| 授業コード | 41026000 | クラス | |
| 科目名 | 地域経済論Ⅱ | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 齋藤 英智 | 履修期 | 前期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | 地域政策と地域活性化 |
| 授業の概要 | 経済がグローバル化する一方で、地域を取り巻く環境は日々変化し、東京（大都市）への人口集中や、少子化・高齢化、産業の空洞化、地方財政の逼迫など、地域は多くの課題を抱えています。とりわけ、地方や中山間地域などの農山漁村における課題は深刻であり、地方創生が叫ばれるなか、課題解決へ向けたさまざまな取り組みが行われています。 この講義の前半では、日本の国土形成や地域開発のあゆみを概観し、地方分権や市町村合併の流れを学びながら、今日の地域課題に沿った地域政策、地方創生のあり方について考えます。 講義の後半では、都市の課題のほか、地方や農山漁村（中山間地域）における課題への取り組み事例を紹介しながら、地方創生や地域活性化の方策について考えます。 |
| 学習の到達目標 | ・地域に関する今日的課題を多面的に捉えられるようになる。 ・地方創生や地域活性化のための諸方策について自らの考えをまとめられるようになる。 |
| 授業計画 | 第１回 | ガイダンス（授業の進め方、注意事項） 地域の抱える諸問題 |
| 第２回 | 地域経済学とは | |
| 第３回 | 地域の人口動態 | |
| 第４回 | 地域の産業構造 | |
| 第５回 | 国土形成と地域開発 | |
| 第６回 | 地方財政とふるさと納税 | |
| 第７回 | 地方分権と市町村合併 | |
| 第８回 | 地域政策と地方創生 | |
| 第９回 | 都市と農山漁村（中山間地域） | |
| 第１０回 | 都市の課題と取り組み | |
| 第１１回 | 農山漁村（中山間地域）の課題と取り組み | |
| 第１２回 | 地域資源と地域ブランド | |
| 第１３回 | 地域と観光振興 | |
| 第１４回 | まちづくりと地域活性化 | |
| 第１５回 | 地域の持続的発展 全体のまとめ |
| 授業外学習の課題 | ・授業においては、地域に関するデータや事例をできるだけ多く紹介したいと思います。興味を持った内容などは復習の意味も含めて、授業後に各自で再確認するようにしてください（目安時間：毎日1時間）。 ・最終試験においては、関心のある地域の特性や課題、取り組み事例について事前に調べてくることも必要となります。授業を通して常時地域に関心を持ち、資料やデータの収集を行ってください（目安時間：4時間）。 |
| 履修上の注意事項 | ・授業は全て対面で実施します。ただし、資料提供やリアクションペーパーの提出等においてはMoodleを利用することがあります。 ・授業は、主にPPTスライドの表示により進めますが、配布資料（空欄）への記入や自筆のノートを取ることが大切です。 ※授業の録画、スライドや板書の撮影は禁止します。 ・授業の理解を深めるためにも「地域経済論Ⅰ」を受講している（受講済みである）ことが望まれます。 ・授業全体を通して、受講態度やリアクションペーパーの内容も重視します。 ※受講状況（欠席、遅刻、早退）やリアクションペーパーへの記入内容などにより減点する場合があります。 ・授業は集中講義の形で、1日4時限を4日間行い、4日目の第16回に最終試験を実施します。 ※集中講義であるため、（1日分の）欠席は授業の理解や成績評価上、大きな影響を及ぼします。期間中の4日間、全ての授業に出席することが重要です。 |
| 成績評価の方法・基準 | ・受講状況・リアクションペーパー（感想・質問等）：45％、最終試験：55％によって総合的に評価します。 ※最終試験の受験は単位認定上の必須条件とします。 |
| テキスト | ・テキストは使用しません。 ※授業内容をまとめたレジュメ（資料）を配布します。 |
| 参考文献 | ・吉村弘『最適都市規模と市町村合併』東洋経済新報社、1999年。 ・吉村弘・戸田常一・齋藤實男編著『グリーン共創序説』同文舘、2002年。 ・戸田常一『地域政策の道標』ぎょうせい、2002年。 ・澤喜司郎・齋藤英智『交通論おもしろゼミナール8 遊園地の乗り物と遊びの文化』成山堂書店、2012年。 ・新谷尚紀監修・広島県北広島町編集『壬生の花田植－歴史・民俗・未来－』吉川弘文館、2014年。 ※その他、授業中に適宜紹介します。 |
| 主な関連科目 | 地域経済論Ⅰ |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談等は、(1)授業前後に直接口頭で行うか、(2)授業後に提出するリアクションペーパーに記入するか、(3)alphaメール（hsaito@)で行ってください。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
| 商学部商学科（Ｃ群） | － | 2016～2016 | 3･4 |
| 商学部商学科（Ｃ２群） | FCBS33205 | 2018～2023 | 3･4 |
| 経済科学部現代経済学科（Ｃ群） | － | 2014～2016 | 3・4 |
| 経済科学部現代経済学科（Ｃ群） | FECE30310 | 2017～2023 | 3・4 |
| 経済科学部経済情報学科（Ｈ群） | FEEI30824 | 2017～2023 | 3・4 |
| 法学部国際政治学科（Ｆ群） | － | 2014～2016 | 3･4 |
| 法学部国際政治学科（Ｆ群） | FLIP30608 | 2017～2017 | 3･4 |