める(6):資料のなかからデータを集める | |
第11回 | 研究を進める(7):データに事実を語らせる | |
第12回 | 研究テーマの設定について | |
第13回 | 研究テーマの発表 | |
第14回 | 研究テーマに関する議論 | |
第15回 | 研究テーマの決定 |
授業外学習の課題 | 文部科学省の省令(大学設置基準)では、単位修得には少なくとも授業時間の2~3倍の授業外学習を求めている。とりわけ環境ゼミナールbでは、授業外の時間に研究を自主的に進めることが必要である。環境ゼミナールbにおける授業とは、各自の研究の進行状況について発表・議論し、今後の研究の進め方について意見をもらう場所だと考えてほしい。具体的には、下記をはじめとする授業外学習に取り組むこと。 ・調査・研究テーマについて「現場」のリアリティを知ることを重視するため、授業時間外にも学外へフィールドワークとして出かけることがある。 ・ノート等を熟読して復習すること。 ・授業内容に関連する課題が出された時は取り組むこと。 ・日常的に書籍、新聞記事、インターネット等から研究テーマについて情報を入手し、その情報を授業内容と関連づけて考える習慣を身につけること。 |
履修上の注意事項 | ・ブレンド型授業を実施する(一部の授業回をMoodleを利用したオンデマンド型で実施)。 ・対面授業においても、資料配布や課題提出等にMoodleを利用する。 ・諸事情により欠席する場合、事前に連絡すること。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(60%)、課題提出(40%)を総合的に評価する。 |
テキスト | ・沼崎一郎, 2018,『はじめての研究レポート作成術』岩波書店.(岩波ジュニア新書, ISBN:9784005008650) その他、受講者の研究テーマに関連したテキストを指定する可能性がある。 |
参考文献 | ・出口剛司, 2019→2022,『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』KADOKAWA. (ISBN:9784046059765) ・宮内泰介・上田昌文, 2020,『実践 自分で調べる技術』岩波書店.(岩波新書, ISBN:9784004318538) ・苅谷剛彦, 1996→2002,『知的複眼思考法──誰でも持っている創造力のスイッチ』講談社.(講談社+α文庫, ISBN:9784062566100) ・友枝敏雄・浜日出夫・山田真茂留, 2017,『社会学の力──最重要概念・命題集』有斐閣.(ISBN:9784641174306) ・作田啓一・井上俊 編, 1986→2011,『命題コレクション 社会学』筑摩書房.(ちくま学芸文庫, ISBN:9784480094247) ・筒井淳也, 2020,『社会を知るためには』筑摩書房.(ちくまプリマー新書, ISBN:9784480683823) ・本田由紀, 2021,『「日本」ってどんな国?――国際比較データで社会が見えてくる』筑摩書房.(ちくまプリマー新書, ISBN:9784480684127)その他、研究テーマに関連した文献を紹介する。 |
主な関連科目 | 環境ゼミナールa、卒業研究、社会統計学入門、環境コミュニケーション入門、環境社会学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談には、授業中および授業終了後、オフィスアワー(月曜5時限)、Moodle等で対応する。 提出課題等についての講評・解説は、次回以降の授業、もしくはMoodleで行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) | - | 2014~2016 | 3 |
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) | FHES37102 | 2017~2023 | 3 |