授業コード | 30095014 | クラス | 14 |
科目名 | ゼミナールⅡ(2023) | 単位数 | 2 |
担当者 | 山﨑 俊恵 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 近時の刑事法改正(2) |
授業の概要 | 近時、刑事法の重要な改正が相次いている。このゼミでは、前期Iで刑法の、後期IIで少年法の改正を取り上げて学習する。 2021年、少年法が改正され、18歳以上の者を「特定少年」として、刑罰が科される範囲が拡大され、また、一定の場合に実名報道が可能とされた。改正内容のほか、公職選挙法上の選挙権年齢や民法上の成年年齢の引下げの背景と「少年観」、実名報道の意義及び影響等も学習する。 |
学習の到達目標 | ・法の改正の背景、趣旨及び内容を理解した上で、問題点を抽出して解決策を考えられるようになること ・グループで研究及び報告をしてもらうので、グループメンバーとしっかりとコミュニケーションをとり、協力すること |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 少年非行の動向 | |
第3回 | 少年保護事件の手続 | |
第4回 | 保護処分 | |
第5回 | 少年の刑事事件(1)検察官送致決定・起訴 | |
第6回 | 少年の刑事事件(2)刑事裁判・刑の執行 | |
第7回 | 少年の再非行 | |
第8回 | 公職選挙法の改正 | |
第9回 | 民法の改正 | |
第10回 | 少年事件の報道(1) | |
第11回 | 少年事件の報道(2)最高裁判例 | |
第12回 | 法制審議会少年法・刑事法(少年年齢・犯罪者処遇関係)部会における議論 | |
第13回 | 少年法の改正 | |
第14回 | 今後の課題 | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | ・報告担当グループは、報告に向けて指定された資料を用いて学習してレジュメを作成する。 ・グループでの学習、議論及び見解の統一並びにレジュメの作成に、相当の授業外学習時間を要する。 |
履修上の注意事項 | 刑事訴訟法Ⅰ・Ⅱを履修しておくことが望ましい。 |
成績評価の方法・基準 | グループ報告(70%)、授業への参加度(議論への参加、発言内容等)(30%) |
テキスト | なし |
参考文献 | 各授業回のテーマごとに適宜指示する。 |
主な関連科目 | ゼミナールⅠ、刑事訴訟法Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
随時対応するが、できるだけ授業直後の時間に応じたい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(演習) | - | 2015~2019 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | FLLA30802 | 2020~2021 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | - | 2022~2023 | 3・4 |