授業コード 42035001 クラス 01
科目名 解析学Ⅱ 単位数 2
担当者 都築 寛 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 微分積分学
授業の概要 関数の極限・微分・積分を扱う。特に“微分”が主な内容であり、前半は微分計算、後半はグラフの概形の描き方を学ぶ。

・関数の極限:極限の計算方法、特に“不定形”の対処方法を学ぶ。その一環として変数変換や代表的な極限を覚える。
・微分の計算:代表的な関数やそれらを変形した関数に対して、微分の計算方法を学ぶ。
・関数の増減とグラフ:微分により関数の増減を調べてグラフの概形の描き方を学ぶ。
・積分:簡単な関数に対する不定積分および定積分の計算方法を学ぶ。
学習の到達目標 微分計算ができるようになり、その一環としてグラフの概形が描けるようになる。また、積分の基本的な計算ができるようになる。
授業計画 第1回 講義の概要
第2回 関数の極限(1) 関数の極限
第3回 関数の極限(2) 連続関数・応用
第4回 微分の計算(1) 微分の定義
第5回 微分の計算(2) 微分の線形性,積・商の微分
第6回 微分の計算(3) 合成関数・逆関数の微分
第7回 微分の計算(4) 三角関数の微分
第8回 微分の計算(5) 指数関数・対数関数の微分
第9回 微分の計算(6) 高階導関数
第10回 関数の増減とグラフ(1) 関数の増減と極値(基本)
第11回 関数の増減とグラフ(2) 関数の増減と極値(発展)
第12回 関数の増減とグラフ(3) グラフの概形
第13回 関数の増減とグラフ(4) グラフの凹凸・変曲点
第14回 積分(1) 不定積分
第15回 積分(2) 定積分
授業外学習の課題 授業内容や練習問題に対する復習はいうまでもない。特に計算を主体とする練習問題は身に付くまで繰り返しやっておくとよい(目安:1時間程度)。
履修上の注意事項 [資料] 各回の資料(主に練習問題)をMoodleにて配布する。授業中に確認できるよう各回の授業までに準備しておくこと(例:印刷しておく,スマートフォン等で見られるようにしておく等)。
[課題]
・各回の授業において(全10回程度),理解度を確認するための課題プリントを終了10分前位に配布し,その場で提出させる。
・全体を通して2回程度,比較的難度の高い課題をMoodleにて配布し,2週間程度の期限のもとMoodleにて提出させる。
成績評価の方法・基準 課題40%,期末試験60%を目安に総合的に評価する。
テキスト 藤田岳彦他 『Primary 大学ノートよくわかる微分積分』 実教出版 1,000円+税 [ISBN 978-4-407-32511-9]
参考文献 寺田・坂田「基本例解テキスト 微分積分」 サイエンス社
寺田文行、中村哲男「微分積分の基礎」サイエンス社
及川正行・永井 敦・矢嶋 徹「工学基礎微分積分」サイエンス社
水田義弘「入門微分積分」サイエンス社
竹之内脩「経済・経営系 数学概説」新世社
主な関連科目 解析学Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・質問は授業中やその前後にて随時受け付け,必要に応じてメールにて対応する。
・課題等に対するフィードバックはMoodleにて対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部経済情報学科(F群) 2014~2016 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(F群) FEEI10603 2017~2023 1・2・3・4