授業コード 50017201 クラス 01
科目名 マインド・リテラシー形成ゼミナールa 単位数 2
担当者 中園 篤典 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 情報編集能力と情報発信能力の育成
授業の概要  ゼミでは、読み・書き・話し・聞くという日本語4技能に加え、「情報編集力」(外界からの情報を整理し、要点をまとめ、取捨選択して他人に伝える能力)を含めた、総合的な日本語能力能力の育成を目指します。そのためにプロジェクト学習の手法をとります。ゼミaでは、国語運用能力に範囲を限定し、ゲーム&パズルの内容を持つ国語テキストを元にした学習ゲーム(効果的な国語教材の作成)を研究対象としています。
プロジェクト学習の形式により、学習ゲームを開発し、学生が先生役、ゼミ生が学生役となり、作成した学習教材を用いた模擬授業を実施しながら、データ収集を行い、学期末には実証的な研究論文を完成させます。
 ※ただし、コロナ感染症の状況に応じて、内容は変更の可能性があります。
学習の到達目標 以下の能力を身に付け、情報の編集・発信が出来るようになる。
(1)情報編集能力
(2)情報発信能力
授業計画 第1回 イントロダクション 4/13
(自己紹介シートの作成)
第2回 教室学習ゲームとは何か 4/20
(数学ゲームからゲーム&パズルまで)
第3回 教室学習ゲームの歴史 4/27
(仮設実験授業から教室ディベートまで)
第4回 日米の学習ゲームの比較 5/11
(Thiagiメソッドとは何か)
第5回 対話的学習法の紹介① ※オンデマンド(動画)5/13(土)
(学びの場づくりとは何か)
第6回 対話的学習法の紹介② ※オンデマンド(動画)5/18広島サミット
(協同で学ぶとは何か)
第7回 対話的学習法の紹介③ 5/25
(楽しく学ぶとは何か)
第8回 対話的学習法の紹介④ 6/1
(質問力を伸ばすための教材)
第9回 対話的学習法の紹介⑤ 6/8
(表現力を伸ばすための教材)
第10回 対話的学習法の紹介⑥ 6/15
(コミュニケーション能力を伸ばすための教材)
第11回 教室学習ゲーム事例研究① 6/22
(学生発表)
第12回 教室学習ゲーム事例研究② 6/29
(学生発表)
第13回 教室学習ゲーム事例研究③ 7/6
(学生発表)
第14回 教室学習ゲーム事例研究④ 7/13
(学生発表)
第15回 実践報告の作成作法 7/20
(データ収集の方法)
授業外学習の課題 担当学習ゲーム教材について、資料収集とinstructionの検討、manualの作成。30分。
履修上の注意事項 ・出席を重視する。
・授業内容は、学生の理解度により、修正の可能性がある。
※ブレンド型授業を実施(Moodleに動画を公開する)。
 ただし、授業の進行により、動画公開の日時がずれる可能性があります。例えば、対面の予定日がオンデマンド(動画公開)に、オンデマンドの予定日が対面授業に変更など。
 これら変更がある場合は、その都度授業で告知します。
成績評価の方法・基準 (1)授業時のワークシート30%
(2)ペア発表30%
(3)期末レポート(実践報告)40%
※授業の進度により、変更の可能性あり。
テキスト 授業時にレジュメを配布。
参考文献 Thiagi『ゲームと対話で学ぼう: Thiagiメソッド』ナカニシヤ出版
授業づくりネットワーク『ゲーミフィケーションでつくる「主体的・対話的で深い学び』学事出版
堀裕輔『教室ファシリテーション10のアイテム・100のステップ』学事出版
主な関連科目 プレゼミナールb(マインド・リテラシー形成ゼミナールb)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問、期末レポートのフィードバック等はMoodleで対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) 2014~2016 2・3・4
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES27103 2017~2017 2・3・4