授業コード | 41039000 | クラス | |
科目名 | 現代経済特講(社会経済学Ⅰ) | 単位数 | 2 |
担当者 | 松田 正彦 | 履修期 | 第3学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 経済学の基礎理論 The Theory of the Political Economy |
授業の概要 | 社会経済学は、市場と資本主義経済を基礎的な理論によって説明します。 社会経済学Ⅰでは、まず商品交換の形態と貨幣の発生過程を考察します。次いで貨幣の機能と資本形式を見ることによって、市場の構造を明らかにします。 その後、あらゆる社会に共通な経済原則を説明します。そして、そのような経済実体を市場経済が包摂することによって、資本主義経済が形成される点を論じます。その内容として、社会的な生産編成を資本主義システムが形成するプロセスを説明します。次いで、同部門内の生産条件の相違や賃金の決定要因について述べます。 |
学習の到達目標 | 市場と資本主義経済について、理論的な考察ができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 社会経済学の特徴と講義の概要 商品の2要因 |
第2回 | 商品の交換形態 | |
第3回 | 貨幣の発生 | |
第4回 | 貨幣の購買機能 | |
第5回 | 貨幣の流通手段機能と富の保存機能 | |
第6回 | 資本の商人資本的形式 | |
第7回 | 資本の産業資本的形式 | |
第8回 | 資本の金貸し資本的形式 中間テストとその解説 |
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第9回 | 社会の存続と経済原則 | |
第10回 | 労働・生産過程 | |
第11回 | 社会的生産編成 | |
第12回 | 資本主義における社会的生産の均衡編成 | |
第13回 | 資本の部門間移動 | |
第14回 | 同部門内の生産条件の相違と超過利潤 | |
第15回 | 賃金の決定要因 |
授業外学習の課題 | 受講生は、教員が配布したプリントを授業後に復習すること。 |
履修上の注意事項 | 1.受講にあたって前提となる知識は特にありません。 2.資本主義経済の仕組みに関心を持つ学生が受講されることを望みます。 3.中間テスト・期末テストは必ず受けてください。 4.最初の授業時間に、受講ルールを決めます。 |
成績評価の方法・基準 | 中間テスト(30%)、期末テスト(70%)で評価します。 |
テキスト | テキストは使用しない。 |
参考文献 | 山口重克『経済原論講義』(東京大学出版会) |
主な関連科目 | 経済学史Ⅰ・Ⅱ、経済史Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了時に質問・相談を受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
経済科学部現代経済学科(B群) | FECE20217 | 2019~2023 | 2・3・4 |