授業コード | 50006303 | クラス | 03 |
科目名 | 卒業研究 | 単位数 | 4 |
担当者 | 川村 邦男 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 市民と科学技術をつなぐ環境研究(Thesis seminar for the environmental research connecting people with science & technology) |
授業の概要 | 社会問題は様々な分野で拡大していますが、国民は有効な声をあげることができません.これらの課題を解決するためには、国民が広く科学技術に関する基本知識を持ち、どのような対策が有効であるかを理解しなければなりません.このカギを握るのは、科学者・専門家と市民とをつなぐことです.この科目では、自然科学と工学の研究手法や考え方と、皆さんが学習してきた社会科学と人文科学とを融合することによって、世界に発信できる成果をめざした研究を遂行します。 |
学習の到達目標 | ①研究テーマを決定し,検証可能かつ実行可能な計画を立てることができる。 ②研究を実行し,その過程で討論および指導をもとにして修正し研究を継続できる。 ③研究成果を10〜15ページの研究論文にまとめることができる。 |
授業計画 | 第1回 | 卒業研究のテーマ説明と計画策定のための調査 |
第2回 | 卒業研究の計画策定のための文献調査 | |
第3回 | 卒業研究の計画策定のための調査と発案(計画書および日程作成) | |
第4回 | 卒業研究の実行可能な計画の決定(計画発表) | |
第5回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)1(初期条件検討①) | |
第6回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)2(初期条件検討②) | |
第7回 | 論文作成要領解説と実践(全体構成)(オンデマンド授業:Moodleによる、6/3) | |
第8回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)3(初期条件修正) | |
第9回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)4(実験データ取得①) | |
第10回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)5(実験データ取得②) | |
第11回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)6(実験データ取得③およびデータ整理①) | |
第12回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)7(実験データ取得④および方針修正) | |
第13回 | 論文作成要領解説と実践(1章・文献調査)(オンデマンド授業:Moodleによる、7/8) | |
第14回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)8(実験データ取得⑤) | |
第15回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)9(実験データ取得⑥およびデータ整理②) | |
第16回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)10(実験データ取得⑦および方針再修正) | |
第17回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)11(補足実験データ取得①) | |
第18回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)12(補足実験データ取得②) | |
第19回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)13(実験データ最終取得) | |
第20回 | 研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)14(実験データ最終整理) | |
第21回 | 研究実施(結果のまとめと発表) | |
第22回 | 論文作成要領解説と実践(2章・方法) | |
第23回 | 論文作成要領解説と実践(3章・結果) | |
第24回 | 論文作成要領解説と実践(4章・考察〜終章) | |
第25回 | 論文作成・全体修正1(1・2章修正) | |
第26回 | 論文作成・全体修正2(3・4章修正) | |
第27回 | 論文作成・全体修正3(終章・文献・書式・文章修正) | |
第28回 | 論文作成・全体修正4(概要修正①) | |
第29回 | 論文作成・全体修正5(概要修正②) | |
第30回 | 論文作成・全体修正6(最終修正) |
授業外学習の課題 | 研究遂行のための各ステップにおいて文献検索・講読,および計画作成・修正などでは課外準備が必要である.研究実施においては、計画の修正を常に考えることに積極的に取り組み、質疑討論も必要である。 |
履修上の注意事項 | ・本年度の主な研究課題は,「市民科学からの環境商品の評価」、「エコグッズまたは理科教材の開発」、「市民科学からの環境問題の検証」である。研究実施(試してみる・作ってみる)は授業時間でしかできないので、休まないようにする。中学校と高等学校の自然科学関連科目を復習してください。大学での自然科学系の講義(教養科目と主専攻科目)を履修・修得していることが望ましい。第5〜18回の研究実施(試してみる・作ってみる+次回の予定)は、進行状況に応じて短縮・延長します。 ブレンド型授業を実施します。オンデマンド授業はMoodleで行います。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 卒業研究への取り組み,研究計画作成,研究遂行,研究修正過程,発表などを加味した平常点(50%),卒業論文とその製作過程(A4用紙10〜15ページ(図表を含む)50%)で成績を評価する.出席が8割に満たない者は原則X評価とする。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 市民科学のすすめ、小堀洋美(著)、文一総合出版、2022年。 発想法 改版 - 創造性開発のために (中公新書)、川喜田 二郎 (著)、2017年。978-4121801364 日本能率協会編「経営のためのKJ法入門」、日本能率協会マネジメントセンター、1971年。ISBN4-8207-0707-8 |
主な関連科目 | 環境ゼミナールa,環境ゼミナールb,化学,環境科学の基礎,水環境の生活化学,入門特殊講義(環境物質科学),総合教養講義a(宇宙と環境科学),総合教養講義a(生命の化学) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義に関する質問であれば講義中でも講義終了後でも随時受け付けます。 フィードバックの方法:提出物の評価・解説等のフィードバックは授業内およびメール・面談により解説をする。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) | - | 2014~2016 | 4 |
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) | FHES47101 | 2017~2021 | 4 |