授業コード | 30101303 | クラス | 03 |
科目名 | 平和学・地域研究演習BⅡ | 単位数 | 2 |
担当者 | 王 偉彬 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 文明の比較研究Ⅱ |
授業の概要 | 文明とは何か?史上、多くの文明が存在したが、滅んだり、連続性が断ち切られたりするものが多い。 近世以降、諸文明の中に力強く生存し、世界に大きな影響を与えたのは西洋(近代)文明である。 しかし、近年、アメリカやEUは経済の不況や金融危機に陥ったりしたことにより、欧米が没落し、資本主義を経済システムとして世界を席巻した西洋文明がもう終焉になるのではないかという議論が浮上した。 一方、かつて輝かしい文明を築いた中国は、近代以後に衰退した。20世紀末期から経済の成長により、再び「中国の台頭」が見られた。「21世紀は中国の世紀」ともいわれるが、はたして中国文明の再起が可能であろうか。 また、冷戦終結後、西洋文明とイスラム文明の衝突が起き、文明間の衝突が避けられないだろうか。 さらに、日本は独自の文明なのか。日本文明があるとすれば、どのような特徴があるか。 演習では、文明に関する知識を学び、また履修者が自ら関心のある文明(または異文化)問題を研究課題として設定し、比較研究を行う。 |
学習の到達目標 | レジュメの作成や発表・コメントの方法を習得すること。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション |
第2回 | 文明の基礎知識(1) 文明と文化 | |
第3回 | 文明の基礎知識(2) 多文明と文化の多様性 | |
第4回 | 文明の基礎知識(3) 中国の文明と文化 | |
第5回 | 文明の基礎知識(4) 西洋の文明と文化 | |
第6回 | 文明の基礎知識(5) 日本の文明と文化 | |
第7回 | 研究課題の設定(1) 感心のある問題は何か | |
第8回 | 研究課題の設定(2) テーマをどうしぼるか | |
第9回 | 研究課題の設定(3) 資料をどう見つけるか | |
第10回 | 研究課題の設定(4) 研究課題(テーマ)の報告 | |
第11回 | プレゼンテーション 1 | |
第12回 | プレゼンテーション 2 | |
第13回 | プレゼンテーション 3 | |
第14回 | プレゼンテーション 4 | |
第15回 | まとめ プレゼンテーションの講評 (授業の進度や受講生の理解度によりシラバスを変更することがある) |
授業外学習の課題 | 毎回30分~1時間程度、参考図書を読んだり、必要な資料を調べたりして発表を準備すること。 |
履修上の注意事項 | 対面授業を行う(コロナの状況や特殊な事情により非対面授業に切り替えることがある)。 *欠席の場合は、メール(wangwb@shudo-u.ac.jp)で連絡してください。 |
成績評価の方法・基準 | 中間発表 30% 期末発表 30% 平常点(授業への取り組み等。なお欠席は減点) 40% |
テキスト | テキストは使用しない。 |
参考文献 | 適宜に紹介する。 |
主な関連科目 | 東洋史 東洋政治外交史 政治と社会(中国) 文明論研究(隔年開講) 卒業研究 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
①質問はメール(wangwb@shudo-u.ac.jp)で受け付けます。 ②相談する場合はメールで連絡してください。 ③学習状況についてのコメントやフィードバックは授業時間中またはメールなどで伝える。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部国際政治学科(B群) | - | 2014~2014 | 2・3・4 |
法学部国際政治学科(B群) | - | 2015~2016 | 3・4 |
法学部国際政治学科(B群) | FLIP30204 | 2017~2017 | 3・4 |